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2006/08/29

The Shorebird Guide

今日もフェーンで32度になり真夏日となった。夕方には雷雲が時間雨量19.5mmという強い夕立を運んできた。雨が弱くなった時にタイミングよく帰ってきたので、ほとんどぬれなかった。

夕ご飯を作りながら、ラジオを聞いていたら、埼玉県で、シロハラクイナが繁殖したというニュースが流れてきた。シロハラクイナは、沖縄ではそれほど珍しくない鳥だけれど、関東地方で繁殖するとはビックニュースだ。

シロハラクイナは、茨城県内でもたまに目撃されている。そういえば去年の連休に飛島でもシロハラクイナを見たのを思い出した。

8月からシギとチドリの渡りが始まっている。8月初旬には、多摩川河口で日本初記録のコシジロウズラシギが確認されていて、沢山のバードウォッチャーが集まったようだ。コシジロウズラシギのような珍鳥になると、国内の図鑑には載っていないことも多いので、よく見つけたものだ。

バードウォッチャーには、シギ・チドリのファンが沢山いて、春と秋の渡りのシーズンになると、各地の湿地、休耕田、河口、干潟などにでかけることになる。もちろん珍鳥を探すことになるので、色々な図鑑を持って行くことになる。

日本には来る珍しいシギ・チドリは、北米大陸からの可能性が高いので、北米の図鑑が必要になる。本当は1冊あればいいようだけれど、図鑑が出版される度に買ってしまうので、こまったものだ。

最近買ったのがThe Shorebird Guideだ。去年買ったカラーの写真図鑑Shorebirds of North Americaと比べると、記述が詳しいし、繁殖地と越冬地の地図がついていて、日本へ飛来の可能性のある鳥の予測ができそうだ。

面白いのは、後半1/3に珍鳥のページがあって、日本でよく見ることのできるシギ・チドリが沢山出てくる。アメリカのバードウォッチャーには、ユーラシアの鳥は珍鳥になるわけで、なるほどと納得してしまった。

日本のシギ・チ大好きおじさんの氏原さんによれば、次はコシグロクサシギが出そうということだから、一生懸命に識別の勉強をしなければ。

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