農産物を直販するということは
梅雨寒で気温が23度位までしか上がらなかったので何となく肌寒かった。雨は相変わらず降っている。湿度が高く洗濯物は乾きそうもない。
今日中に原稿を仕上げなければいけないのだが、アイデアが上手くまとまらない。仕方がないので、地元のJAが始めた農産物直販所「あるるん畑」にでかけた。
スイカ、トマト、トウモロコシなどを買ってきた。帰ってきてトマトの袋を開けてみたら、出荷できないクズばかりだった。ヘタの方が内側になっていて判らなかった。安直に現金収入になるからということで、市場に出せないものを袋詰めしているとしか考えられない。
産直が始まったばかりには良くあるのではないかと思うが、出荷する農家が自分の作った生産物に対して、責任感を感じていないということだ。こんなことをしていると、他の生産者のものも同じようではないかということで、信用がなくなって、リピーターが減り、先細りになってしまうだろう。
農産物を直販するのは、消費者の評価を直接受けることになるのだから、ある意味JAに出荷するよりも厳しいということが判らなければ、続かないだろう。
きたきつねとしては、上越市で初めての農産物直販所なので、応援したいと思うけれど、ちょっと力が抜けた。
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コメント
私はまだ「あるるん畑」に行ってみたことがなかったので、トマトの写真にちょっとがっかりといった感じです。
一部のスーパーでは野菜売り場の一角に近隣の農家で作られた物が並んでいますが、珍しい物があったりしてよくチェックしています。特に春は山菜類が安くてよく買いました。
なんとなくそういう物が集まっている場所と思い込んでいたのですが…。近いうちに行ってみようと思います。
投稿: piyoko | 2006/07/17 22:30
コンプライアンスってやつですね。
自分の企業としての仕事が他の人、周りの人にどれだけの影響を及ぼすのかをしっかり吟味した上での商売が必要ですね。
投稿: あさみ | 2006/07/18 01:15
あさみさん
今様にいうとコンプライアンスですが、日本では昔から商売は信用第一というのが、商人の基本ですよね。
投稿: きたきつね | 2006/07/18 12:55
piyokoさん
インショップというやつですね。きたきつねも利用したことがあります。顔が見えるおつきあいという感じで、最近はやりですね。
投稿: きたきつね | 2006/07/18 12:57
家の近所の直売所では,収穫物ごとに農業者の氏名がちゃんと書いてあります.これでは恥ずかしいことはできないことでしょう.この直売所では品質で裏切られたことはありません.何しろ鮮度は抜群.当然スーパーで買うものよりも日持ちがいいです.
投稿: 俊(とし) | 2006/07/18 21:54
俊さん
普通の直売所はきちんとしています。私の買ったところも、生産者の名前入りのバーコードが付いています。これからどうなってくるか楽しみです。
俊さんの近所の直売所も、お客に育てられたのだと思います。でも茨城は国道沿いの直売所は、通過客が多くリピーターを期待していないので、問題が多いみたいです。
投稿: きたきつね | 2006/07/18 22:07