いい加減なことを考えながら
朝の散歩で、木の葉の裏にニイニイゼミの抜け殻を見つけた。まだ鳴き声は聞いていない。
新暦の七夕というので、例年のごとく平塚の七夕飾りの写真が新聞に載っていた。この時期は、梅雨だから傘を差しての七夕飾り見物はつまらない。やはり、月遅れの仙台の七夕の方が夏の祭りという感じがする。今年の旧暦の七夕は、7月31日でやはり梅雨明けになる。
東京に出て用事を済ませたところで、携帯が鳴って昔の職場に寄るようにという伝言で、地下鉄を乗り継いで行ってみた。たいした用事ではなかった。
それにしても、一時間に一本しか列車のこない田舎と違って、平日の通勤時間帯ではない昼間でも、四分間隔で電車や地下鉄が来るというのは便利なものだ。人が沢山いるから便利になるのか、便利だから人が集まるのか、どちらにしてもたいしたものだ。
都内を移動していると、高いビルが無数に建っているし、高速道路や鉄道の高架もたくさんある。ということは、狭い東京の地面の上に載っているコンクリートと鉄の重さは相当なものではないだろうか。
ということは、東京の地面は相当な重さに耐えているわけで、そのひずみで局地的な地震が起こらないのだろうか、突然地面が沈み込んでしまわないだろうかなどと、いい加減なことを考えながら、一日歩いていた。
高層ビルの間を歩いていている時は、大きな地震が来たら、大量のガラスが降ってくるだろうななどと考えると、東京の都心は恐ろしいところだ。
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