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2005/10/08

雨の日は

051008_1カモでも見に行こうかと思ったけれど、寒冷前線が通過して朝から比較的強い雨になった。使っていない部屋を見るとホコリが溜まっていたので掃除をして、片づけものをした。

それでも時間がたっぷりある。仕方がないので、八月にオープンになった、板倉区の「ゑしんの里記念館」に行ってみた。親鸞聖人の妻だった恵信尼の資料などを展示している施設ということだけれど、異様に立派なな施設だった。展示室はあるけれど、レプリカとコピーばかりだった。

二年前に東京国立博物館であった「西本願寺展」で、関連資料はみているのだけれど、恵信尼についてはよく知らなかったので、面白かった。でも、七十歳を過ぎてから、京都の親鸞の下を離れて越後で過ごしたというのはよく判らない。それも、子供を二人だけ京都に残して、他の子供達は連れてきている。越後には恵信尼が親から貰った所領があったとしても、そこで晩年を送る必然性が判らない。

親鸞聖人の女性問題で別居したのではないだろうか。親鸞が仏に仕える僧としてのルールを破って、結婚し、子供を作ったことで、教団の世襲のシステムができてしまったといえるだろう。世襲のシステムを維持するために、権力と結びついてしまった。念仏するだけでいいということで、他の宗派のような修行がいらないのも、世襲のシステムが維持しやすかったのかも知れない。どんどん妄想が広がってくる。

051008_2午後は、高田図書館に行ったついでに、併設の「小川未明文学館」に寄ってみた。この文学館は十月一日にオープンしたばかりで、特別展示をしていた。童話はあまり読んだことがないけれど「赤い蝋燭と人魚」だけは読んだことがある。高田は、越後の要だっただけに、教育レベルが高かったので優秀な人材が育ったということだろうか。

図書館は、書架が低く圧迫感がなくて良い感じだった。早速、貸し出しの登録をして、三冊借りてきた。10冊まで二週間借りることができるということだ。

051008_3上越市総合博物館で、高田藩主だった榊原家の資料を展示する特別展「榊原家のれきし絵巻」が開催中なので行ってみた。江戸初期までは「徳川四天王」といわれた榊原家が、館林、姫路、村上、姫路と所領を変わり、最後に同じ石高でも格落ちの高田に移封になったのが、馬鹿殿様のせいだったことが判って面白い。この馬鹿殿は、吉原の三浦屋の高尾太夫を身請けしてしまったというのだから大馬鹿だ。跡継ぎがいないので、親戚筋から探してきたけれど、外れだったということらしい。それにしてもこれだけのボリュームの展示は、たぶんもう見ることができないかも知れない。

入場券の半券に、隣の小林古径記念美術館の入場券が付いていたので、いってみた。入り口を入って受付を済ますと、屋外に出て東京にあった建物を移築した住居とアトリエを巡るスタイルになっている。

アトリエには、実物大に複製した絵が展示してあるが、これがなかなかすばらしい。複製技術もここまでくるとすごいと思う。

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