ホ、ホ、蛍こい
日曜出勤になってしまったので、夕方から仲間を誘って温泉にいってみた。海岸にあるJR北陸線谷浜駅から10kmほど山の中に入った桑取というところにある「くわどり湯ったり村」というところで、自然の中に立派な温泉がぽつんとあった。
着いたのが六時過ぎだったけれど、野鳥の声が沢山聞こえていた。久しぶりにヤブサメが近くで鳴いてくれた。温泉は単純泉のようだ。駐車場は半分くらい埋まっていたけれど、浴場は数人しかひとがいなかったので、貸し切り状態だった。中でのぼせそうになったら露天風呂で頭を冷やしてという感じで、ゆったりと過ごすことが出来た。500円で出入り自由で、風呂に入って、山の中を散策して、また風呂に入って、昼寝してと一日過ごせるというのだからなかなかいいと思う。
温泉の人に「このあたりで蛍はみれないの」と聞いたら、「この辺は毎年見ることが出来るけれど、今年はまだ見ていない」ということだった。蛍帰りに金谷山で蛍が見られるという話を聞いていたので、寄ってみることにした。
金谷山のスキー場はレルヒ少佐が日本で初めてスキーを教えたところということで、スキー発祥記念館がある。駐車場に車を止めて、谷におりてゆくと一団がにぎやかにバーベキューをしている。それを無視して先に進むと、ほのかに黄緑色に光を明滅している蛍がいた。それほど多くはないけれど、非常に美しい。ちょっと遠かったけれど、デジカメで撮ってみたが、なんとか一齣だけ写っていた。
一眼レフだとバルブが使えるので、蛍の光が線になって写るのだろうけれど、手持ちのコンパクトでは偶然光ったところしか撮影できないというのが残念だった。
ちょっと足を延ばすと、蛍を沢山見ることの出来るところがあるらしいので、今週中に行ってみようと思う。
上越市内とその周辺には、1000円以下で入ることの出来る公共の温泉が沢山あるようなので、月一くらいのペースで回ってみるのもいいかもしれない。ついでに色々なところも見ることが出来るだろう。
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