MR-9という水銀電池
友達からもらった古いキャノンの「A35 Datelux」は、電池が無くて動かなかった。調べてみると、電池が今は売られていないMR-9という水銀電池だった。それも2個使っている。
MR-9という電池は、H-Dと同じもので、水銀を使っているため、製造販売が禁止になっているので、入手できない。それと、電圧が1.35Vと特殊になっている。
きたきつねの持っている古いカメラの何台かは、この水銀電池を使っているので、使おうとして大変だった。
そこは良くしたもので、古いカメラファンのために、市販の酸化銀電池やリチウム電池を使ってサイズと電圧を変換する変換アダプターがある。でもこれはとても高いので、古いコンパクトカメラを再生するのに2個も買う気はないかった。
そこで電圧が1.5Vだけれど大きさが同じで、安いドイツ製の電池があるので、東京に出たときにヨドバシカメラで買ってきた。電池をカメラに入れて、バッテリーチェックボタンを押してみると、OKだった。露出計も動き、しゃーったーも切れた。
コンパクトカメラの露出では、少し露出不足になるけれど、ASAの設定を低めにしてフイルムのラチチュードで何とかなると思う。
今度フィルムを入れてテストしてみよう。
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