バルトの楽園
朝は曇り空で涼しかったけれど、昼頃から日が照って気温が上がってきた。特に何もない一日だった。
暇だったので、50歳夫婦割引で松平健さんの『バルトの楽園』を見に行った。
第一次世界大戦中に、中国の青島で捕虜になったドイツ兵が日本国内の収容所に入れられて厳しい生活をしていた。その中で、捕虜の人権を守った奇跡のような収容所の話だ。
陸軍上層部の意向を反した収容所経営をした所長の松江豊寿中佐の捕虜を軍人として尊重し、人として処遇した態度はすばらしい。このような軍人がいたことは、日本の誇りだと思う。
最近、涙腺が壊れているようで、映画を見ても、テレビを見ても、漫画を見ても涙が出てしまう。この映画でも涙が止まらなかった。周りでも、涙をすする音が聞こえていた。
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