風力発電の電力が売れない
連続真夏日が、23日目でようやくとぎれてくれた。昨夜は、寝苦しくなかった。風に乗って、コオロギの鳴き声が聞こえてきた。秋が近づいてきているのだろう。
アマガエルが、体の色を変えて、隠れているつもりのところを見つけてしまった。
今日の朝日新聞に、電力会社が風力発電の電力の無制限購入を見直しているという記事が載っていた。
きたきつねはこれまで何度か、風力発電について書いてきたけれど、こんなことは当たり前だと思っている。風任せの不安定な電力は、巨大な安定した電力の中にわずかに入るのであれば良いけれど、あまり多くなると電力システム全体が不安定になってしてしまう。
日本の風の状態を考えると、風力発電の電力はクリーンなだけで、実用には向かない。太陽光発電も同じことがいえるだろう。
もちろん電力システムを、現在のように周波数の許容範囲が0.1Hz以下といった厳しい条件ではなく、発展途上国のように周波数変動1Hzくらい、電圧変動も10Vくらい許容できれば、相当量の風力発電の電力を使うことができるかもしれない。
電熱と照明くらいにしか電気を使わないのならばいいけれど、現在の日本でそうはいかなだろう。
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