食料自給率
昨日、農林水産省は2005年の食糧自給率を発表した。食糧自給率はカロリーベースで約40%で、今年も先進国の中で最低となった。1998年から横ばいで、上昇する兆しもない。自給率の低いイタリアでも71%で、フランスなどは130%となっている。飼料も含めた穀物全体の食糧自給率は30%以下となっている。
農林水産省は、新しい農業政策のなかで、2015年に食糧自給率を45%を目標にしているけれど、道のりは遠い。それよりも、農業生産者の高齢化と後継者不足で、国内農業自体が急速に衰退する可能性も否定できない。
ニートも含めて、多くの若者を、農業を体験できるシステムを作って、農業を体験を通して、職業の選択肢に加えさせる活動も必要だろう。
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