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2005/06/25

「組み換え」と「組換え」

今日は上越教育大学であった食の安全・安心と遺伝子組み換え作物についての勉強会に行ってきた。ちょっと人数が少なかったけれど、内容は面白かった。

終わった時にパネラーで来ていたコープこうべの理事さんと少し話ができて、参加者が少ないことについて「こんなものですよ、消費者は遺伝子組み換え食品について漠然とした不安を持っているけれど、わざわざ出かけてきて話を聞くほどに感じていないのよ」ということだった。なるほどなと感心してしまった。

表示は無いけれど、食用油や醤油などには組み換え体が沢山使われているけれど、皆、さほど気にしていない。それが国内で栽培することになると神経質になる。やはり、情報の提供が少なすぎる気がする。

それと、グーグルで「遺伝子組み換え」と検索すると、遺伝子組み換え反対の人たちのホームページしか出てこない。農林水産省のサイトに行ってみると「遺伝子組換え」と「み」がない言葉を使っている。政府や学会などの情報は「遺伝子組換え」として検索しなければ分からなくなっている。

パソコンのIMで「いでんしくみかえ」と入力すると「遺伝子組み換え」しかでてこないから、遺伝子組み換えに関する情報は、非常に偏った内容しか分からないというのは困ったものだ。

それにしても「組換え」というお役所用語を使っていて、広報に努めているというのは問題があるだろう。

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