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2005/05/08

怪獣の名は・・・

朝一で洗濯をして、朝食にした。ちょっと別のことをしていたらパンが黒く焦げてしまった。ナイフでカリカリと削って焦げを落として食べることができた。ガスレンジのロースターでパンを焼くとカリッと焼けていいのだけれど、タイミングを間違うと焦げてしまうのが欠点だ。

朝から溜まった雑誌をドンドン読んでしまった。雑誌は溜めるとだんだん読まずに積ん読になってしまうのだけは避けなければならない。途中まで読んでいた黒川伊保子さんの「怪獣の名はなぜガギグゲゴなのか」(新潮新書)の残りを読み終わった。

ことばを発する時の口腔内で起こる物理効果が、脳に潜在的なイメージ(サブリミナル・インプレッション)を作り出すが、これは人種、言語を越えて共通のイメージになるという仮説をもとに、ことばのもつイメージについて論考している。ことばの感性を物理的に解釈しているといってもいいかもしれない。

「満ち足りた女のM」とか「男達を興奮させる濁音」といった、興味深い内容となっている。これまで商品のネーミングなどに使われることばの経験則を明快に説明している。今売れているブランドは、このサブリミナル・インプレッションの最適な組み合わせになっているということだ。

この本に書かれている手法を応用すると、ヒット商品のネーミングや、人に好かれる子供になる命名法、頭が良さそうに見える言葉遣いなどいろいろな場面で使うことができそうだ。

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