セミの産卵
会議が早く終わったので、真夏日連続23日目の蒸し暑い高田に早めに戻れた。午後強い夕立があったようだ。
朝の散歩で、セミの産卵を見ることができた。アブラゼミのメスが、メタセコイヤの幹に産卵管を差し込んで、卵を産んでいた。
ふ化した幼虫が、できるだけ容易に地面にもぐることができるように、比較的低い位置に産卵するようだ。
地面に実が着いたコナラの枝が、いくつも落ちていた。これはハイイロチョッキリの仕業にちがいない。
実の帽子のところをよく見ると、ハイイロチョッキリが卵を産んだ後がある。
なぜ、卵を産んだ枝を切り落とすかというと、コナラは傷がつくと、チョッキリの幼虫の成長を妨げる物質を出すので、それを避けるためらしいのです。植物も自己防衛のための生体防御機構を持っていて、植物を利用する昆虫は、それを回避するように進化してきたようだ。
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