刀削麺を食べた
御徒町から、広小路を秋葉原に向かって散歩。パソコン雑誌で紹介されていた刀削麺の店『刀削麺劉家』に行ってみた。この店の前は何度も通っているのだけれど、タイミングが合わなかった。
券売機で食券を買って中に入ると、カウンターだけの店内で、スタッフは4人と、店のサイズとちょっと合わない感じ。全員、中国人のようだ。
スタンダードの『坦々刀削麺』(650円)を食べることにした。見ていると、注文を受けてから、麺を削るようだ。
奥の一番年上の調理人が、練った小麦粉の固まりを持って、金属片で麺を削りだした。削られた麺が、小気味よく鍋の中に飛んでいるのが見えた。コンパクトデジカメでは、麺が飛ぶところは写っすのは無理のようだ。
パフォーマンスも、料理の重要な要素だから、いいものを見ることができた。
それほど待つことなく『坦々刀削麺』が出てきた。見た目ほどスープは辛くなかった。味はそこそこで、普通だと思う。ところが麺は、ムチムチと非常に食感が良くて、旨い、旨い。嬉しくなってしまった。
スープの中には、ひき肉がたくさん入っていて、麺と一緒に食べるとこれも旨い。これは大当たり。つくば市の「五龍」で初めて食べた刀削麺は、このムチムチ感が無かったので、刀削麺とはこんなもんかと思っていたけれど、全然違っていた。カロリーコントロールしているに、嬉しくて、あぶなくスープを全部飲み干しそうになった。
本当に旨い刀削麺というのはどんなものだろうと、期待が広がってきた。刀削麺は、ラーメンとは全く違うものだ。「麺」と書くので、日本的には細長いものを考えるが、「麺」は小麦粉の加工品だから、イタリアでいえばパスタと考えるといい。
パスタの専門店にいってみると、見たことも無いような色々なパスタが売っていて、どうやって食べるのだろうと思うけれど、中国も北部は小麦文化圏だから、色々な麺があって、その中のひとつが刀削麺になるのだ。
今度は、評判のチャーシュー丼も一緒に頼んでみよう。
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コメント
刀削麺、食べてみたくなりました。
削っているところを見られるのがいいですね。
作業しているところを見るのって、面白いです。
投稿: ナキウサギ | 2006/09/03 14:30
ナキウサギさん
秋葉原に出かけたときには是非食べてみてください。
最近、秋葉原は食の面でも変わった店が増えているようです。
地下鉄銀座線の末広町駅の3番出口をでて、秋葉原方向に向かって、最初の道を右に曲がって、二本目の通りの角です。
http://www.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%A4%96%E7%A5%9E%E7%94%B03-8-17&ie=UTF8&z=17&ll=35.702056,139.770716&spn=0.004165,0.008047&om=1
投稿: きたきつね | 2006/09/03 20:24