阿修羅城の瞳?
朝の散歩の時にドアを開けるとコンクリートの上にポツリ、ポツリと雨粒が落ちてきた。本降りになりそうもないので、そのまま歩き始めて、学校の角を曲がったら、全く雨も気配もない。コースを一周して戻ると、地面に雨の跡がある。不思議だ。
午前中に家をでて新潟に戻る。途中、靄がかかったような八ヶ岳を見ながら北上する。長野県と新潟県の県境で強い雨が降り始めた。雨は断続的に強くなったり、弱くなったり、止んでみたりと、気ままな天気のようだ。途中、ダイソーで買ったCD「木遣りと名囃子」の中の屋台囃子をリピートで聴いていたが、非常に良い。小さい頃、神社の境内に住んでいたので、お祭りの時期になるとお囃子の練習が聞こえてきていたので、体が覚えていて、非常に心地よい。
上越に着いて、冷蔵庫の中が空なので、ジャスコで食料を買い出し。遊びやら出張で、食事を作らない日もあるので、無駄にならないようにしようと考えると、一人分の食料を買うのは難しい。ここ4日ほど、いつもと違う食事をしたのでお腹が驚いているのだろうか、どうもお腹の調子が悪い。
夕方、映画の前売り券を貰ったので「阿修羅城の瞳」を「J-MAX THEATEA」に見に行く。「阿修羅城の瞳」は4月16日封切りなのに、つくばのシネプレックスではもうやっていなかった。全席指定というので、心配して早めにいったが、場内に入ると、観客はたったの6人で拍子抜けした。そういえば、ロビーにも人はいなかったし、映画を見に来る人は少ないのだろうか。
「J-MAX THEATEA」は去年の六月にオープンしたようだけれど、大丈夫なのだろうか。つくばの「シネプレックス」は、土日になるとチケット売り場には、長い列ができて、ドリンク販売カウンターも人で一杯になっているけれど、売り場のおねえさん達は暇そうにしていた。
劇場内の椅子はゆったりとしていて座り心地は非常にいい。音響はドルビーだけれど、建物の防音が悪いのか静かな時に、隣の劇場の音が聞こえるような気がした。
宮沢リエと市川染五郎が主役で、鶴屋南北がでてくるから江戸時代なのだろう、鬼殺し(どこかのお酒みたい?)と鬼の戦い、阿修羅の誕生というのがテーマだけれど、それなりに適当に面白かったということにしておこう。宮沢リエが娘役というのは、もう相当無理がある。痩せていてなんだか可哀相になる。立ち回りもあったけれど、気の毒な感じ。「たそがれ清兵衛」で非常に雰囲気のあるいい芝居をしていたのに、とっても可哀相。もっと十代か二十代前半の若手の女優を使えば良かったのに。
劇場をでると、厚い雲に穴が開いていた。明日は晴れるだろうか。
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