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2006/02/28

オリバー・ツイスト

天気が比較的良かったので、昨日の夜までに降った雪はあっという間に消えてしまった。久しぶりに、除湿器なしで洗濯物が良く乾いた。腰の調子は、随分回復した。

朝から夕方まで打ち合わせが続き、メールをようやく処理するような状態だった。夕方一息ついて、明日からの出張の準備。毎週半分しかいない状態が続いている。

冷凍しておいたクリームシチューをレンジで解凍して、鍋で温めて夕ご飯にした。電子レンジでの加熱は、冷めやすい気がするのだけれど、気のせいだろうか。

今日はシネマコンプレックスのJ−MAXがメンズデーで1000円なので、見たいと思っていた「オリバー・ツイスト」を見に行く。チンパンジーのオリバー君がツイストを踊るのかと思ったら違っていた(大笑)。予告編のイメージで期待していったけれど、今ひとつだった。映像は綺麗。

悪人のビルのドゴ・アルゼンティーノ種の白い飼い犬が、非常に可愛かった。怖そうだけれど、ナンシーがビルに殴られると、心配して近づいていったり、殺されそうになった時に逃げ出したりととても良い。

それにしても、オリバー役に抜擢されたバーニー・クラークは、きたきつねの子供の頃にそつくりで、ヤー参った、参った(苦笑)。

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2006/02/27

がっかり

日の出前から雪になったようで、日中降り続いた。それでも気温が高くなってきているので、いくら積もっても直ぐに消えるはずなので、雪の降り始めの頃と比べると、なんとなく気分が楽だ。

夕食後、スーパー銭湯「七福の湯」に行ったが、臨時休業ということで、がっかりして帰ってきた。腰の調子は快方に向かっているので、ゆっくりと暖めたいと思ったけれど残念だった。

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2006/02/26

野菜たっぷりうどん

060226_3ご飯を炊こうと思ったら米がないことに気が付いた。冷凍庫には、こんな時のために「冷凍のさぬきうどん」がキープしてあるので、野菜たっぷりうどんにすることにした。

冷凍のさぬきうどんは、手軽にモチモチ、シコシコのうどんを食べることができていい。この冷凍うどんの、食感の正体はコーンスターチのようだ。アルファー化したデンプンで、だれない、延びないうどんになっている。ようするに、盛岡冷麺のあの噛み切れない硬い食感もアルファー化したデンプンによるものだろう。

熱々の野菜たっぷりうどんに、妙高市特産の「かんずり」をたっぷり入れて、ズルズルと食べる。旨い。めんつゆの具合もいい。

そうそう、主婦が料理をしている時に、包丁やまな板を拭かないひとが多いように感じる。調理人をみていると、台ふきで包丁やまな板をひんぱんに拭いているのが判るはずだ。包丁は、切れ味を保つことと、錆びないように汚れを拭き取り、水分を拭き取ることが大切だ。

まな板も、少なくとも料理が終わって、洗った後は濡れたままにしないように、水分を拭き取っておくとよい。そうすると早く乾燥して、雑菌の繁殖を抑えることができる。抗菌まな板だからといって、洗ったままにして黒ずんだり、黄色に変色しているのを見るととても気になる。

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スイス・チョコレート・ナイフ

060226_1日本列島は幾つもの低気圧に囲まれて天気が悪くなって、雨模様。それでも雪はどんどん融けている。昨日から10cm以上融けたようだ。高田駅周辺はもう雪が全くない感じになっている。周囲の山も、黒い部分が増えてきている。

そういえば、今日は2.26事件の起こった日になる。昭和11年の今日雪の中を、首相官邸等に青年将校に率いられた兵士が行進していったのだろう。

北海道から遅いバレンタインチョコレートが届いた。ビクトリノックスのスイスアーミーナイフのデザインの形と包み紙で、驚くほど良くできている。サイズもほぼ同じ。なんだかもったいなくて食べることができないくらい、うれしい!!

060226_2横にSwiss Chocolate Knifeと印刷してある。なんでもスイス、ベルンのチョコレートの老舗ギジとビクトリノックスのコラボで作られたらしい。アウトドア好きへの最高のプレゼントだろう。
 
きたきつねは二十五年以上前からスイスアーミーナイフの愛用者で、ミニナイフの「クラシック」はキーホールダーに付けて飛行機に乗るとき以外は肌身離さず持ち歩いている。アウトドアに出るときに持って歩くディパックには、ストッパーのついた「ラックザック」が入っている。車のダッシュボードには、「サファリ」を忍ばせている。

家族は全員「クラシック」を使っている。糸のほつれや値札を外すときに、あのミニ・ハサミが重宝しているようだ。

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2006/02/25

うっ痛い

060225昨日の雨が嘘のように、良い天気になった。庭の紅梅の枝に蕾が沢山着いていたが、一つ二つと咲き始めた。ここにも春が顔を出している。

昨日の夜の集まりで、椅子と机のバランスが悪かったので、腰を痛めてしまった。久し振りに動くと痛みが走るようになった。今日は一日コルセットをしていた。

ラジオ体操の効果で何時もは、コルセットなしでも生活ができるようになっていて、座りごごちが悪い新幹線に乗る時だけコルセットをすることにしている。それでなんとかなっていたのに残念だ。このまま様子をみることになりそうだ。

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2006/02/24

秘伝のソース

三寒四温とはよくいったもので、昨日までの暖かさが嘘のように寒くなった。

ファミレスの前を通った時に、垂れ幕に「秘伝のソース」というコピーが書いてあった。チェーンのファミレスがどこから秘伝を受けたのか聞いてみたい気がした。そういえば「秘伝のスープ」のラーメンチェーン、「秘伝ンたれ」の丼チェーンなど、「秘伝」の大安売りになっている。

秘伝と言うのは「秘密にして、特別の人にだけ伝授すること」、「特に秘して特定の人以外には教えないこと」とあって、特に先祖伝来という意味はないから、単に特別という意味で使ってもかまわないということだろう。

「秘伝」を検索してみると、武道・武術の専門誌「秘伝」というのや、「秘伝のカレー・レシピ」とか大量にある。秘伝と言うのは意外と安っぽいということだろう。

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2006/02/22

春近し

060222_1朝、ネットで確認すると信越線は除雪のため新井で折り返し運転で、長野までは行けない。仕方がないので、ほくほく線で越後湯沢にでることにした。特急はくたかは、踏み切りの直前横断で遅れて直江津を出発したが、石打−越後湯沢の間は、落雪の危険があるということで徐行運転だった。確かに、防雪柵には雪がたっぷりと積もっていた。

8分遅れだったけれど、予定の新幹線ときに乗り継げたが、自由席は満員だったので、後発のMAXたにがわで東京に向った。車内は高崎まで空席が沢山あって、快適だった。

060222_2上越国境を越えると、もう春の雰囲気で、麦畑の緑が濃くなっている。上野に着くと、気温が随分あがっていた。天気予報では15度くらいになると言っていたけれど、ちょっと歩くと汗がでてくる。コートなしで歩いている人が多い。また寒い日が来るかも知れないが、どんどん春が近づいてくる。

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2006/02/21

氷の粒

060221今日も南よりの風が吹き気温がどんどん上がって、夕方4時頃に最高気温10.5度になった。明日も暖かいようだ。

雪が昨日よりも融けて、道が広くなってきた。この時期の雪は、手に取ってみると融けて再結晶して、氷の粒になっている。積もった雪は、氷の粒が集まっているので、光を乱反射するので白く見えているのだ。塩も良く見ると小さな結晶で、一粒だと透明だけれど、集まると白く見えるだけだ。

日の入りが5時33分と随分遅くなった。いつもよりも早めの5時半に外に出たが、随分と明るいのにびっくりした。毎日、外を見ているはずなのに、意識していないと何も見えないということだ。

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2006/02/20

抜萃のつづり

今年も「抜萃のつづり」が届いた。この小冊子は、書名の通り新聞や雑誌に掲載された色々なコラムを抜萃(ばっすい)して印刷したもだ。もちろん著作権はクリアーしている。

修養、自然と文化、宗教など33編が載っていて、内容は読んでいて心にひびくもののばかりだ。毎年楽しみにしている。

金庫のメーカーの熊平製作所が、この小冊子を昭和6年から無料で配布し続けている。この会社の創業者が、社会への感謝、報恩の気持ちから発刊、無料配布を始めたという。戦争中、戦後の混乱期を除いて、65号が発刊されている。今年は45万部というからすごい。

メセナ活動の一環だと思うが、長期間継続するというのは簡単なようで難しいので、なかなかできるものではない。

たぶん学校や公共図書館に置いてあると思う。熊平製作所の全国の支店、営業所でも配布しているようだ。

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クリームシチュー

060220朝から病院にいって先日のMRIの結果を聞いてきた。真っ白ではないけれど、白の結果でほっとした。保証期間が過ぎてしまっているので、何が起きてもおかしくない。

夕方から雨模様になった。さして忙しい仕事もなかったので、資料の整理。

今週は水曜日から出張なので、冷蔵庫の中を空にするつもりで、ありものでクリームシチューを作ることにした。エリンギ、大根、人参、もやし、タマネギ、ジャガイモ、豚肉、ロースハムを細かく切って、バターで炒めて、水を入れて、煮込んで、シチューの素を入れてできあがり。タマネギを飴色になるまで炒めると、ひと味良くなる。自分で作るとなんでも旨い。

シチューの素はハウスの「シチューミックス クリーム」で、これがいいのは顆粒になっていて、量の調節が簡単にできて、便利だ。単身者の料理には、量の調節が簡単な方がいいと思う。

今回は2人前にして、半分をフリージングパックに入れて、冷凍することにした。一人で、量を多く作ると、どうしても食べ過ぎになるので、注意が必要だ。

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2006/02/19

傘を直す

060219_3大分前に風が強い日に折りたたみ傘の骨が折れてしまって、直そうと思っていたがそのままになっていた。というよりも修理用のパーツが見つからなかったということもある。

今日、紙ヤスリを買いにホームセンターに寄った時に、無いだろうと思いながら、お店のひとに「傘の骨の修理部品がありますか」と聞くと、「そこです」と目の前の壁を指さした。探していたものがあった。色々な種類があるけれど、折りたたみ傘用ではなく、普通の長い傘用のパーツだった。それでも、使えるので一番汎用のものを買ってきた。

060219_4戻ってみると、修理が必要な場所をちゃんと見ていなかったので、買ってきたパーツではちょっと無理があったが、えいやっと直してしまった。

1個30円の部品で壊れた傘が使えるようになった。ものは大事に使わなければ。

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関川下流

060219_1今日は暦の上では「雨水」だけれど、朝から天気がよい。これから春が駆け足で近づいてくる。気温も高く、雪がどんどん融けて、地面が顔を出してきた。雪の下で眠っていた緑色の草が太陽の光を浴びて嬉しそうだ。

雪の下は、雪に守られて氷の融ける温度の0度以下になりにくいので、植物は凍ることがない。だから春が来て雪が融けると、草は凍死することなく生育を始めることができる。

上越地区探鳥の会の海鳥を見る探鳥会があるという
ので、集合場所の直江津港公園に行ってみた。有志が集まって毎月探鳥会を実施しているらしい。日本野鳥の会新潟支部は、HPもないし、活動もそれほど活発ではないようで、地区毎に活動しているような感じだ。

港の中は、アカエリカイツブリとカンムリカイツブリしかいないということで、関川に行くことになった。

060219_2関川の河川敷は雪が全くなくなっていた。でも鳥がほとんどいない。5年ほど前にはカモメ類が沢山来たらしいけれど、カモメが5羽ほどであとはパラパラという感じだった。

そんな中、ミサゴが一生懸命ホバリングしたりとサービスしてくれた。

【場 所】 関川下流(上越市)
【環 境】 河川・河川敷・河畔林
【年月日】 2006年 2月 19日 (日)
【時 刻】 9:20〜11:00
【天 候】 晴れ
【観察者】 きたきつね
【観察種】
1 ハジロカイツブリ 2 カワウ     3 マガモ
4 カルガモ     5 コガモ     6 ヒドリガモ
7 ミサゴ      8 トビ      9 ノスリ
10 チョウゲンボウ  11 オオバン    12 ハマシギ
13 ユリカモメ    14 セグロカモメ  15 オオセグロカモメ
16 カモメ      17 ハクセキレイ  18 ツグミ
19 スズメ      20 ムクドリ    21 ハシボソガラス
22 ハシブトガラス

夕食後、スーパー銭湯「七福の湯」にいった。駐車場が満杯で、中も混んでいた。熱々のお湯に浸かって、垢をこすったり、寝風呂に入ったりと温まって帰ってきた。

内風呂が多いので、シャワーを振り回したり、桶のお湯を振りまいたりと銭湯でのマナーを知らないひとが多いようだ。子供の頃、銭湯に行くとよそのおじさんがちゃんと作法を教えてくれたものだ。

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2006/02/18

朝日池

060218久しぶりに青空が広がった。日中の気温は3度位だったけれど、日差しが強くて室内は暖房無しでも快適な感じがした。昨日降った雪は、消えてしまった。

窓を全部開けて、洗濯と掃除をしたが、春の気分で気持ちが良い。

久しぶりに朝日池をチェックしにでかけた。前回来たときには、池は雪で埋まっていたけれど、
周囲の雪は融けて地面が出ている水田がある。海岸から2km位なので、雪の量が少ないからだろう。

池の岸には先客が3人望遠鏡をのぞいていた。一週間ほど前から水面が完全に開いたようだ。池には沢山のマガモが浮いていた。15日で猟期が終わったので、鳥も安心しているのだろう。オジロワシが松の木で羽繕いをしていた。

頭の上をマガンが4羽水田の方向を向けて飛んでいった。暫くして、「カハン カハン」というマガンの声が聞こえてきたので、振り向くとマガンの群れが飛んできて比較的近くの水田に降りたようだ。

池の中にはオオヒシクイが3羽ほど残っていた。トモエガモは、雄が8羽位見えたので、多分20羽近くいるのではないだろうか。トモエガモの英名はBaikal Tealで、極東の鳥なので、欧米人は非常に見たがっている。そういえば、先週も外人向けのバードウォッチングのメーリングリストで、トモエガモの話題がでていた。高田公園のお堀にもトモエガモがいるらしい。

今年はハクガンは見ることができなかったようだ。福島潟では見ることができるらしいけれど、遠出する元気はない。

帰り道、妙高山、燧岳、焼山、黒姫山が綺麗に見えていた。

【県 名】 新潟県
【場 所】 朝日池(上越市大潟区)
【環 境】 池沼・水田・雑木林
【年月日】 2006年 2月 18日 (土)
【時 刻】 11:00〜12:00
【天 候】 晴れ
【観察者】 きたきつね
【観察種】
1 ハジロカイツブリ 2 カンムリカイツブリ  3 ウミウ
4 ダイサギ     5 アオサギ       6 マガン
7 ヒシクイ     8 オオハクチョウ    9 マガモ
10 カルガモ     11 コガモ       12 トモエガモ
13 ヒドリガモ    14 オナガガモ     15 ハシビロガモ
16 ホシハジロ    17 ミコアイサ     18 カワアイサ
19 トビ       20 オジロワシ     21 ハクセキレイ
22 ツグミ      23 シジュウカラ    24 カワラヒワ
25 ハシボソガラス

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2006/02/17

DNA複製の謎に迫る

朝から雪が降って、一日で20cmほど積もったが、気温が低いので雪が軽く、これまで重い雪を思えばなんということはない気がする。面白いのは、夜中から朝までの気温はプラスで、日中の気温がマイナスという逆転が起こったことだ。

ちょっと勉強しようと思って読み始めた武村政春さんの「DNA複製の謎に迫る」(講談社ブルーバックス)をようやく読み終えることができた。最初は何となく判ったけれど、後半は難しくなって苦戦した。生命の基本のDNAが複製するプロセスは、間違いや欠落を修正することもできて、実に巧妙にできている。十億回に一度くらい間違いが出るらしいけれど、それが生命体の多様性を生み出しているようだ。

一週間の疲れがどっとでて、風呂に入ったら猛烈に眠くなってしまった。

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2006/02/16

勢いでカラオケ

職場の前任者が、遊びに来たので、街にでた。高田で知る人ぞ知る(あたりまえ?)「柊」で、スタートから日本酒で盛り上がる。燗、冷やいずれも旨い。料理も旨い。3畳の小上がりでも、テーブルを置いて、7人以上入ることができるというのが判った。結構、人はコンパクトになるものだ。

勢いでカラオケに行くことになり、小雨の中仲町へ向かう。「柊」で初めてあった76歳が一番元気で、最後まで盛り上がっていた。件の老人は、行きつけの店に自分の歌のリストを置いてあるという。歌手別、五十音順で、カラオケメーカー別の曲の番号入りになっていて、300曲以上あるらしい。ここまでくれば脱帽するしかない。久しぶりに歌ったので、気分が良かった。カラオケは深呼吸をするので、悪い酔いしないのがいい。

帰りにタクシーを探して駅前に向ながら、「仲町は一方通行なので、反対向きの車しかないから」と話していたら、近くにいたタクシーの運転手が、「乗ってくださいよ、メーターは駅前で倒しますから」という。じゃあということで乗って帰ってきた。

この間は東京で、ひとメーター乗って降りようとしたら、小銭が560円しかなかったので、万札を出したら、560円でいいですといわれたり、直江津まで乗ったタクシーも迎車料金100円まけてくれたり、でもこんなことで運を使いたくない。

そういえば、上越のタクシーは、今は冬季料金で一日中二割り増しになっている。雪で燃費が悪くなるからなのだろう。そういえば、山梨県では、山岳料金というのがあるというのも聞いたことがある。

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2006/02/15

野菜たっぷりみそ汁

今日は一日雨模様で、天気予報では13度といっていたが、それほど気温が上がらなかった。20度位になったところがあるようだ。南風が吹き込んでいるので、雪がどんどん融けている。このまま春が来て欲しいと思うのだけれど、きっと大荒れの吹雪が来るような気がする。

今日の夕ご飯は、焼いたチリ産の甘塩のサーモンと野菜たっぷりみそ汁といういつものようにシンプルご飯だった。みそ汁の具は、キャベツ、ニラ、大根、ブナシメジとあるもので、味噌はかみさんの手作りの大豆味噌。

皇室典範の改正がなくなったのでほっとしている。万世一系の天皇は、男女平等とかといったレベルの話ではないから、有識者会議は何を考えているのかと思った。座長が工学系というのも何故という感じがしていた。伝統には、論理や科学は関係しない。意味は別のところにあって、自由度はないと思う。

もし女性天皇ができたとして、この時代に婿さんが見つかるかどうか考えて見るといい。そうなったら婿さんはなんと呼ぶのだろう。女系天皇も許容すると、宮家がどんどん増えてくるので、国庫負担が膨大になってくるという問題もでてくる。

きたきつねのように四代以前は判らないようであれば、子供ができても、できなくてもなんの影響もないけれど、繁殖が義務づけられているのは苦しいだろう。

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2006/02/14

稲庭うどんのかんざし

060214低気圧が日本海を北上したので、南風が吹き込んで11度を越えて三月末のような陽気になった。夕方から雨が降り始めた。雪解けが進のだろう。急に雪が融けると、雪崩や洪水の心配がでてくる。自然というのは実に面倒だ。

久しぶりに、難題のない一日だった。昼にとっている仕出し弁当にチョコレートが入っていた。そういえばバレンタインデーだった。日曜日にかみさんから早めのチョコレートを貰っているのを忘れていた。そういえば、今年は娘からのチョコレートがない。娘からのチョコレートは、どうせ手作りチョコの失敗作のおこぼれだから、ホワイトデーのことを考えなくてもいいから気楽だ。

夕ご飯は、買い置きの秋田は横手の京家の「稲庭うどんのかんざし」を茹でて、野菜たっぷりうどんにした。「かんざし」というのは、麺を棒にかけて延ばした時にできる端の部分で、棒にかかっている部分が平らにつぶれて、それに細い麺が付いてバチのようになっていて、それが頭に挿す簪ににているからだ。

たっぷりのお湯で3分ほど茹でて、さっと冷たい水で洗い、麺を締めてから、鍋に作った野菜汁の中にいれてちょっとに立てて、お椀に盛りつけ、刻みネギを散らしてできあがり。野菜汁は、冷蔵庫の白菜、ニラ、舞茸、豆腐、めんつゆで仕上げた精進汁だ。かんざしでも稲庭うどんだから、きゅっ、つるりとしていて旨かった。


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2006/02/13

豆腐鍋

060213今日は朝から青空が広がっていた。早朝は非常に寒くて、北側の窓の結露を拭くと氷だった。でも、昼頃からどんどん気温が上がってきて、8度近くまでになった。昨日の夜に降った雪は、綺麗に融けていた。

夕ご飯は、豆腐鍋、ご飯、納豆、海苔の組み合わせ。豆腐鍋は、豆腐、もやし、白菜、ネギのぶつ切りを、干し椎茸の戻し汁と昆布の出汁で煮て、醤油味を調えた。海苔は、大豆を食べるときには必須だ。大豆のタンパクを消化するには、ヨウ素が必要になるらしい。

夕食を終えてから、近くのスーパー銭湯にでかけた。7時過ぎだったので、非常に空いていた。薬草のスチームバスと屋外の寝風呂が気に入っている。寝風呂は、10cmくらいお湯が入った浴槽に仰向けに寝る。背中はお湯に浸かっているけれど、腹の方は外気に触れることになるけれど、全く寒さを感じない。非常に気持ちがいい。

しっかり汗をかいたので、垢するとボロボロとでてきた。全身、といってもきたきつねは手が短く、体は太いので、手が届かないところがおおいけれど、しっかりと磨き上げた。体がつるつるになった。

この銭湯には麦飯石やトルマリンなど7種類のお風呂があるが、「ラジウムが放射」されていたり、「波動エネルギーが出て」いたり、「遠赤外線とマイナスイオンが出て」いたりする。ラジウムから放射線は出ているが、ラジウムは放射しないだろう。波動エネルギーはもっと妖しいといった楽しいお風呂なのだ。

帰りに空を見上げると、星が綺麗に見えている。今日は旧暦2月16日、月齢14.5日の綺麗な満月が中点にかかっていた。放射冷却で気温が下がってきて、水たまりに氷が張っていた。

トリノオリンピックの日本勢はあまり調子が良くないようだ。前評判を立てすぎで、実際の成績との落差が大き過ぎになるのだろう。

そうそう、癌を消してしまうなどと宣伝しているアガリスクの製品の中に、ラットの試験で逆に癌を促進してしまうものがあるということだ。今日、食品としての安全性を食品安全委員会に評価を依頼することになっている。アガリスクはあくまでも食品で、医薬品ではないけれど、癌に効くということで藁にもすがる思いで高いお金を出して飲んでいる人がいるのだろうから、きちんと調べる必要があるだろう。

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2006/02/12

キムチ鍋スープ

060212_1新潟に向かうため東京駅に。新幹線までに時間が少しあったので、本を買いに丸の内の丸善に寄った。フロアに検索端末があるので、目的の本がどこにあるか直ぐに判るので、滅多にいかないきたきつねなどは店内を徘徊しなくても済むので非常に便利だ。

検索端末を使っていていつも不思議に思うのは、タッチパネルで文字入力するのだけれど、文字の配列が、右端からア行が始まっている。左端からア行が始まった方が、使いやすいと思うのだけれど、何か訳があるのだろうか。非常に使いにくい。

4階の文房具売り場をのぞいて、ギャラリーの方を見たら、「中村道雄 組み木絵本の世界」という展示会が開催されていた。木そのものの色と木目を生かしていることは同じで、手法的には木象眼と同じようだけれど、微妙に違うようだ。薄い木を使って作るマーケタリー(寄せ木絵)とも違っている。

なかなか良い雰囲気の仕上がりになっている。手間がかかる分値段も数十万するので、なかなか買うことはできない。

060212_2直江津駅で電車を待ち、高田駅についてからもバスを待つことになった。時間があったので、バス停の近くのミスドで、カフェオレとドーナッツでおやつにした。バレンタインがらみなのだろうか、チョコの付いたドーナッツが、70円と100円になっていて大サービス。沢山お客さんがいて、大量に買っていた。

冷蔵庫が空なので、駐車場を除雪して、スーパーに買い物に。夕ご飯は、簡単便利な野菜たっぷりキムチ鍋スープにした。キムチ鍋の素を水で割って250mlにして、もやし、白菜、人参、舞茸、長ネギ、豚肉
を入れて一煮立ちすれば完成で、体は温まるし、栄養満点。最後は茶碗に残ったご飯にスープをかけて完食。

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2006/02/11

1Week Return

060211トリノオリンピックが始まった。今日の関東地方は相変わらず天気が良く、コートを着ていて暑く感じたけれど、最高気温が13度近くなったようだ。

友達から招待状を貰ったので、東京ビックサイトで開催していた「ジャパン建材フェア」に行ってきた。古い家に住んでいて、最近の住宅設備については無知に近かったので、驚くばかりだった。IHヒーターのロースターでピザが焼ける機種があったり、レンジフードも音が静かになっていたりと全てが進化している。勢い良く閉めても、途中で速度が遅くなり、ゆっくりと閉る引き戸はすごいとおもった。

二十年ほど前まで、断熱材を使う仕事をしていたので、断熱材に興味があったが、素材としてはそれほど高性能になっていない。でも使い方は随分と工夫されている。湿気の処理もきちんとされるようになってきている。昔はベ−パーバリアー(防湿層)などという考え方はほとんどなかった。

東京駅でパトカーが目の前に停まったので、良く見ると、ビデオカメラが助手席の前に固定されていた。アメリカのパトカーのように、なってきているようだ。

東京駅−つくばセンターの高速バスは、10月末までの期間限定で、「1Week Return」という往復割引券が設定されている。1週間の間に東京とつくばセンターの間を往復できて、1,700円だから、片道850円になるので、回数券よりも100円も安いことになる。金帰月来の単身赴任者向けの設定になるのだろうか。

東京行きの高速バスは、TXの影響で乗車率は1割に満たないようだけれど、東京駅発のつくばセンター行きはほぼ満席になっている。やはり座って寝て帰ることができるというのはいいのだろう。

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2006/02/10

カマキリの卵塊

060210日の出が6時台になってきた。朝の散歩の途中で、タカがムクドリを食べた痕を見つけた。時々キジバトやドバトの羽根が固まって落ちていることがあるけれど、たぶん同じタカの仕業だろう。タカは日の出前後の人気の無い時間帯に狩りをしているのだろう。多分、小型のタカのツミだろう。

昼休みに食堂まで歩いていたら、半分に割れたカマキリの卵塊が落ちていた。中の卵は一つも残っていなかった。これはシジュウカラやモズなどの野鳥の仕業だ。カマキリの卵は、冬の間に野鳥の餌になるので、無事に孵化する確率は相当低いらしい。

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2006/02/09

国境のトンネルを抜けると

060209除雪車の音で目が覚めた。表に出ると、除雪車の轍が凍っていた。除雪車が来た時はまだ気温がプラスで轍ができて、その後気温が急に下がって凍ってしまったのだろう。

吹雪の中を直江津から特急「はくたか」で定時に出発したが、途中徐行運転等で、予定の新幹線に乗ることができなかった。途中は、雪の壁で、落雪防止柵も雪がたまり今にも雪の塊が落ちてきそうな感じだった。を寒い中、越後湯沢のホームで次の新幹線を待った。この時期の列車の定時運行は無理かもしれない。

何度通っても感じるのだけれど、信越の国境のトンネルを抜けると、あの雪の壁が嘘のようだ。

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2006/02/08

文明の衝突

060208
朝は霙だったが、だんだん雪が強くなってきた。でも気温が高めなので、水分が多い牡丹雪になっていた。

午前中はMRIの予定だったので、久しぶりに駐車スペースの除雪に行ったけれど、ほとんど雪がなかった。

予約時間前に来るようにといわれて早めに行ったけれど、結局予約時間に呼ばれた。金属のものを全て外して、検査着に着替えて、装置のベッドに載せられ、装置の中に押し込まれた。強力な磁場が発生するので、キャッシュカードなどの磁気カードはデータが消えてしまうし、ネックレスなどは飛んでいくので、入り口に色々な注意事項が書いてある。基本的には鉄のものは検査室に持ち込むなということになっている。

MRIは、三度目なのでなんということもないが、狭い装置の中に押し込まれると、閉所恐怖症の人はパニックになるだろう。それでも今回のMRI装置は中が照明で明るいので、それほど閉塞感はなかった。

MRIは、「トントン、ガガガ」とか「ダダダダダ」といった音や「ビー、ビー」とブザー鳴ったり、五月蠅いのが欠点だろう。今回はデータを取るときに、磁気がかかっているところが暖かく感じた。強い磁気で、赤血球の鉄分が動いたりしているのだろうか。三十分ほどで検査は終了した。後は結果を聞くだけになった。

イスラム圏でデンマーク大使館が襲撃されている。デンマークで新聞にイスラムの預言者ムハンマドの風刺画を掲載したことに抗議する動きだ。イスラム教では偶像崇拝が禁止されているので、そもそも風刺画などはあり得ないことになるから、過激な抗議行動がでてもおかしくない。キリスト教徒によるイスラム教への冒涜や攻撃という考え方になるだろう。

いくら言論の自由といっても、逆にローマ法王を題材にした風刺画をイスラム圏の新聞が掲載したら同じようなことが起こるのではないだろうか。

サミュエル・ハッチントンは「文明の衝突と21世紀の日本 」中で、『文明の衝突』は宗教、それもイスラム教とキリスト教の衝突になるという書いているけれど、今回の事件は象徴的だ。この事件は、まだ当分尾を引くのだろう。

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2006/02/07

酒も良し、料理も良し

060207夜中に雨音で目が覚めた、つくばは雪にはならずに雨になったようだ。

上越に戻るために、高速バスで東京に向かった。東京に近づくと、昨夜の雪がまだ白く残っていた。高速道路で事故が起こって、通行止めが各地で発生していた。

上越に着いたときには雨が降っていて、雪がどんどん融けている。

夜は地元の飲み会で、雪中梅の本醸造を飲んだ。料理も良し、酒も良し、気持ちが良くなって帰ってきた。

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2006/02/06

カバのチョコレート

060206相変わらず寒い。昼頃に粉雪が舞い始めた。天気予報では南海低気圧の影響で西から天気が崩れ始め夜半過ぎから雪になるようだ。低気圧が過ぎると南風が吹き始めるので、明日は三月中旬の気温になるようで、暖かくなるなるだろう。

昨日貰った、カバのチョコレートのお菓子を食べてみた。中はチョコとホワイトチョコのニ層になっていて、とても旨かった。ケースに入ったチェリーミントは、日本にはない味で、いつかどこかで食べたことがあるような感じがする。昔、子供の頃、進駐軍から貰ったお菓子なのだろうか。

きたきつねは、今と違って髪の毛が生まれながらの茶髪だったので、進駐軍の兵隊さんに会うと、必ず声をかけてきて、名前を聞いたそうだ。残念ながら、ジョージやトムではなく、古典的な名前ですみませんでした。

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2006/02/05

060205_0明日からの会議のために東京に向った。インターネットで運行状況を調べて高田駅に行ったけれど、やはり信越線は遅れていた。直江津駅で特急「はくたか」に乗り継ぐのが無理と言うことで、リスクを覚悟で長野行きに切符を切り替えてもらった。一緒になったおばあさんと孫娘は、銚子から来ているということで、これほどの雪を見るのが初めてだといっていた。

列車は雪の壁の中を進んで行った。妙高高原駅のホームは3mを越える雪の壁に取り囲まれていた。信越の国境(くにざかい)を越えると、雪はあるけれど青空が広がっていた。長野からは順調で、ほぼ定時で東京駅に到着した。

060205_1上野駅に停まらない新幹線だったので、東京駅から上野駅に戻って、国立博物館で開催中の「書の至宝展」を観にいった。これほどの内容の展覧会は、当分見ることができないだろうと思う。中国と日本の名筆が一度に見ることができたのは、眼福。漢文と書道をしておけば良かったと思った。

会場は比較的混んでいて、中高年の御夫人が書を観ながら関係のない話をするので五月蝿かった。それと中国人が多くて、横で中国語が飛び交っていた。書道愛好家が多かったのだろう。

ちょっと面白かったのは、藤原道長の日記「御堂関白記」の中に「沐浴」が二日に一度の時もあるけれど、八日とか六日に一度の時があるという内容だ。

060205_2上野公園から不忍池を通って、もう遅いけれど湯島の天神にお願いに行ってきた。ものすごい人出で、もう神頼みしかないということだろうか。絵馬はもおう鈴成りを越えて山盛りになっていた。

本郷三丁目まで

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2006/02/04

ソバの試食会

060204
今日は立春。これから一気に春が来てほしい。日の出が午前6時47分で日の入りが午後5時15分と日の長さが長くなっている。毎日約2分づつ一日の長さが長くなってくる。

目が覚めて外を見るとそれほど雪はつもっていなかった。気温は低く、断続的に雪が降る天気に変わりがない。相変わらず信越本線が除雪のため運休して、運転開始後も遅れが出ている。信越本線は、ちょっと雪が降ると直ぐ止まる感じがする。国道18号線はほとんど通行止めになっていないのではないだろうか。道路と鉄道の重要度が違うということだろう。

アメダスの高田測候所のデータを見ていると、北西または北北西の風が吹くと確実に雪になっている。

昼に、市内の桑取地区でソバの試食会があるということで地区の集会場にでかけた。山の中なので、心配していったが、北陸新幹線の工事現場に近いので除雪がちゃんとできていた。

午前中は手打ちそば教室があったようで、上手くできたのだろうか。桑取地区で昨年の秋に収穫した「とよむすめ」という新品種のソバを、つなぎに小麦粉、自然薯、ヤマゴボウを使った三種類のソバがでて、それを食べ比べた。自然薯つなぎのソバが旨かった。その他、蕎麦掻きのぜんざい、自然薯のソバで包み、そば茶、笹竹の煮物、野沢菜漬け、ムカゴのごま和えなどがでて、全部旨かった。お腹がくちくなって、幸せ。

自宅に戻って、駐車場を除雪して本を買いにいったが、案の定売っていなかった。

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2006/02/03

腹の中に豆まき

060203
今日は節分でのり巻きの日でもある。のり巻きの日は1987年に、バレンタインデーと同じように海苔の販促に恵方巻きを使おうということで海苔業者が制定したということだ。スーパーやコンビニで恵方巻きの予約を取ったりしているが全く興味なし。

朝から吹雪で、午前中は風が強かった。夕方から気温が低くなって、雪がさらさらだ。窓の結露も北側では凍結している。これまで20cmくらい積もっているので、明日の朝までに40cmくらいになるかもしれない。降っている雪は、節分の豆まきを真似たのか、豆のような4、5mmの丸い粒だった。

今日の給食弁当に小袋に入った豆が入っていた。家に帰って、豆は「鬼は外、福は内」と腹の中にまいた。歳の数食べるのは無理なので、そこのところは臨機応変に対処いたしました。

今日新潟県山間部の旧松之山町で、75歳の妻が77歳の夫が操作していた除雪機に巻き込まれて死亡する事故が起こった。昨日から大雪注意報がでていて、老夫婦で仲良く除雪していたのだろうけれど、除雪機の前に妻がいたのが判らなかったのだろう。エンジン付の除雪機だから、馬力もあるしとっさに止めることができなかったのだろう。でも、80歳近い高齢者が除雪をしなければならないという地域の問題は根が深い。

災害が起こると、社会として機能しない地域が沢山あることが明らかになる。高齢者しかいない町や村と若者であふれている都会、経済が冷え込んで就業機会のない地方とニートが増えている都会など、非常にアンバランスな日本の社会は、どうすればいいのだろう。

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2006/02/02

だれでも「十割そば」

060202
朝の雨が、雪に変わって夕方まで降り続いた。明日から本格的な雪になるようだ。山の方は強く降っているようで、上信越道が通行止めになっている。

昼に、「手動式加圧混捏装置」という変な道具を借りてきて「十割そば」を作った。この変道具を使えば小学生でも簡単に十割そばができるらしい。粉から十分ほどでそばを食べることができた。ただし、一度に一人分しかできないというのが面白い。

ボールにそば粉を100g入れて、水を48ml加えて、専用の道具で三分間かき混ぜると、全体に水が回りそぼろ状になる。これを手でまとめて、ポリシートに挟んで「手動式加圧混捏装置」で押しつぶすと、平らな円盤状のそばができる。これを専用の麺棒で平らにして、手回しの麺切り機で切ってできあがりとなった。

専用の麺棒というのが面白くて、棒の両端が麺の厚さ分だけ太くなっているので、だれでも同じ厚さに延ばすことができる。

「手動式加圧混捏装置」というのは名前がいかめしいが、簡単に言えば梃子の原理で力をかける道具で、実物を見るとなんだというものだ。これがあるので力のない人でも、十割そばができるというわけだ。でも、これを個人で買って使うのはちょっと考えてしまう。

デジカメを持って行かなかったのが、悔やまれる。


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2006/02/01

テレビ放送記念日

060201朝から小雨が降っていたけれど、午後からは強くなってきた。気温が下がると雪になるのだけれど、雪がどんどん融けている。でも明日から雪が降るような予報になっている。

今日はテレビ放送記念日と生活習慣病予防週間らしい。昭和28年にテレビ放送が始まっているけれど、きたきつねの家にテレビが来たのは、昭和30年代の中くらいではなかったろうか。白黒のテレビで今のような四角く平らなブラウン管ではなく、角が丸く、ぷっくりと膨らんだ灰色のものだった。

夕方になると近所の人たちがテレビを見に集まってきて居間は、何時も誰か近所の人がきていた。その前は、近所の神社の社務所にあるテレビを見に行っていた。自宅に風呂はなかったし、自動車も無かったけれど、子供心にみんな一生懸命生きていたと感じていた。

食べることも今のように安全・安心などとだれもいわなかったような気がする。食べられるだけで嬉しかった。そんな時代を生きてきて何十年も経っているけれど、何も起こっていないのではないだろうか。飽食の時代だからこその風潮のような気がする。

日本の食の現実は、安全安心などといっていられないところにある。食料の自給率が4割を切っていて、食料の輸入が止まれば一気に飢えが襲ってくるところにきている。現在自給している食糧で生きられるのはせいぜい六千万人くらいだろう。

いつもいっているのだけれど、自家用車やテレビなどは身近に無くても何日でも我慢できるけれど、食べないでいることはせいぜい三日くらいなものだろう。食料は命に直結しているから、工業製品と同じと考えているととんでもないことになるだろう。

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