« 土浦の花火 | トップページ | ここにも秋が »

2005/10/02

つくばからTXを初体験

051002_1今日は、南風が吹き込んで十月としては七年ぶりに30度を越す真夏日になって、非常に暑い日だった。

かみさんとつくばエクスプレスTXを初体験することにした。始発だったので、座ることができたけれど、守谷で随分沢山人が乗ってきた。スピードの割には揺れが小さい。フェンスが高いので、景色が余りよく見えないけれど、沿線の宅地造成が始まっている。使い捨ての住宅のために、雑木林や畑がどんどん潰されていくのは悲しい。雑木林を上手く遺しながら造成工事をすれば緑豊かな宅地になると思うけれど、工事の効率を優先するので、一度全て更地にすして、木を植えるという不思議なことをするものだ。

TXを浅草で降りて、表に出ると、浅草6区のエリアだった。TXの駅ができてから人の流れができて賑やかになったようだ。

051002_2浅草寺をお参りした。お賽銭は、「十分ご縁がありますように」ということで、十五円。おみくじを引いたが、きたきつねは「三十四番 吉」だった。かみさんは「百番 凶」だった。

浅草寺のおみくじは、「凶」の出る確率が三割くらいになっているということを聞いたことがある。「凶」を引いた人は、自省し、心を引き締めて暮らすようにということらしい。最低だから、これ以上は悪いことは起こらず、良い方に向かうという解釈もある。「凶」のおみくじは、お寺や神社に置いて帰ることで、厄を祓う。他のおみくじは持ち帰ることになる。

そういえば、大昔、結婚する年に、浅草寺と鎌倉の鶴岡八幡宮で引いたおみくじがどちらも「凶」だったけれど、特に何も起こらなかった。

浅草の仲見世を冷やかして、焼きたてのせんべいを歩きながら食べ、人形焼きや雷おこしを試食しながら雷門を抜けて東京メトロ浅草駅から上野にでた。

上野では東京都美術館にいって、今日最終日の「古代エジプト展」を見た。ルーブル美術館のエジプトコレクションの日本初公開ということで期待していたが、先日の開催の大英博物館展の方が収蔵物のレベルが高いようなきがする。それにしてもものすごい略奪をしたものだ。

東京都美術館で企画展を見ていつも思うのだけれど、展示室の構造が悪いために、人の流れが悪く、非常に見難い。これが、東京国立博物館の平成館で展示すると全く違った感じになるだろう。最終日ということで、入場制限されていて、人の頭の間から見るのは非常に疲れた。

ついでに、国立科学博物館で昨日から始まった企画展「カラスと人間」を見てきた。東京ではハシブトガラスが色々なトラブルを起こしていて、捕獲などの対策が始まっている。国立科学博物館が1995年から2003年まで調査した結果と、他の研究結果を分かり易く展示していた。カラスが非常に頭が良いことがわかって面白かった。上越教育大学にもカラスを研究しているひとがいるようだ。

上越新幹線とほくほく線を乗り継いで上越に帰ってきた。国境(くにざかい)のトンネルを越えると、雨だった。かなり強い雨で、車窓に雨の筋が沢山流れていく。でも高田駅に着いたときには小降りになっていて、よかった。中越、下越では大雨洪水警報がでていたらしい。

|

« 土浦の花火 | トップページ | ここにも秋が »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: つくばからTXを初体験:

« 土浦の花火 | トップページ | ここにも秋が »