散歩の収穫
住宅地の遊歩道を歩いていると、昔、里山だったので、植物や動物との出会いがある。時には剣呑なやつがいたりする。
目の隅を大きな黄色いものが飛んだので、見るとオオスズメバチが数頭木の根元から出ている樹液を吸いにきていた。
樹液に集中していたので、デジカメで撮らせてもらったが、これ以上はちょっと無理。それにしてもでかい。こいつの巣に近づくと斥候が、「カチ カチ」と大顎をならして威嚇してきたら、三十六計逃げるにしかずとすたこらササと逃げなければならない。スズメバチも威嚇してくれるというのは、常に好戦的というわけではないということだ。
林の中でヒメコウゾのオレンジ色の実がついた。甘い実なので食べたいと思ったけれど、背が届くところになかった。ヒヨドリかムクドリの糞から生えたのだろうか。
木の実のなるところには、知らないうちに他の実のなる木が生えてくる。きたきつねの家の周りにも、クワとかイヌザンショ、モチノキが知らないうちに大きくなっている。
ネムノキの花が咲いていた。ふわふわとなんとも勢いのない花だ。ネムノキはマメ科なので、秋には花のイメージと違って、大きなマメが枝から下がる。
ノシメトンボが沢山飛んでいた。
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