江戸の性談
つくばは今日も寒い。日陰にはまだ雪が残っていて、氷もあるので注意しなければならない。
先月の新刊の氏家幹人「江戸の性談 男たちの秘密」(講談社文庫)を読み終わった。
つい書名にひかれて買ってしまったが、書名と違い、結構真面目な江戸の風俗解説だった。昔は、医療や栄養状態が悪かったので、平均寿命が短く、生きることに一生懸命だったことがよくわかる。
武家社会の男色の話は面白かった。色々な資料が残っているから、このような本が書ける。
昨日から話題になっている東京都東大和市の「一夫十妻」の男が逮捕されたけれど、非常に不思議な話だ。昔、千石イエス事件というのがあったけれど、似ているようだけれど、宗教がらみでも無い。
警察官が捜査中に女性に卑猥な言葉をくり返したといって戒告処分になったり、拳銃を突き付けて自白を迫って逮捕されたりと、おかしな事件も多い。50代で痴漢したりという事件も多い。
新聞を見ていても50代の事件が多いような気がする。50代の人口が多いからという話もあるけれど、何か不安定になる年齢なのでは無いだろうか。
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