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2005/11/12

風力発電ということ

つくば市の小中学校に設置した小型風力発電装置が、7月から4ヶ月間の発電量が予定を大幅に下回ってしまったというニュースがでていた。小型風力発電装置の出力は、10kWというもので、現在の設置台数は23基だから、230kWの出力得られると考えたようだ。

風力発電は、風まかせなのだから、予定通りの出力が得られる考えるのは大きな間違いだ。それに、大体、一番風速の小さい時期に当たる夏の発電に期待するのは間違いだと思う。

もっとひどいと思うのは、設置する前に風況の調査をしないで、NEDOが作った予測地図で推定したらしい。風は地形の影響を受けるので、予定地点の風の状態を少なくとも1年くらいは調査するのが常識だと思う。

つくば市の風車はダリウス・サボニウス型という複合型の風車で、低風速で動き始めるというのが特徴になっているけれど、回転数が上がらないので、発電機を回すにはギア等で増速する必要がある。そのため、あまり低風速では動かないかも知れない。

日本の風は、季節的な変動が多く、さらに時間的な変動、特にガストという風速が短時間に不規則に変化する現象が強いので、平均風速はあっても発電に向かないことが多い。実際、国内の既存の発電施設では、多くの場合稼働率は低い。きたきつねは、足利工業大の牛山先生には悪いけれど、風力発電はどこでも簡単にできるとは思わない。


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