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2006/05/10

食がわかれば世界経済がわかる

060509_3SCOSのてらむらさんからプレゼントされた「食がわかれば世界経済がわかる」を読み終わった。

旧大蔵省の財務官だった榊原英資さんが、食すなわち農業と経済の関係を書くとは思いもよらなかった。

まえがきの中で、文化や経済の基本が「食」にあるということが判ったのが五十代になってからと書いているが、すばらしいと思う。多くの人はそこのところを判らずに、食を「安全」とか「安心」としか捉えられていない。

人類の歴史は、農業が非常に重要な役割を持っていて、国や文化の成り立ちにも深く関与していることを、色々な具体例で紹介している。非常にわかりやすく一読の価値はある。

食と文化は密接につながっているし、社会も経済も同じように食と密接につながっている。

経済学者の宇沢弘文先生は、このことを早くから気がついておられて、地球環境を考えて持続的に人類が生きていくための未来の社会は農的社会にならなければいけないと多くの著書を書かれている。

きたきつねは全く同じことをいってきたが、誰も相手にしてくれなかった。極論すれば、自動車を一週間我慢することは容易だけれど、食事を一週間我慢することはできない。それは、食は命の問題だからだ。

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コメント

こんにちわ。
この本は読みやすくて本当に面白かったです。
食の文化史や経済のつながりなど大変勉強になりました

経済学者の宇沢弘文先生の持続的に人類の繁栄の農的社会についても知ってみたいです。本当に食は食べないわけにいきませんので、大切です。

投稿: てらむら | 2006/05/10 11:29

てらむらさん

本当にありがとう。面白かったですよ。C

宇沢弘文先生の本では「二十世紀を超えて」という本が読みやすいと思います。

投稿: きたきつね | 2006/05/10 22:05

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