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2006/04/10

悪魔の種子

060410天候不順で、気温がそれほど上がらず、夕方から雨になってしまった。

今日はまじめに読書をしようと思い、内田康夫さんの「悪魔の種子」を読むことにした。滅多に推理小説は読まないのだけれど、浅見光彦シリーズだけは時々読んでいる。

はじめの部分は、なんだか読んだことのある内容で、やはり中公新書の「コシヒカリ物語」と家の光協会の「農業技術を創った人たち」が参考文献になっていた。遺伝子組み換え作物に関する記述もも反対派のリーダーの本からの受け売りで始まっていた。

遺伝子組み換えの花粉症緩和米を軸にして、茨城県の農業試験場の職員が秋田で、新潟の農業試験場の職員が茨城県で殺された事件を浅見光彦が見事に解決してしまった。内田康夫さんにしては、設定にちょっと無理がありすぎのような気がしたのと、全体に雑な感じがした。

最初は遺伝子組み換え作物は危険きわまりないものという感じで「悪魔の種子」というタイトルで始まったのに、途中から遺伝子組み換えの花粉症緩和米は悪者ではなくなってしまって、殺人を起こすくらい欲望の対象になるという意味の「悪魔の種子」に変わってしまった。そこのところが粗雑な感じになっているのかもしれない。

この本は、「家の光」という雑誌に連載していて、時間があったので作者が遺伝子組み換えについて調べて行くうちに最初のイメージと違ってしまったのだろう。

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