立山黒部アルペンルートへ
今日は早起きして、上越の頸城バスの催行する立山、黒部ツアーに出かけた。最初は、自家用車で行こうとしたけれど、富山の立山から長野の扇沢に車を回送する料金など、面倒なのでツアーを探していたら、今回のツアーが見つかったというわけだ。
立山駅からケーブルカーで美女平に上がり、バスで室堂に向かった。途中、ブナ林、タテヤマスギを見たり、落差350mの称名滝を見たりしながら、標高2,450mの室堂まで上がった。これで人生最大高度を更新したことになる。ホシガラスがハイマツの上を飛んでいた。気温は14、5度位で非常に心地よかった。
短時間だったけれど、室堂周辺を散策して、ライチョウを探したけれど、この時期で、昼頃という悪条件なので、見つけられなかった。
ミクリガ池の近くにも雪渓が残っていた。夏の終わりなのだけれど、チングルマなど高山植物の花が咲いていた。遊歩道のベンチの下にイワヒバリ潜っていった。イワツバメ、ヒメアマツバメが室堂駅の上で虫を捕っていた。
室堂から、立山の最高峰雄山の真下のトンネルの中をトロリーバスで大観峰まで降りて、ロープウエーで黒部平に降りた。
ケーブルカーを待っている間、ベンチに座っているとアサギマダラが近づいてきたり、目の前の岩の上にミソサザイがでてくれたりと大サービスだった。
ケーブルカーで黒部湖に到着、ダムの上を歩いて対岸に移動して、展望台に降りて、観光放水を見物した。正式には観光放水ではないらしい。毎秒10トン位放水しているらしいけれど、迫力満点だった。
対岸の壁に、型枠の跡が残っていた。今は、コンパネを使うので、コンクリートの表面は平らだけれど、昔は型枠に板を使ったので、板の跡が見える。
黒部ダム駅からトロリーバスで、トンネルを通って扇沢に到着した。昔、トロリーバスは、東京都内を走っていたけれど、今は、立山トンネルと関電トンネルの二カ所だけになったそうだ。また、電気自動車が見直されてきているので、復活するところができるかもしれない。
国道148号にでて、糸魚川に向かった。気持ちが良くなってぐっすり寝てしまった。途中、道の駅小谷で小休止したけれど、ステンレス製の変な恐竜の親子の像が建っていた。親は翼竜を咥えて、なんとも不思議?何か意味があるのだろう。
途中、滅多に見ることができない、というか初めて見る大糸線の列車が対岸を走っていたので、急いでデジカメを取り出して撮影した。
今日は盛りだくさんで楽しかった。
| 固定リンク
コメント
アルペンルート!2年前行きましたがあいにくの天気で、肝心の室堂周辺は霧でまったく歩けませんでした…。
チングルマの花も咲いていたんですね。きれいです。
私は横浜なので長野や富山に出るだけでもなかなか大変ですが、この記事を読んだらまた行きたくなりました。
投稿: ナキウサギ | 2006/08/28 22:24
ナキウサギさん
天気次第ですよね。帰る頃にガスってきました。涼しくて気持ちよかったですよ。
横浜からだと、中央道で直ぐじゃありませんか。是非、紅葉のアルペンルートを見に来てください。
サブのデジカメのSDメモリーを忘れてちょっとパニックでした。
投稿: きたきつね | 2006/08/28 23:28
紅葉、けっこう早そうですね。あと、春先によく紹介される、雪の壁の道も歩いてみたいです。
車だと近いのですかー。運転できないので移動は電車なのです。大町へは八王子へ出て特急あずさ(スゴク揺れる)です。電車ものんびりできて悪くないですが。
デジカメのメモリが足りなくなるとあせりますよね。前に撮ったの急いで消去したりして。。
投稿: ナキウサギ | 2006/08/30 22:51
ナキウサギさん
きたきつねも雪の壁の間を歩いてみたいです。あの除雪に一億二千万円くらいもかかるそうです。
「あずさ」ですか、今はありませんが「あずさ2号」に乗って松本までいったことがあります。電車は良いのですが、時間が限られるので、ある程度時間がないとだめですね。
自動車だと、時間に余裕ができるのと、寄り道ができるのがいいですよ。
きたきつねのサブはカシオのEXSLIMなので、内蔵メモリーが少しあるので、画素を100万画素にして、撮影枚数を増やしました。
投稿: きたきつね | 2006/08/30 23:17