サギのコロニー
梅雨の曇り空の下で、つくばの街の栗園の栗の花が満開だった。そういえば、果樹に詳しい友達が、ドングリを植える運動をしているところがあるけれど、クリを植えた方がいいといっていた。
クリはドングリと違って、食べることができるし、実際縄文時代は沢山のクリがあったのだから相応しいのではないかということだった。
確かにきたきつねの祖先が北海道に入植した地名は、栗沢というところで、見渡す限りクリの木が生えていたということを聞いたことがある。そのクリの木を切り倒して、根を掘り起こし畑にしたそうだ。
夕方、友達と会って頼んでおいた野鳥の本を届けて貰った。その時に近くのサギのコロニーの話題になった。そのサギのコロニーは、去年新聞に鳴き声をと糞の臭いが迷惑だという話が載っていたので、心配になって見にいった。
今年もサギのコロニーは、破壊されていなかったので安心した。ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、アマサギ、ゴイサギと種類が多いコロニーになっている。
このコロニーは、できてから7、8年くらいになる。その前は、別の場所にあったけれど、追い出されて移ってきたという経緯もあるので、市街化調整地区の10年特例で住宅が周囲に増えているので、いつまで維持できるのかと思いながら帰ってきた。
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コメント
サギのコロニーすごいです。
大きいサギ、中サギ、小サギ、青いサギ、甘いサギ、恋いサギ・・・サギは悪いイメージばかりの名前で面白いです。サギのコロニーという響きもスゴイですが、平穏に鳥たちが暮らせていけばいいです。
投稿: てらむら | 2006/06/18 11:06
てらむらさん
サギと詐欺ですか。面白い発想ですね。きたきつねは、直ぐ鳥にいってしまいます。
昔は、巨大なコロニーがあって、農家の人はサギ山に魚を捕りに行ったそうです。どうしてかというと、サギのヒナは、人が近づいたりして危険を感じると胃の中身をはき出して、追い払おうとするということで、はき出した魚の中で新鮮なものを拾ってきて、おかずにしたらしいです。
東京では、カワウのコロニーが問題になっていますね。
投稿: きたきつね | 2006/06/20 22:53