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2006/01/03

吹雪の街へ

060103今朝起きて外を見ると一面霜が降りて真っ白だった。昨日小雨で、空気中に水蒸気がたっぷりあって、夜が晴れて放射冷却で、霜が綺麗に降りたのだろう。木の葉や石などについた霜を良く見るととげのように氷の結晶が発達している。朝日を浴びた霜が光って美しいが、直ぐに融けてしまう。

北陸方面の空模様があやしいので、早めに替えることにした。上野駅の新幹線ホームからのエスカレーターは東北、北陸方面から帰ってきた人であふれていた。下りの新幹線は、混んでいたけれど、なんとか座ることができた。

川端康成の「雪国」ではないけれど、関越の国境(くにざかい)のトンネルをぬけると、銀世界になる。おばあさんと孫が近くの席にのっていたけれど、大宮を過ぎたあたりから孫がおばあさんに「雪景色はまだ」と何度もきいていて、一瞬にして真っ白になったのを見て喜んでいた。

越後湯沢からほくほく線で直江津に向かったが、吹雪で列車は一部徐行していた。直江津に到着して信越線に乗ろうとしたが、列車がなかなかこない。妙高から長野側の除雪にとまどっていて、新井で折り返し運転するという放送があったが、その後の放送は要領を得ないものばかりだった。

20分くらい遅れて列車が到着して、乗り込んだが一向に発車する気配がないし、車内放送もない。誰かが車掌に聞きに行ったが、要領を得ないようで、大分経ってから、発車の予定がたたないという。それだったら早くいってくれれば、タクシーで帰ったのに。

改札に行くと、駅員が色々な人につかまって質問ぜめにあっている。的確に放送をすればいいのに、リストラで人減らしをして駅員が少ないので、ちょっと問題が起こると対応できないようだ。

吹雪の中をいえに戻って、着替えて駐車場の除雪に行ったが、休みの間に10cmほどしか降っていなかったようで、それほど時間がかからずに終わらせることができた。冷蔵庫が空なので食料を仕入れにスーパーに向かったが、風が強くて車が流されるようで怖かった。

夕方から上越線で列車が雪に乗り上げ立ち往生して、乗客が6時間以上も列車に閉じこめられたらしい。早い列車に乗って正解だった。やはり、閉じこめられた乗客にJRからの情報提供がほとんどなかったらしい。

外はものすごい風で、さらに大雪警報がでている。


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