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2005/05/27

出生率最低記録更新

今日は朝から、疲れる一日だった。理を尽くしてもだめな相手に話をするくらい消耗することはない。明日の地方版の各紙の朝刊にまた名前が出るのかと思うと気が重い。

厚生労働省が毎年発表している人口動態統計で、合計特殊出生率(一人の女性が生涯に産む子どもの数)が過去最低の1.28となり、四年連続の最低記録更新するらしい。それでもイタリアより高い率となっている。

ベビーブーマーのきたきつねの生まれた年の合計特殊出生率は4.32だから、三分の一以下になってしまったということになる。人口を維持するには2.0以上必要ということだから、確実に人口減少が起こっているということになる。

企業にとっては、消費者が減るということで、人口減少社会を止めなければという。けれど、日本の国土の資源だけで持続的に暮らせる人口は3,000〜4,000万人くらいだ。地球環境変化が深刻になれば、世界各国が自国の資源だけで生きていくことを選択しなければならない時が来るのではないかと思う。そのためには、徐々に人口を減少させて、定常状態にすることを考えておかなければならないだろう。

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