給料のデフレスパイラル
今日も梅雨の晴れ間。随分長い晴れ間だ。最高気温は27度で、昨日よりも気温は低いけれど、湿度が高めで、体感は昨日よりも暑い感じがした。
仕事の帰りトイレットペーパーを買いに行ったけれど、よく考えてみると、一年振りだった。引っ越しの時に2ロールほど持ってきて、今頃12ロール入りを買ったから、トイレットペーパーを一年間に12ロールしか使わなかったということになる。
給料のデフレスパイラルが起こっているそうだ。公務員給与の抑制によって、最低賃金が下がってくるということらしい。
今年から国家公務員給与を決めるための人事院の民間賃金調査の対象が、これまでの企業規模100人以上かつ事業所規模50人以上から、企業規模50名の小規模企業になるということだ。そうなると、国家公務員の給与水準は確実に下がることになる。そうなると都道府県の地方公務員は、国家公務員準拠ということで、給与水準が下がることになる。公務員給与を指標にしている地方の中小の民間企業も給料を下げてくる。もちろんパート賃金も低下する。
また、年金水準の抑制のよるデフレスパイラルも問題になっている。国民年金の基礎年金だけだと、生活保護費よりも少なくなるというので、今度は生活保護費の抑制を進めようとしている。そうなると生活困窮者が増えることになるらしい。
これが連鎖してくると所得水準は下がる方向に進むことになる。まだ、物価がデフレ気味だから目立たないが、一旦インフレ傾向に振れると給料のデフレの影響がはっきりしてくる。自民党はさらに消費税の増税を予定しているから、追い打ちをかけることになる。
もちろん給料が下がれば、無駄な出費を避けることになるから、ものが売れなくなる・・・・なんだか風が吹くと桶屋が儲かる話になってきた。でも、数年経つと影響が顕著になるだろう。
新自由主義で、貧富の差が確実に広がる社会になる。下流社会どころではなくなるかもしれない。
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