« サギのコロニー | トップページ | バルトの楽園 »

2006/06/18

「子どもがいない」というリスク

060618昨夜から雨が降っていて、日中も降ったりやんだりの梅雨空だった。紫陽花の色が濃くなってきた。

今日は父の日ということだけれど、あまり関係ない。アメリカでは1972年から正式な祝日になっている。

父親へのアンケートで、プレゼントに欲しいもの一位は『感謝の気持ち』ということだが、きたきつねも同じ。子供たちは、どうしてもものをプレゼントしようとして色々と考えているようだけれど、そこのところがミスマッチだ。

子供にかけるお金を考える会というのがあって、その会の高橋 希代子さんが、少子化について『「子どもがいない」というリスク』というコラムを書いている。ちょっと面白い視点で少子化を捉えているのが面白い。

子供がいないということは、こんなにリスクがあるということだ。
 (1)入院したとき保証人がいない
 (2)介護してくれる人がいない
 (3)自分の最期の始末をしてくれる人がいない
 (4)相続で、配偶者の身内とトラブルの可能性がある
 (5)お墓が無縁墓になる
 (6)後継ぎがいない
 (7)子どもとともに親として成長する体験ができない

確かに(1)と(3)は問題になるかもしれない。他はそれほど問題ではないと思う。

一人になったときに意識不明になって、手術が必要になったときに肉親の同意が必要だったりすることがあって、実際に知り合いが大変な目にあっている。入院も保証人を探すのが大変なようだ。

財産は、相続人がいなければ国庫に入るし、相続人がいても争うのは勝手だと思えばいい。でも死んだ後に死体とものが残るとその始末が大変になる。死ぬまでにものを片づけておけばいいけれど、そうでなければ死体とゴミの始末を誰がするか決めておかなければならないだろう。

子供がいてもあてにならないこともあるけれど、最後の始末くらいはしてくれるであろうと期待だけはあるだろう。それにしても先のことを考えなければいけない時期にきてしまった。

|

« サギのコロニー | トップページ | バルトの楽園 »

コメント

きたきつねさま

非常にガツーンとくるお話でした。
不惑の年を少し過ぎた私には、夫はいますが子供はおりません。
今までうすボンヤリとしていた点を明確に目の前に突きつけられた気持ちです。
確かに(1)と(3)は切実ですね。
自分には両親ともすでにおらず、母が亡くなった時にその後の
手続きに奔走したことを思い出すとどうしたものかと…。
少しずつ考えるよいきっかけになりました。ありがとうございました。
まずは今現在面倒をみている祖母のことを考えねば(汗)!

投稿: piyoko | 2006/06/19 10:55

とにもかくにも
happy father's day!!

投稿: あさみ | 2006/06/19 23:25

piyokoさん

お久しぶりです。

私も転勤族で、親が死んだときにはお葬式や後始末が大変でした。それで、高橋希代子さんのコラムを読んでどきっとしました。

コラムの最後にある、「甥や姪を大切にしなさい」というのはなるほどと思いました。でも、一人っ子だとそれも難しいですね。

昔は、家中心でしたから、養子は普通でしたが、現在はあまり一般的ではないので難しいですよね。

少子化が進むと、社会のシステムとして対応策が出てくると思います。

投稿: きたきつね | 2006/06/20 22:43

あさみさん

とにもかくにもありがとう。

投稿: きたきつね | 2006/06/20 22:45

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「子どもがいない」というリスク:

« サギのコロニー | トップページ | バルトの楽園 »