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2005/08/14

フォッサマグナを見る

050814今朝、ミンミンゼミが鳴き始めた。でも数が少ない。やはりこの辺りは木が少なすぎるので、蝉の種類も少ないのだろう。このところ毎日、新潟県各地に大雨洪水警報や注意報がでているけれど、この辺りはそれほど強い雨になっていない。

ラジオ聞いていると、お盆のUターンの渋滞が始まっているようだ。20kmくらいの渋滞の先頭はどうなっているのか、一度見てみたいものだけれど、先頭に行ってみると、普通に流れているのだろう。

やはり疲れが取れていないようで、午前中は横になって本を読んでいた。昼食は今日もザルうどん。糸魚川の「フォッサマグナミュージアム」に行くことにする。国道8号線沿いの海水浴場は混んでいるようだった。駐車している車のナンバーを見ると、松本、長野、群馬などが目立つ。

順調に走って「フォッサマグナミュージアム」に到着。入り口で化石と鉱物の販売をしていて賑やかだった。館内の展示は、翡翠を中心とした鉱物と化石の博物館という感じで、フォッサマグナが前面に出ている感じではない。

特別展として、「エドムント・ナウマン展」が開催中で、ちょうど学芸員による展示物の解説があったのでラッキーだった。ナウマンといえば、ナウマン象とフォッサマグナで有名だけれど、二〇歳でミュンヘン大学でph.Dを取って来日して、二十一歳で東大教授として十年間日本に滞在した。その間、地質調査所所長にもなっている。

若いけれど、非常に優秀な地質学者で、国内を踏査して地質図を作る過程でフォッサマグナを見つけている。それにしても学生とほとんど同じ年齢だったのだろう。

050814_2「フォッサマグナミュージアム」をでたところに、長者ヶ原遺跡という縄文時代の遺跡があるというので、いってみた。遺跡全体の数パーセントしか発掘調査が進んでいないが、大規模な集落遺跡だったようだ。

翡翠の玉や蛇紋岩の石器を加工していた集落だったのではないだろうか。日本列島の中部から北部から出土する翡翠は、この遺跡産のようだ。考古館を見たけれど、埋蔵文化財センターの付属の展示室で、まだまだ発掘が進むともっと面白いものが出てくるのではないだろうか。

050814_3ミュージアムで、糸魚川−静岡構造線の露頭があるというので、いってみた。国道148号を松本の方向に進むと、フォッサマグナパークという看板があって、駐車場があった。

セミ時雨の中を上っていくと展望台のようなところがあって、石積の間の白い線が糸魚川−静岡構造線だった。ここでユーラシアと北アメリカの二つのプレートがぶつかりあっている。石積の下に土が露出していて、確かに岩石の色が違うのが判る。汗だくになって来た甲斐があった。ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシなど沢山のセミがいた。

国道148号からはずれて糸魚川−静岡構造線に沿った旧道を進む千国街道は、塩の道の北ルートで、塩の道資料館があるようだけれど、遅くなったので帰ることにした。

松本平の塩尻というところは、日本海からと太平洋からの二つの「塩の道」の終点になる。


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