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2006/09/01

地方の私立病院の存続が危うい

昨年舞鶴市民病院が、医師の大量辞職によって病院そのものが立ち行かなくなった事件のニュースを見てびっくりした。ところが、同じような事件が各地で起こっているようなのだ。

新潟の水原郷病院も大量の辞職者が出て病院の存続が危うくなっているというし、北海道の江別市の唯一の総合病院の江別市立病院が、内科系の4つの診療科の常勤医師が相次いで辞職し、今年の9月末でゼロになる異常事態になっているらしい。

財政破綻した夕張市の夕張市立総合病院の場合は、財政再建のために見当されている改革案が病床8割減というドラスティックなもので、その前に常勤医が次々退職しているという。黙っていても診療ができなくようだ。

地方都市の総合病院の医師が辞めているのだから、過疎が進んでいる地方では、さらに悲惨で、医師がいないために最低の医療さえも受けられない状況になっている。日本には沢山の医学部があって、毎年大量の卒業生が出ているはずなのにどうしてなんだろう。

東京などの都会は、沢山の病院があって過当競争気味というのに、地方都市では、医師不足で市立病院といった公立病院でも診療ができなくなるというアンバランスが拡大している。

医学部の定員を増やすというけれど、卒業した医師が地方に赴任するという保証は全くない。

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