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2006/08/11

アンチエイジング

日本経済新聞の8月6日の「インタビュー 領空侵犯」に東京工業大学の歌う生物学者本川達雄教授のインタビューが出ていた。

以前保証期間50歳のことについて書いたけれど、本川先生も同じような発想をしているのが面白いと思った。

最近のアンチエイジング・ブームに異議ありとする内容で、アンチエイジングの目的が若返り、不死を望むのではなく、「あらゆるものに永遠はないのだから、無理をしないで流れに任せるべき」という考えだ。”自分自身”を”永遠”に生き続かせるために、生物は機能を子孫に受け継いでいくシステムがあるとも考えている。

秦の始皇帝は、徐福に不老不死の仙薬を探させたように、大昔から、長生きするだけでなく、若返りや不死を求めてきた。今でも、金や地位を得た人々が、不老不死を求めて巨額の資金を投入して研究を進めさせているという話が時々出てくる。アンチエイジングはその不老不死研究の研究成果の一部が漏れて来ているのではと勘ぐる人もいるのではないだろうか。

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