蝉しぐれ
雨模様で、交通量の多い道路のアスファルトが変形していて、雨に濡れると不思議な感じになっている。久しぶりに徹夜で十二時間も麻雀をしてしまった。年と共に疲れが取れなくなっている。昔は二十六時間連続で麻雀をしたことがあるが、実に暇だったのだと思う。
今日は、「蝉しぐれ」を見てきた。期待したほどではないけれど、藤沢周平さんの描く江戸の侍達の生活と悲哀が上手く表現されていたと思う。同じ藤沢周平原作だからだろうか、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」と非常に雰囲気が似ている。それにしても、ふかわりょうと今田耕治なのかよくわからない。
子供時代の文四郎とふくがとても良かった。セットはよくできていて、暮らしの雰囲気が良い感じだ。木村佳乃はいいね〜え。それにしても鎖帷子も着ないで闘いに臨むのだろうか、刀傷を負っていて、あんなに元気でいられるのだろうかなどと下らないことを考えるのはやめられない。
映画は、短い時間に色々な要素を圧縮してしれなければいけないので、原作と違ってくるので、きたきつねは全く違う作品として見た方がいいと思っている。原作と全く同じに、破綻無く作るとすると上映時間が何時間になるかわからない。
それにしても、色々な雑誌に荒筋がでているけれど、これが各紙まちまちで読んでいて「?」と思うものもあったりして面白い。
毎週月曜日の深夜24時過ぎにNHKラジオで「蝉しぐれ」を朗読しているので、聞いているけれど、耳で聞いて想像する世界も面白い。
夕ご飯は、水餃子を作った。やはり人数が多い方が材料が多いので、扱いやすい。皮は少し厚めの方がいいと思う。市販の餃子の皮のように薄いと、水餃子ではつるりと食べてしまい、食べた感じがしない。水餃子も、麺の一種だから、歯触りも必要だろう。
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