今日は能登路
今日は能登半島の富山県の県境にある石川県の宝達志水町の所司原といところに行ってきた。川からカジカガエルの鈴を鳴らすような声が聞こえる山間の地域で、山間に水田が広がっている。このあたりの水田も天水田で雨頼みだったらしい。溜池を作って給水しているけれど、このところ天気が続いているので水が心配のようだ。
このあたりの伝統食で「クサギ」という木の新葉を茹でて干したものを使って、大豆と合わせた佃煮を試食したが、何となく海藻の佃煮のようでおいしかった。クサギの葉そのものは、もむと確かに臭い。人によっては悪臭と感じるだろう。茹でて干したものは何年でも保存できるということで、冬の野菜代わりにしたのだろう。
大伴家持が通った道というのがあって、その近くに熊に注意の看板が立っていた。今年は、去年の大雨の影響か熊が人里に現れているということで、各地で事故が起こっているようだ。きたきつねはツキノワグマとは二度ほどしか会ったことがないけれど、離れていたので向こうが気が付いて逃げていった。でも、出会い頭だと熊もパニックになって襲って来たかもしれない。
この町には有名な「おみつ地蔵」というのがあって、不思議なことが起こるらしい。
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