テレビ放送記念日
朝から小雨が降っていたけれど、午後からは強くなってきた。気温が下がると雪になるのだけれど、雪がどんどん融けている。でも明日から雪が降るような予報になっている。
今日はテレビ放送記念日と生活習慣病予防週間らしい。昭和28年にテレビ放送が始まっているけれど、きたきつねの家にテレビが来たのは、昭和30年代の中くらいではなかったろうか。白黒のテレビで今のような四角く平らなブラウン管ではなく、角が丸く、ぷっくりと膨らんだ灰色のものだった。
夕方になると近所の人たちがテレビを見に集まってきて居間は、何時も誰か近所の人がきていた。その前は、近所の神社の社務所にあるテレビを見に行っていた。自宅に風呂はなかったし、自動車も無かったけれど、子供心にみんな一生懸命生きていたと感じていた。
食べることも今のように安全・安心などとだれもいわなかったような気がする。食べられるだけで嬉しかった。そんな時代を生きてきて何十年も経っているけれど、何も起こっていないのではないだろうか。飽食の時代だからこその風潮のような気がする。
日本の食の現実は、安全安心などといっていられないところにある。食料の自給率が4割を切っていて、食料の輸入が止まれば一気に飢えが襲ってくるところにきている。現在自給している食糧で生きられるのはせいぜい六千万人くらいだろう。
いつもいっているのだけれど、自家用車やテレビなどは身近に無くても何日でも我慢できるけれど、食べないでいることはせいぜい三日くらいなものだろう。食料は命に直結しているから、工業製品と同じと考えているととんでもないことになるだろう。
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