恋するトマト クマインカナバー
二日連続して映画を見ることになった。今日は大地康雄さんが企画、脚本、製作総指揮、主演の『恋するトマト クマインカナバー』だ。
茨城県の霞ヶ浦町を舞台にした農家の長男の中年男が、嫁探しでフィリピンに渡り、土に目覚め、お嫁さんが見つかるという話だ。日本農業のおかれている状況、日本人がフィリピンの若い女性を食い物にしている現実を背景に、恋物語が展開する。
日本とフィリピンの共通のキーワードは「土と太陽と水」で、主人公の父親とヒロインに父の言葉として語らせている。農業は、「土と太陽と水」があれば、人の命を保つことのできる食料を作り出すことができるというメッセージだ。
恋する若い女性を演じるアリス・ディクソンはとても素敵だ。大地康雄さんが自ら映画を作りたくて企画しただけあって、迫力がある。
上映館が少ないのは残念だけれど、これから徐々に各地で公開されると思う。
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