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2006/10/31

鳥のおもしろ行動学

タイトルの図解雑学というところが、きたきつねのフィーリングに会うような気がして頼んでおいた柴田敏隆さんの『図解雑学 鳥のおもしろ行動学』がAmazonから届いた。

早速読んでみた。きたきつね的には知っていることが多かったけれど、鳥の体の仕組みから、鳥の珍しい食べ方まで話題が豊富だ。面白かったのは、童謡の『かもめの水兵さん』の歌詞にあるカモメの種類についての推理は面白かった。バードウォッチングはフィールドだけでなく、本や歌の中でもできるということだろう。

この本は、バードウォッチングに興味を持ち始めた人に最適だと思うけれど、バードウォッチングを初めて少し経って知識を確認するためにもいいだろう。

著者の柴田敏隆さんの職業が、「コンサーベーショニスト」とあるけれど、どんな職業か「?」全く判らなかった。コンサーベーショニストというのは、「自然保護に話のわかるプロとして携わる人」という意味らしい。

ナツメ社といえばパソコン関係のソフトの出版社だと思っていたけれど、最近は雑学やゴルフの本まで出しているとは知らなかった。

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2006/10/30

奈良市の元男性職員は懲戒免職

061030昨日の大雨は、高田測候所の時間雨量の記録を更新したようだ。

今日は、良い天気。旧暦9月9日の重陽の節句で、菊の花の時期ということになる。気温が高いので、昼の散歩道にアキアカネが飛んでいた。

高校の未履修にからんで、茨城の県立高校の校長が自殺したというニュース。責任を感じての自殺だろうけれど、死んでも問題が解決するわけではないので、自殺しないで欲しかった。

病気を理由に休暇・休職を繰り返し、ここ5年9カ月の間に8日しか出勤していなかった奈良市環境清美部の元男性職員は懲戒免職で決着したようだ。この男性は、部落解放同盟の幹部で、病気の診断書を書いた医者を脅していたらしい。部落解放同盟は、人権問題を解決するために一生懸命運動をしているのに、このような人がでることで、社会から部落解放同盟は怖いとか恐ろしいといった誤解を受けるのは問題ではないか。

ソフトバンクモバイルが、顧客情報システムのトラブルで契約切り替え業務を2日続けて停止したというのは、システムの処理能力の増強で改善されたらしい。ソフトバンク同士の通話・メール無料で2,880円という「想定外料金」が人気になっているらしい。でも、実際は他社の携帯や固定電話にかけることが多いので、それほど安くなることはないような気がする。

番号ポータビリティー制度は、予測ほど多くないのではないかという話もある。実際、携帯でメールを使うことが多いので、メールアドレスが変わることを嫌う人も多いようだ。きたきつねも携帯電話でメールを使うことが多いので、新しいアドレスを周知するのが大変なのでアドレスが変えたくない。

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2006/10/29

大雨洪水警報

061029_106時過ぎから雷鳴が聞こえて雨が降り始めて、7時過ぎに猛烈な雨になった。雷を伴った雨雲が西から進んできているようだ。

高田測候所の雨量データを見ると7時から8時までの1時間に88.5mmの降雨だから、豪雨といってもいい。上越地方に大雨洪水警報が出されていた。

焦点を固定してストロボを使って、強い雨をデジカメで撮影してみると、ピントは甘いけれど雨粒が丸いのがよくわかる。いい加減に撮っても、雨粒が撮影できるほど、雨粒の密度が濃い豪雨ということだ。

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野沢温泉の外湯巡り

061029_1 061029_0今日は寒冷前線が通過して天気が悪くなるという予報だったけれど、朝起きてみると良い天気だった。

仕事場の同僚が是非、野沢温泉の外湯巡りに行きたいのでつきあえというので、出かけることにした。

国道18号から、292号、117号と通って一時間半ほどで野沢温泉に到着。292号は国道といっても、途中非常に狭いところもあって、冬は走りたくない。中央ターミナル近くの有料駐車場に車を預けて、外湯巡りに出発。一日500円だった。

最初は、『横落の湯』で、午前中なのか誰も入っていなかった。無色透明な弱アルカリ性のわずかに硫化水素臭がするお湯で、それほど温度は高くなく、肌に優しい感じがした。ゆっくりと浸かって次の場所に移動した。
泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:81.9℃ pH:8.9

061029_2 次に『十王堂の湯』に。外に温泉卵を茹でるための場所が用意されていた。外を歩いている観光客はいるけれど、外湯に入っているひとは少ない。

ここは二階建てで、男湯は二階だった。中にはいると先客が一人いて、熱いので水道水で適温にしてくれていた。泉源が違うようだけれど、感じはあまり変わらない感じだった。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:78.2℃ pH:8.8

061029_3 2カ所入浴したあとで、野沢温泉の源泉『麻釜(おがま)』を見ることにした。

大釜(90℃)、茹釜(90℃)、円釜(71℃)、竹伸釜(80℃)、下釜(85℃)とあって、それぞれ温度の違うお湯が沸いている。

噴出するお湯は、非常に高温で、野菜・山菜や卵を茹でたり、工芸用の竹やあけびの蔓を浸したりするために使われている。蓋がされていて中の様子はわからない。見ていると、茹で上げた卵を持って行く人、茹でるために卵を釜に入れるひとがきたりしていた。

061029_4 麻釜から、ちょっと上の『滝の湯』に。人が入っていないと、湯温の調節ができていないので、湯温は43℃以上あって、入るとお湯が肌に食いついてくる感じがする。

泉質:単純硫黄温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:77.0℃ pH:7.7

外湯というのは、公共の入浴場というわけではなく、地元の人達が共同で浴場を建てて、維持管理をしている温泉を、無料で一般に開放してくれている施設で、本当にありがたい。そんなことを知らずに馬鹿なことをするひとが時々いるようで、色々な注意書きがあるのが悲しい。

061029_5 坂を下って『真湯』に行ったが、場所が判らない。ウロウロしていたら、『真湯』は改修中で12月まで利用できないという告知が出ていた。よく見ると、ブルーのシートのかかった建物があった。

仕方がないので、さらに下の『熊の手洗湯』に。ここはそれほど熱くはなかった。四カ所目になるとちょっと疲れてきた。

泉質:単純硫黄温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:40.2℃ pH:8.2

温泉に入るとお腹が空くらしい。昼食を食べることにした。食堂を探して『四十雀』という居酒屋で『野沢菜担々麺』というのを食べた。店の人の話では「普通以上の激辛」ということだったけれど、辛さはそれほどでもなく旨かった。麺の茹で加減が今ひとつというところは残念だった。

061029_6 お腹がくちくなったところで、『大湯』へ。ここは立派な外観の建物で、向いに足湯まであった。

ここは先客が数人いた。中には、熱湯と温湯の浴槽があって、熱湯は、本当に熱くて入ることができなかった。

泉質:単純硫黄温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:66.2℃ pH:8.5

061029_7六軒目は『秋葉の湯』。ここもよそと同じで非常に湯温が高い。44℃近くまであるようで、入って直ぐは肌がピリピリする。それでも、少し経つと良い感じになる。

地元の人が入浴する時間らしく、サンダル履きのひとが入ってきた。挨拶をして少しはなしをした。どこでも挨拶は大切だと思う。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:83.2℃ pH:8.7

061029_8 きたきつねは、四軒くらいでもう終わりにしたかったけれど、同僚が十三湯の半分は回りたいということで、最後の七軒目は『新田の湯』。

ここも熱い。湯船に二分ほど浸かって上がることにした。ここまで来ると難行苦行の修行のような感じになってしまった。服を脱いで、湯船に浸かって、服を着てを繰り返すのも、意外と大変なことだった。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(低脹性アルカリ性高温泉)
泉温:81.9℃ pH:8.9

061029_9 残り六湯は、次回にすることにした。それにしても湯疲れという言葉があるように、非常に疲れた。

野沢温泉は思ったほど広くなくて、外湯巡りは徒歩で十分回ることができるのがいい。

11月は野沢菜を洗う作業があるので、平日は使えない外湯があるようだ。

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2006/10/28

越後・謙信SAKEまつり

061028_5午後遅く、旧高田市街の本町四丁目から六丁目を歩行者天国にして『越後・謙信SAKEまつり』に歩いて出かけた。

会場は、沢山の人が出てきていた。受付のテントで、五〇〇円払って、試飲用グラスと水のPETボトルを受け取って、試飲に参加した。

新潟県酒造組合高田支部の21の酒造会社が参加している。上越市には16軒の酒造メーカーとワイン醸造所1カ所、妙高市には3軒の酒造メーカーとワイン醸造所1カ所の合計21だ。

19の酒造メーカーの酒を一度に全て飲むことができるのは、そうそうできるものではない。各メーカーは、普通酒、純米酒、本醸造酒、吟醸、大吟醸、純米吟醸、原酒、濁り酒、粕取り焼酎など自慢の酒を並べて試飲に応じていた。

一つのメーカーは最低でも2種類を出していたので、一カ所で一種類20ml飲んでも、全部飲むと380mlになる。帰って試飲用のグラスの容量を調べてみると、満杯に入れると70ml、八分目で50ml位だった。きたきつねは少なめにして貰ったので、実際飲んだ量は一種類20mlから30ml位だったようだ。

実際は、ほぼ全種飲んで、さらに岩の原のワインも飲んだので、相当量飲んだみたいで、最後のメーカーにたどり着いたときには、非常に良い気持ちになっていた。

酒屋で見たことがない全く知らないメーカーもあって、各メーカー工夫して特徴のある酒を造っているのが、実際に飲み比べてみることではっきりと判って、非常に良い経験ができた。この『越後・謙信SAKEまつり』は初めてのイベントで、これからも続けることができればいいと思う。何回か続いて盛り上がれば、上越市以外からも人が集まってくるような気がする。

061028_6 酔い覚ましに、大和デパートで開催中の『上越の酒文化特別展 坂口謹一郎と頸城杜氏』を見ることにした。

会場には、頸城の「坂口記念館」と三和の「酒と米の謎蔵」の展示品が移設されていた。「酒と米の謎蔵」の日本酒ソムリエの女性がいたので、ちょっと話をして戻ってきた。何度も行っているので、顔を覚えていてくれた。

061028_7 外の出ると、謙信太鼓の公演があって、その後武者行列が現われて、謙信軍団が川中島に出発する時の行事の「武禘式」というのが始まった。

謙信公は49歳で亡くなったはずだけれど、謙信役の方はどうみても60代後半の感じで、武将もみなさん相当お年を召されている様子で、寒くなってきたので気の毒な感じがした。

きたきつねも酔いが覚め始めて寒くなってきたので、味を確認するために数メーカーで再度試飲してから帰ってきた。今日は口福な一日だった。

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朝日池にマガンが来ていた

061028_3午後に予定されているイベントまで時間があったので、本当に久しぶりに朝日池のカモの状態を見に行ってみた。

池のハスは、まだ枯れはじめたばかりの感じで、風もなく穏やかな水面に、カモが沢山浮いていた。岸から相当離れているので、望遠鏡を出して観察すると、中央付近にマガンとオオヒシクイがいた。ハクチョウはまだのようだ。

061028_4 カモは、マガモが非常に多く、換羽中の雄がまだ沢山いる。

突然、マガンが頭を上げて、警戒の姿勢を取って直ぐに飛び始めた。それにつられてカモ達も一斉に飛び上がった。上空を探したけれど、トビ以外の猛禽は見つからない。

マガンとオオヒシクイは、頭の上を飛んで南の方に飛んでいってしまった。

【県 名】 新潟県
【市町村】 上越市
【場 所】 朝日池周辺
【年月日】 2006年10月28日(土)
【時 刻】 12:55~13:25
【天 候】 晴
【観察者】 きたきつね
【環 境】 池沼・水田
【観察種】
  1. ダイサギ              8. コガモ               15. オオバン
  2. チュウサギ           9. ヒドリガモ           16. セグロセキレイ
  3. アオサギ             10. オナガガモ        17. モズ
  4. マガン(8)             11. ハシビロガモ     18. スズメ
  5. オオヒシクイ(2)     12. ホシハジロ        19. ハシボソガラス
  6. マガモ                13. トビ                  20. ハシブトガラス
  7. カルガモ             14. キジ

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上越そばまつり

061028_1朝から快晴で、気温がどんどん高くなって最高気温が23度になった。屋外にいると、汗ばむくらいだった。

このところ高校の履修不足問題で、プロレスラーのキムイル大木金太郎さんが亡くなったことや、日本ハムが日本一になったことなど、気になっていたけれど書くのを忘れていた。テレビがまだ白黒のころにプロレス中継をみていたけれど、大木金太郎さん「原爆頭突き」はすごいと思った。

予想通り、高校の履修不足問題は、全国に波及して、41都道府県404校、8万人規模にふくれあがった。文部科学省は厳格に履修を求めているけれど、自民、公明からは救済措置必要論がでてきている。ごまかした調書を大学に出したりしているのだから、こんな不公平がまかり通るなら、まじめに指導要領に従って履修している学生はバカをみることになる。

今日は、上越市とJA越後じょうえつの共催で、初めて『上越そばまつり』が開催された。お祭り好きのきたきつねは、会場のJAの産直販売所「あるるん畑」にいってみた。

061028_2 予想以上の人出で、非常ににぎやかだった。やはり大きな駐車場があると参加しやすいのだろう。会場には、そばの販売、手打ちそばの実演、餅つき、各区の名産の直販などがあった。市内の11のそば店が参加していた。とよむすめを使った店が4店、信濃1号が4店、常陸秋ソバが1店、不明が1店だった。

とよむすめのソバの無料配布は限定200食ということで食べることができなかったので、1000円の食券を買って、食べ比べをしてみた。一杯200円で5軒回ることができる。一杯が普通の三分の一くらいだから、五杯で大盛り一杯くらいの感じだろう。

ソバの新品種の「とよむすめ」をメインに食べてみたけれど、本当にピンからキリで、これが同じ材料かとおもう程違っていた。つゆもそれぞれだし、そば粉の状態やつなぎの違いも影響しているのだろう。

一番は、「くわどりゆったり村」のソバで、つゆが今ひとつだったけれど、ソバは歯触り、のどごしともすばらしかった。後で聞くと一番売れていたそうだ。山芋とヤマゴボウがつなぎに入っていて、良くできている。

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2006/10/27

日本人の給料

この辺りでは火曜日発売の「プレジデント」に、『全公開!日本人の給料』という特集でてるということで、近くのコンビニで買ってきた。

目次の見出しを読むだけでも興味がわく。あらゆるジャンルの主な職業について給料のデータを集めているようだ。平均といっても、平均年齢や職種によって違いがでるとおもうけれど、これだけの数字を一覧でみることはあまりないだろう。

サラリーマンの平均年収は436万円ということだけれど、主要3866社のデータを見てみると、放送、新聞などのマスコミ関係の給料はすごい。40歳で一千万を軽く越えている。朝日放送は、39.8歳で1,587万円、朝日新聞は42歳で1,364万円、日経新聞は40.8歳で1,295万円になっている。これほど高給だと、庶民感覚の報道ができるのだろうか。

話題のITベンチャーは、平均年齢が若いこともあって想像するほど高くはない。楽天は30.5歳で605万円、ライブドアが30.4歳で504万円になっている。それでも30歳で500万円くらいというのは高給なのだろう。

一流企業といわれる会社は、三〇歳前後で一千万をこえている。一千万円以上の給料を貰えるのは、給与所得者の6%程度らしいので、すごいといえるのだろう。逆に、主要3866社の中で安い会社は、40歳で206万円というところもあって、300万円以下が20社もある。

給与所得者4493万人のデータから、年齢、役職、学歴別、地域別の平均年収の分析も興味ある。フリーターの生涯賃金が5,200万円で、大卒で1000人以上の企業では3億4691万円と5倍近い差になるということだ。

役員報酬や自社株配当については、もう目を見張ることしかできないが、これは別物だろうと思ってしまう。

公務員の給料では、国家公務員が平均628万円(48.9歳)、地方公務員707万円(45.7歳)ということだ。企業に比べて公務員が平均年齢が高めなので、そのまま比較にならないだろう。地方の企業は主要企業の平均よりも低めなので、地方公務員が各種手当で上乗せされていることが示されている。最近は、市民の目が厳しくなっているので各種手当ても減ってきているらしい。ただ、地方の企業は主要企業に比べて給料は低めなので、住民感情としては複雑だろう。

医者、弁護士、会計士などの職業別の年収ランキングを見ると、所得格差がよく見える。医師も勤務医だと、それほど高いわけではない気がする。昔から所得格差があったわけで、これを持って格差社会が広がっているというのは無理だと思う。

プロスポ-ツ選手や歌手・タレントは、個人によって格差が半端でないので、これも別だろう。

この特集は保存版だろう。

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高校予備校化問題

今日は健康診断で、大好きなバリウムを飲んだ。レントゲン装置に乗ってから、「一口飲んでください」で、食道の写真を撮って、「残りを飲んでください」になって胃の写真を撮るのが普通だけれど、集団検診のためか、発泡剤を飲んで直ぐ一気のみとなった。空腹が一気に満腹。

今日も高校の必修科目無視は、県と学校が増えて35都道県282校になった。科目も美術などにも広がっているようだ。私立高校で4科目も未履修となって350コマの補習授業が必要な生徒がでているらしい。

きたきつねの高校の同級生のブログで、「理科系志望の高校生にまで世界史を無理やリ履修させる必要はさらさらないと思います」などと書かれるとムッとしてしまう。同級生は、高校生の時に毎日コンサイス英和辞典を食べるくらいの受験生で、今でもそんな狭隘な世界で生きているということだろう。

学校は受験のためにあるわけではなく、人として常識とか教養を養うことが大切だと思う。理科系志望だから、社会科学系の学問はしなくてもいいとか、文化系志望だから、自然科学を知る必要はないかといえば違うと思う。どのような分野に進むにしても、その人の全人格的なものの涵養が大切になってくるはずだ。

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2006/10/26

学習指導要領無視が広がる

昨日の学習指導要領無視事件は、今朝の新聞には、予想通り10道県60校に増えていた。昼過ぎには18道県98校に増え、夕方のNHKラジオでは31都道県168校になっていた。明日にはもっと増えるのではないだろうか。

必修の世界史だけでなく、倫理も授業をしていなかった例がでてきた。この分だと、理科も未履修が出てくるような気がする。

さらに悪質なのは、県教委への虚偽報告だけでなく、大学の推薦入試の提出書類の改竄も行われていたようだ。履修していない科目に成績を付けた成績証明書を発行してたことになる。有印公文書偽造だから犯罪になるのでは?

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2006/10/25

セイタカアワダチソウの花が満開

061025数日ぶりに青空が顔を出した気がする。久しぶりに最高気温が20度を越えて、良い気持ち。気温が高くなると虫の動きも活発になる。まだ、風邪がグズグズと抜けない。

セイタカアワダチソウの花が満開で、蜜を求めて虫が集まっている。セイタカアワダチソウの花は日本の秋の風物誌になってきた感じがする。

大阪府警の男性巡査が小学校のげた箱から男児の体育館シューズを盗んで、窃盗と建造物侵入容疑で逮捕されて停職になったという。「ストレスがたまり、子どもの靴のにおいをかぐとすーっとした」なんてのは勝手だけれど、警官が盗みにはいるか!高校は勝手に予備校になるし、日本の国はどうなっていくのだろう。

高校予備校事件は、岩手でも、名門盛岡一高など4校が、社会を一科目にして、これまでごまかして卒業させていたらしい。卒業取り消しだろう。これは各地の受験校で起こっているのではないか。たぶん続々と出てくるような気がする。やはり受験科目を極端に減らしたことがこんな問題を起こすようになってきたということだ。

明るい話題は、北海道日本ハムファイターズが日本シリーズで3勝目をあげたことくらいだろう。札幌ドームは4万人のファンで盛り上がって、すごかったのではないだろうか。長く経済が冷え込んだ北海道にはこれくらいのことがなければいけないだろう。巨人ファンばかりだった北海道が、今は日ハムファンが激増しているらしい。来年は、仙台も頑張って欲しい。

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2006/10/24

生徒の要望で受験に特化した高校

昨夜からの雨が午前中まで残っていた。関東は雨だけでなく強い風が吹いていたようだ。

富山県の高岡南高校で三年生が履修科目が足りなくて全員卒業できなくなりそうだというニュースがある。なんともバカバカしい理由で、生徒の要望で受験に特化するため、社会科を一科目の選択にしてしまって、学習指導要領で求める必修の世界史と選択の一科目の合計二科目をクリアーできていないという。

受験に特化してどうするつもりだったのだろう。大学合格者数が多いことを売り物にするつもりだったのだろうか。高校が大学受験の予備校になってしまったということで、教育機関としての責任放棄している。

きたきつねのころは、選択科目などなかったし、受験科目もいまでは想像できなくらい多かった。大学も受験生を集めるために、受験科目を減らして、実際に専門教育が難しくなっている。医学部で、生物を、工学部で物理を履修していないなどという笑えないことも起こっているようだ。

高校は受験のために行くわけではない。大学もレベルを落としてまで学生を取る必要はないと思う。

高校が全入できるようになって、国民の知的水準が向上したかといえば、逆に低下してしまっているのではないか。センター試験を、高校卒業資格検定試験に変えて、高校卒業資格は国家認定にするくらいにすべきだろう。もちろん試験は全科目で、基準に達しない場合は卒業資格はもちろん認められないことにすれば、学習意欲のない生徒は高校に行かなくなるだろう。せめて高校くらいというのは、勉強したくてもできない時代の遺物だろう。

高校卒業資格検定試験の成績を入学試験に使えばいい。高度な教育を目的にする大学は、二段選抜をしてもいいだろう。

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2006/10/23

つま恋2006

061023昨日の夜から雨が降っていたが、朝には上がっていて、日中はくもり空、夕方から風が出てきた。明日は荒れ模様のようだ。

ネットニュースを見ていたら、20日に「渡鬼」の藤岡琢也さんが慢性腎不全で亡くなったという。NHKラジオの『ときめきJAZZ喫茶』のマスターで良く聞いていたけれど、倒れて林屋正蔵(こぶ平)に代わってから聞いていない。明日がお葬式でジャズで送られるとのこと。合掌。

新潟県中越地震から丸二年、復旧は急速に進んでいるけれど、山古志村のようにまだ一部戻ることのできないところもある。今年の十二月までに仮設住宅をでることのできない人達も沢山いて、高齢になって生活基盤を破壊された時に元の生活を取り戻すのは難しいのだろう。

開け放したオフィスの窓から、セグロアシナガバチは入ってきた。窓の間に閉じこめて写真を撮らせてもらう。そっと窓をずらして、外に出て行って貰った。

NHK総合の夜10時から「今日までそして明日から ~吉田拓郎・35000人の同窓会~」を見た。一ヶ月前に掛川のつま恋で開催した「吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋2006」の裏話といったところで、31年前の映像もあってなかなか良かった。番組に出てきた古い歌は全部歌えた。

エネルギッシュな拓郎も61歳で還暦を過ぎていたなんて、きたきつねは少し若いけれど、あんなパワーはないと思う。だれでもフォーク少年だった1960年後半から70年前半、フォークギターが買えないきたきつねは、家にあったギターに黒い下敷きで作った板を貼って、フォークを歌っていたことを思い出した。あのころ一緒に歌っていた仲間はどうしているだろう。

29日にはBSで「吉田拓郎&かぐや姫 in つま恋2006 総集編」があるらしいけれど、見ることができないのは残念。

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2006/10/22

二七の朝市

061022_1今日は旧暦9月1日。天気が良くて気温も22度を越えて暖かくなった。

昨日の夜体調が良くなったので、エスプレッソを飲んだところ、目がさえてしまって、なかなか眠れなかった。

体調が今一なので、今日もゆっくりすることにした。そういえば二七朝市なので、ちょっとだけのぞいてこようと思い、車で出かけた。

061022_2 秋の実りが集まっているようで、今回はキノコ類が多い。天然物のクリタケ、シメジ、ナメコなど山盛りで売っていた。朝市の面白いのは、農家の庭先で作った地物の野菜を見ることができるからだ。

マコモタケや自然薯を持ってきている人もいた。マコモタケは、マコモの茎の中の花芽に黒穂菌が寄生し、根元の部分が筍状に肥大したもので、栽培種らしい。自然薯は100グラム300円くらいだから結構高い。

061022_3 朝市には唐辛子をワラでしばったものを売っていて、これは軒先につるして乾燥させて使うのかと思っていたけれど、『魔除け』として使うらしい。

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2006/10/21

とりぱん

友達のブログを見ていたら『とりぱん 1』というバードウォッチングのマンガがあるというので、早速、続編の『とりぱん2』とあわせて取り寄せた。

このマンガは、週刊漫画雑誌の「モーニング」に連載中らしい。二十年くらい前は、かわぐちかいじ氏の「沈黙の艦隊」や弘兼憲史氏の「課長 島耕作」が掲載していたので定期購読していたけれど、このところ見たことがなかったので、こんなマンガがあるとは知らなかった。

早速、読んでみると脱力系というか癒し系というか疲労回復にいいマンガだった。バードウォッチャーでなくても十分楽しめるから、連載が続いているのだろう。それにしてもバードウォッチングをテーマに選んだ作者の「とりのなん子」さんは、良いセンスをしている。

書名の「とりぱん」というのは、バードテーブルに入れる「鳥用のパン」のことだそうで、岩手の某市に住んでいる作者が、自宅の庭に作ったバードテーブルを中心に、そこに訪れる鳥たちの観察記録と周辺での出来事だけれど、視点がいいので非常に面白い。時々出演するお母さんが、また良い味を出している。

バードテーブルは、じっくり鳥をみることができるので、バードウォッチング初心者には非常に勉強になると思う。きたきつねがバードウォッチングを始めたきっかけは、北海道に住んでいたときに、隣の家のまねをして庭にバードテーブルをつくったことだから、このマンガに共感できることが多い。

冬にエサが少なくなる頃に、バードテーブルでヒマワリの種、牛脂、ラード、パン、リンゴ、ミカン、ジュースなどを提供すると、色々な野鳥が遊びに来てくれる。比較的近くでじっくりと野鳥を観察できる。来春刊行予定の『とりぱん 3』が今から楽しみだ。

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傍若無人なやつ

風邪を早く治そうと、近くのスーパー銭湯に温まりにでかけた。電気マッサージ、スチーム風呂、ラジウム風呂、露天風呂と一時間じっくりと温まって帰ってきた。今日も早く寝よう。

何時もこの銭湯で思うのだけれど、必ず数人傍若無人なやつがいる。今日のおやじは、石けんの泡をまき散らすは、シャワーのお湯は振りまくはの極めつきで、両隣のひとは場所を移っていった。きたきつねは2m以上離れていたけれど、水が飛んできた。大暴れしていなくなった後は、石けんの泡だらけという次第。四〇代後半から五〇代前半くらいのおやじだけれど、どんな暮らしをしてきたのだろう。

これほど傍若無人なやつは注意すると何をされるか判らない危険人物かもしれないので、近寄らないに越したことはない。

きたきつねは子供の頃銭湯で、近所のおじさん達に躾けられたので、それなりのマナーがあるつもりだ。昔のおじさん達は、銭湯だけでなくマナーを知らないガキを、自分の子供でもないのにしっかりとしかって躾けてくれた。社会が子供を躾けるというシステムが失われてしまっているような気がする。

きたきつねも時々ガキを注意するけれど、「どうして?よその人が怒るの?」というような顔をする。家庭でも躾けられていないので、注意されるというのに慣れていないのだろう。

他人のことに無関心で無責任な社会になってしまったということなのだろう。

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ジャガイモ麺

061021朝から体調が優れない。疲れているので風邪を引いたみたいだ。ということで、9時過ぎまで布団の中でゴロゴロしていた。それから朝食を食べて、洗濯と掃除をして、横になって本を読んでいた。

昼ご飯はと考えたが、冷蔵庫の野菜ボックスにジャガイモが沢山のこっていたので、雑誌でみた『ジャガイモ麺』を作ってみることにした。

ジャガイモを電子レンジで茹でて、熱いうちにボールの中で良くつぶし、それに小麦粉を入れ、まとめてよく練って耳たぶの硬さくらいにしたら、ポリ袋にいれて少し寝かせた。といっても、うどんのように上手くまとまらなくて苦戦した。寝かせている間に、出汁を取ってうどんつゆを作った。

後は麺棒で延ばして、包丁で切って、茹でて、水で洗ってぬめりをとって、適量をお湯で温めて、めんつゆに入れて、刻みネギをのせてできあがり。ちょっと食感が違ううどんという感じで、それなりに旨かった。作り終わってから途中の写真を撮っておけば良かったと気がついたけれど、後の祭り。

材料:1人前
 ジャガイモ 100グラム
 強力粉   100グラム(今回は手元にあった中力粉)
 食塩      3グラム
 めんつゆ、あとはお好みで

二人前くらいだと、普通の家庭にある麺棒で十分延ばすことができる。麺を切るのは普通の菜切り包丁で十分だ。便利なのは、45センチ×60センチの厚さ9ミリのシナベニヤ板で、キッチンの上にのせて麺や餃子の皮を作るときに非常に便利だと思う。何故9ミリかというとこれ以上の厚さになると急に値段が高くなるからというだけだ。もちろん食卓テーブルの天板でもいい。

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2006/10/20

借金取りは「ほのぼの」できない

061020朝から曇り空で、昼過ぎに急に強い雨が降り始めた。遠くに雷も聞こえる。夜まで、降ったりやんだりの天気になった。

雨を撮るのは難しい。夜中だと、ストロボで浮き出させることができるが、日中はなんだか判らない写真になってしまうのが残念だ。

ようやく先月からの懸案事項が解決して一段落した。それにしても疲れる話だった。急に疲れがでてきたので、早く帰ってゆっくり休むことにした。

『ほのぼのレイク』が金融庁から一部業務停止処分を受けたようだ。勤務先に取り立ての電話をかけたということで、貸金規制法違反になるらしい。それにしても、借金取りは「ほのぼの」ではできないということなのだろう。借りて返さないというのも問題で、返済できない金額を借りるというのが良くわからない。

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2006/10/19

越乃寒梅乙焼酎古酒

061019_2今日は地元の飲み会で、高田駅から会場に急いだ。

気の置けないメンバーで大いに盛り上がっているところに合流した。ちょうど、本町2丁目で起こった死体遺棄事件の話題がでていた。初めて聞く話だったのだけれど、86歳の老母の遺体を、59歳の息子が9ヶ月間もプラスチックの大型容器に入れて粘着テープで密閉して放置していたらしい。

収入がなかったので、死亡した原因はわからないけれど、死後母親の年金を受け取るために、死亡届を出さず、葬式も上げなかったのではという推測ができるのではということだった。

それと、高田郵便局の切手横領事件も、自治会費を集めるのがいやで、自分で二百数十万立て替えて払っていて、お金が足りなくなって事件を起こしたらしく、これも良くわからない事件のようだ。

疲れ気味で体調が良くないので、モルツもワインも不味い。それでも二次会に付いていく。きたきつねは話は聞いたことがあるけれど、お目にかかったことがない越乃寒梅の焼酎の話になた。『越乃寒梅乙焼酎古酒』というらしい。大吟醸酒粕を原料に10年間熟成された古酒で超幻の焼酎らしい。

マスターの話だとネットでプレミアムがついて720mlが38000円くらいするという。そこの店にはあって、1本1万円ということで、参加者の一人がみんなに飲ませてくれるということになった。

アルコール40度ということなので、強いかなと思ったけれど、ストレートで飲むと甘くまろやかで飲み口が良い焼酎だ。もったいなくて水で割ったり、氷を入れるなんてできない。

今日は、これが飲めただけでも口福で、帰ってきた甲斐があるといいうものだ。

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やはりドングリの裏年

061019_1今日も天気がよい。散歩道で、ドングリを探したけれど、毎年大量にドングリを落とすシラカシの下には例年の半分くらいしか落ちていない。スダジイも数は少ないし、大きな実が少ないし、中身のないシイナも目立った。

クヌギも実が小さいし、探さなければいけないほど数が少ない。今年はやはりドングリの裏年だ。途中、ヤマガラの声が何カ所かから聞こえてくるので、筑波山からヤマガラが下りてきているようだ。

朝から会議で、夕方終了後急いで上野に向かい、予定より一本早い新幹線に乗ることができた。

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2006/10/18

アキアカネを頭から

061018良い天気になって、少し気温が高めの一日だった。

散歩道で昨日見つけたジョロウグモの巣で、ジョロウグモがアキアカネを頭から食べていた。クモも、卵を産むためにせっせと栄養をつけなければいけないのだろう。

デジカメを相当近くまで近づけたのだけれど、食べるのに夢中で、邪魔にはならなかったようだ。それにしてもバリバリと音が聞こえそうだった。

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変な味がする

ちょっと前から、甘いものを食べると変な味がするようになった。特に、小豆の餡を食べると、サッカリンのような味がする。今日、パイナップルを食べたら、苦みを感じた。

他の食べ物の時には、おかしな感じはしない。何だろう。亜鉛不足で味覚異常が起こるらしいけれど、偏食している訳でもないので不思議だ。

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2006/10/17

沖縄そばの日

061017朝の気温が9度で、寒くて目が覚めた。天気が良いので、地面に露が降りていた。

今週も会議があるので、東京に出てきた。高速バスまで時間があるので、丸善に寄った。何も買わずに通り抜けただけ。欲しい本は昨日Amazonに頼んでしまった。帰る頃には届いているだろう。

つくばセンター行きの高速バスは、本数が減ったようだし、筑波山行きはなくなっていた。やはりTXの影響は大きい。でも、バスはほぼ満席で走り出した。

今日は神嘗祭だけれど、今は祝日になっていないので、多くの人は知らないだろう。

そして今日は、『沖縄そばの日』だ。沖縄そば(うちなすば)はきたきつの好物のひとつになる。沖縄そばは、小麦粉をカンスイ(本当は草木灰の灰汁)を使って作った麺で、ラーメンに似た「うどん」なので、そば粉は全く使っていない。塩ではなくアルカリで打っているので、色が黄色みを帯びている。

JAS法で、そば粉が三割以上入っていなければ「そば」と表示できないことを根拠に、公正取引委員会から「沖縄そば」の名称は使ってはいけないというクレームがでて、沖縄では非常にこまったそうだ。

沖縄製麺協同組合では、公正取引委員会に働きかけてようやく『本場沖縄そば』の名称を使えるようになったということだ。最初から「うちなすば」という名称にしておけば問題なかったかもしれない??石垣島では『八重山そば』といっていたけれど、これも問題にならかったのかな?

なんだか急に「沖縄そば」を食べたくなってきた。コーレグースをかけて、ツルツルと・・・・・。

この話を逆に取ると、JAS法に従えば、市販の日本そばは全量の30%以上そば粉が入っていれば、「そば」と表示して良いことになるので、うどんのようなそばがそばとして流通していることになる。普通にスーパーなどで売られている乾麺の「そば」の原材料を見てみて、「小麦粉、そば粉」となっていれば、小麦粉がそば粉より多いということで、特に割合表示がなければ、そば粉は30%しか入っていないことになる。「そば粉、小麦粉」であれば、そば粉が50%以上入っているということになる。

小麦粉よりもそば粉の値段は高いので、そば粉の割合が多くなればなるほど値段は高くなる。

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2006/10/16

エスプレッソメーカー

061016午前中はちょっと曇り空だったけれど、午後には晴れになった。最高気温は22度くらいで非常に快適だった。

今年の父の日に子供達がデロンギのエスプレッソメーカーをプレゼントしてくれた。でも、エスプレッソ用のコーヒーが手に入らなくてずっと飾ってあった。

ようやく昨日、イタリアンローストのエスプレッソ用コーヒーとカプチーノをつくるためのステンレスのピッチャーを買ってきた。まず、使う前に内部の洗浄が必要ということで、洗ったけれど、面倒になってコーヒーを入れるのをやめてしまった。

今日こそとエスプレッソを入れてみた。さすがディロンギ、きれいなクレマのエスプレッソを入れることができた。カップを温めておかなかったので、ちょっとぬるくなってしまったけれど、旨い。これから毎日エスプレッソ、カプチーノ三昧だ。

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2006/10/15

上越湯めぐり手形

061015今日も良い天気。

上越市には公営の入浴施設が13ヶ所あって、それを有効に利用しようということで、『上越湯めぐり手形』というスタンプラリーが始まった。それで、友達とこれに挑戦することにした。第一番として、行ったことのない浦川原区の『霧ケ岳温泉ゆあみ』を選んだ。

国道253号を六日町方向に走って『ゆあみ』に到着。早速500円の入浴料を払って、ポイントカードとお土産の「入浴剤」をもらって浴場に。タオルを貸してくれるので、遊びの帰りにちょっと寄ってもいいと思う。

午前中だったので、人は少なめでゆったりと入ることが出来た。お湯は、『単純硫黄冷鉱泉』で、加温している。湯船に入っていると弱いアルカリで肌がツルツルしてくる。イヤー本当に「じょんのび」。

ゆっくりして、ロビーにでると、「自然薯そば」でソバ祭りをしているというポスターがあった。そういえば『ゆあみ』に行く途中に旗が沢山立っていた。帰り道なので、昼食をかねてよってみることにした。

昼時だったので、人が沢山来ていた。まず食券を買って、抽選会ではずれくじを引いてから、工場内を見学した。玄ソバから粉を挽いて製品を作っていて、粉は製品ごとに、石臼、ローラーミルを使い分けていた。「自然薯そば」は、売っているところを見たことが無かったけれど、そば、うどん、そうめん、雑穀麺、米粉麺など色々な製品を作っているらしい。

外のテントで、ざるそばを食べたけれど、出てきたざるそばは、大盛りで十分な量だった。満足。

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2006/10/14

蒸気機関車『C57180』

061014_6今日のもうひとつの目的の蒸気機関車を見るために、線路沿いの道をチェックして、踏み切りの近くの場所で待つことにした。

信越本線「関山~直江津」間の開業120周年を記念した事業で、磐越西線「SLばんえつ物語号」として走っている蒸気機関車『C57180』を招待して、長岡と新井の間を二日で一往復するということだ。

時間通りに汽笛を鳴らしながら、SLが2mくらいの目の前を通過していった。通っていた小学校が線路の側だったし、大学生の頃住んでいたのは機関区の近くだったけれど、走っているSLをこれほど間近に見たことは無かった。もちろん、駅のホームでSLを見たことは何度もあるけれど、迫力が違う。

061014_7 駅に停車した風景を撮ろうと思って駅の構内が見える場所に急いで移動したけれど、人が沢山いて撮影どころではなかった。

近所の人は、SLがくることを知らなかったようで、汽笛の音を聞いてあわてて飛び出してきたようだった。何人にも「何があるのか」を聞かれた。ポスターや市の広報にも出ていたのに、見ていないのだろう。

新井に向かう列車を見送って帰ってきた。今回は、三時間半の徒歩の旅ということで、非常に楽しかった。自動車で移動するばかりではなく、たまには知らないところを歩いて見るのもいいと思う。

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今日も高田の街歩き

061014_1天気が良くなったので、掃除洗濯をして、少し休んでから、今日も高田の街歩きに出かけた。

稲田口番所跡から奥羽街道に入って、雁木の下をゆっくりと歩く。雪下駄の「竹田履物店」の前を通った。店頭に下駄の材料が沢山積んであった。

高田の雪下駄は、雪が下駄の歯の間に詰まらないような工夫がされていて、ユニークだ。今はミニチュアの雪下駄を作っているらしい。

061014_2 東本町の雁木を抜けて大町に入ると、朝市がたっていた。今日は14日なので、「四九の市」だ。大町の五之辻から大町小学校の前までの通りに、魚、野菜、花などの店が並んでいた。

「四九の市」は初めてで、「二七の市」よりも規模がい大きいような感じがした。

061014_3 出来秋なので、野菜や果物が沢山並んでいた。地元の農家が、芋がら、サトイモ、唐辛子、自然薯などをシートに並べていた。

値段は、安いのか高いのか分からないけれど、結構売れているようだ。「二七の市」にも来ていた「小判焼き」を焼いていて、人が並んでいた。つい並んでしまい、5個買ってしまった。熱いうちは旨いけれど、冷えると皮に入っている重曹が気になるようだ。

061014_4 本町通りを少し歩いて、仲町の通りに抜けて、駅にかった。途中、「金津桶店」の中で、作業をしていたので、見せてもらった。

古い桶を修理しているところだった。乾いてやせてしまった桶を、ばらして、古い材料を削って桶の形になるように台形に整形して、そして削ると板は元よりも狭くなるので、足りなくなった部分を新しい材料で補って元通りにするということだ。「新しく作れば良いのに」といっていた。

ちょうど板と板をつなぐ目釘の穴を開けているところだった。親父さんの足元には板を削った鉋屑、後ろに何種類もの鉋があった。

061014_5 ちょっと遅い昼食は、ミスドの「ハムチーズパイ」、「焼きいもセサミパイ」とカフェオレという親父らしくないパターンにした。

以前、出張で高田に来たときの朝食は、いつもこの店で「おかゆ」を食べていたから、なじみの店ということになる。ちょうどサービス期間ということで、パイは全て120円で、なんだか得した気分になった。

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2006/10/13

面白い形の雲が

061013_5福井からサンダーバードと北越を乗り継いで、夕方、上越に戻ってきた。

途中立山を見たけれど、まだ紅葉はそれほど進んでいないようだ。

空に刷毛で描いたような面白い形の雲が、夕日に照らされていた。不思議な色合いで見ていても飽きない。毎日空と雲の写真を撮ってもおもしろいかもい知れない。

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ファームビレッジ さんさん

061013_1午前中に用事を済ませたので、昼食に『ファームビレッジ さんさん』に連れて行ってもらった。ここは、農産物産直とその農産物を使った料理を食べさせてくれるレストランになっている。レストランは、野菜中心のバイキングになっていて、非常に多くのメニューが提供されている。

できるだけ色々な種類の料理を食べたいと思ったので、料理を少しずつ取って食べて見た。素材もあるだろうけれど、味付けが非常に良くて旨い。

減農薬、無化学肥料または有機肥料で栽培した野菜だから旨いというわけでなく、採れたての素材を使えば旨いということだ。街のスーパーなどで売られている野菜は、収穫してから時間がたっていたり、輸送途中で追熟したりしているので、畑から採ったばかりの野菜と比較にはならないと思う。農薬を使ったとか、化学肥料を使ったから味が違うということではないだろう。

061013_2 レストランは時間が経つにつれて人が増えてきて、皿の上の料理はどんどん減ってきていた。次々と新しいメニューの料理が追加になっている。残念だけれど、全部食べるのは無理なのでデザートにした。

デザートは、米粉のシフォンケーキと牛乳カンにコーヒーにした。シフォンケーキは、米粉のパンと同じように、ムチっとして旨かった。非常に満足。

061013_3 直売の売店を見たけれど、それほど量が多くない感じで、雑穀などは少なめだった。蜂蜜の試食があったので、桜、クローバーなど何種類かを舐めてみた。もちろんみんな味が違っていて楽しめた。

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JR西日本の列車内のドア

061012_1福井に出張に出発。久しぶりに特急『北越』に乗ることになった。金沢まで行き、サンダーバードに乗り換え福井に到着した。

サンダーバードに乗って気が付いたのは、車両のドアの開閉がJR東日本と違っていることだ。トイレに行こうとして、ドアの前に立ったのにドアが開かない。よく見ると「ここに手をふれてください。ドアが開きます。」と書いてあった。

赤外線センサーがドアの直前の一ヶ所にあって、手が赤外線をさえぎるとドアが開くようになっていた。JR東日本の列車の場合は、建物の自動ドアと同じように、ドアの上に赤外線センサーがあって、人が近づくとドアが開く仕様になっている。

JR東日本方式は便利だけれど、混雑時にデッキに人が多くなると、頻繁にドアが開閉することで、特に冬は寒気が車内に入ってくるという欠点がある。JR西日本方式だと、無駄な開閉がないけれど、両手に荷物を持っていたり、子供を抱いていたりするとドアを開けにくいという欠点もある。でも、これは、実質を大切にする関西らしい発想だと思って感心した。

会議にでて、終了後付き合いでカラオケを歌っていたら、体調がどんどん良くなってきた。なんと現金な体だこと。自分で自分に感心してしまった。

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2006/10/11

胃の辺りがキリキリと

昨日の昼頃から胃に違和感があったけれど、夕方から胃の辺りがキリキリと痛くなってきた。それでも、どんなときでも食欲はあるので、夕食を少し食べた。キャベジンを飲んで寝たけれど、痛くて何度も目が覚めて、寝られなかった。

朝食は、ようやくトースト半分ほどと、ヨーグルトを食べて、仕事にでかけた。立っていると痛みは弱いけれど、座ると痛いし、力が出ない。昼食は、暖かいうどんにした。これは正解だったようで、お腹が温かくなって痛みが治まってきた。近くの薬局で「パンシロン」を買ってきて一包飲んでから、つくばから上越に戻ってきた。妙高や燧の山頂付近は雪が積もっていた。気温もそれほど低くないようだ。

途中痛みがあったけれど、胸焼けのような感じが強くなってきた。帰り着いて、痛みは大分薄らいだけれど、やはり力が出ない。夕食は、冷蔵庫の残りでお腹に優しく、暖まる雑炊にした。やはり暖かいものがいいようで、少し力が出てきた。なんだったんだろう。明日からまた出張なので良かった。

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2006/10/10

アブラゼミが鳴いて

061010やはり10月10日は天気が良くなる特異日だ。今日も晴れで、心地よい一日になった。

昼休みに散歩していたら、アブラゼミが鳴いていてビックリ。朝晩の気温は秋だけれど、まだ夏の名残があるようだ。

今日は、『目の愛護デー』。目は重要な体の器官で大切にしなければいけないと思いながら、酷使してしまう。

緑内障は意外と多いらしく、中途失明になると点字が解らないので苦労するということだ。毎年、眼圧測定することで注意しているけれど、こればかりはどうなるか分からない。



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2006/10/09

地下核実験を強行

061009体育の日で、全国的によい天気になった。今朝の最低気温は10度、最高気温が24度で、一日の温度差が14度と極端だった。

ドングリを探して公園を巡ったが、やはり例年に比べて少ない。7月の低温と寡日照の影響がドングリにも出ているようだ。

北朝鮮が、今日の午前中に地下核実験を強行したらしい。本当に核爆発したのか調査しているらしいけれど、数日中に結論が出るようだ。

世界中の反対の中で、金正日が核実験を強行する理由はなんなのだろう。アメリカとの取引の材料というには稚拙すぎる。国内の引き締めに使っているのではないだろうか。それにしも、昨日か今日に核実験があるという予測はたいしたものだ。

北朝鮮国内は、農業生産も洪水などの影響で今年も凶作で、さらに、人道援助の食料も昨年よりも少ないということだから食料不足は確実になっているようだ。国民の不満を暴力でいつまで押さえることができるのだろうか。

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2006/10/08

涙そうそう

061008今日は、二十四節気の「寒露」、七十二候の「雁来たる」。天気は晴れだけれど、風が強い。お店の桃太郎旗が倒れていた。

午前中は、『涙そうそう』でたっぷり涙そうそうしてきた。養老先生によると、年をとると大脳皮質が弱ってくるので、感情のコントロールができなくなるので、涙もろくなるということだ。ということで、最近は映画を見るとすぐに涙が出てしまう。

沖縄の青い空の下で若い兄妹が頑張って生きている姿を見ると、健気で、健気で・・・・・・・。

月齢16日で、ほぼ満月の十七夜の月が澄んだ夜空に大きく明るく見えていた。

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2006/10/07

嵐が過ぎ

061007_3早朝に高田をでてつくばに戻ってきた。

嵐が過ぎ、昼過ぎには青空がになって、気温が上がってきた。

今日開催予定の今年最後の花火大会になる土浦の花火大会(正式名称は土浦全国花火競技大会)は、桜川の水位が下がらないために、来週の土曜日に順延になった。天気がよくなったので、期待していたのに残念だ。

061007_1 散歩道は、昨日の嵐で木の枝や木の葉がたくさん落ちていた。林の中を歩くのが久しぶりで、目が慣れていない。虫や花を探すモードになかなか切り替わらない。

赤とんぼ(アキアカネ)が木の幹に止まって日向ボッコしているようだ。

061007_2 幼稚園の門の上に、ドングリを使って子供たちが作った人形が置いてあった。

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2006/10/06

中秋の名月

061006今日は旧暦8月15日、中秋の名月になる。ところが、残念なことに今日は台風16号が熱帯低気圧になって、太平洋岸を北上中で、強い風と雨になったので、月は見えない。

夕方、つくばに帰る予定だったけれど、また列車が途中で止まるといやなので、明日の朝帰ることにした。

月餅を食べたいと思ったけれど、近くのスーパーに行ったけれど、売っていなかったのであきらめた。

NHK総合、午後10時からのにんげんドキュメント「快走 小さな自動車~80歳 エンジニアの夢~」を見た。50CCの四輪自動車「ミニカー」の開発、製造を続けている80歳の武岡栄一さんの話で、物作りの原点を見ることができた。

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2006/10/05

追いつめられた北朝鮮

061005比較的気温が高いようで、台風16号の影響がでているのかもしれない。夕方から雨になった。

昼休みに散歩したら、どこかの家の庭の柿が色づいていた。木の上のほうの熟した柿をヒヨドリかムクドリが食べた跡があった。最近は、庭の柿などの果物を取らないので、鳥が味を覚えて、果樹園に食べに行くという問題が起こっているらしい。

今日、北朝鮮は核実験実施声明をだした。8日の金正日の朝鮮労働党総書記に就任した記念日あたりがあやしいのではないかという観測が出ている。地下核実験だろうけれど、放射性物質が地上に漏れ出すと大変なことになる。

国連安保理が中止声明をだしても強行するような気がする。強行した後の始末が大変だろう。

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2006/10/04

にいがた産学技術交流フェア2006

061004今日も天気が良くなった。

北朝鮮が、核実験をするという声明をだした。食糧援助が少なくなっていたり、金融口座も凍結されたりと経済制裁に反発しての恫喝なのか、本気なのかよくわからない。先日のテポドンが失敗して、国際的な反発だけで、北朝鮮に有利なカードとして使えなかったので、新しいカードを切ってきたということだろう。

金正日が追いつめられて、『窮鼠猫を噛む』のことわざが本当にならないようにしなければならないだろう。

ハイブ長岡で開催の『にいがた産学技術交流フェア2006』に出かけた。初めて高速バスで高田から長岡に行くことに。1時間10分ほどで長岡駅に到着して、タイミング良く、8番乗り場から市内循環バスに乗ることができた。近代美術館前で降りたら『米百俵』の像が出迎えてくれた。今週末に長岡市内で『米百俵まつり』が開催されるようだ。

会場に入ると、色々な展示があって、ハイテク、メカトロニクスなどはよく知らないものばかりだった。食品は、血糖値抑制などの健康がらみと、老人のための嚥下改善食品などが多いようだった。一番面白かったのは、超高圧加工食品で、さらに技術が進化しているようだった。新潟のスーパーでは、超高圧加工のレトルトご飯が売っているけれど、関東ではあまり見てことがない。もっと普及してもいいと思う。帰りにアンケートを出すと、超高圧加工の『八種穀物ごはん』が粗品だった。近いうちに食べてみよう。

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2006/10/03

飲酒運転で新しい懲戒処分

上越市は、飲酒運転で新しい懲戒処分の規則を決めたということだ。『飲酒運転に限らず、相手が飲酒運転となることを知りながら酒類を勧めた場合、飲酒運転であることを知りながら同乗した場合も懲戒免職とする』という非常に厳しい内容となっている。

これまで厳しいと飲酒運転をしないかというと、そこは間違いのある人のことだから、皆無にならないだろう。

最近、飲酒運転を取り締まるはずの警察官が逮捕されたり、酒を飲みながら運転していて逮捕されたりと、飲酒運転はやはり根が深い。確信犯の常習者が多いということだろう。

飲酒量と呼気中アルコール濃度との関係について良くわかるサイトを見つけた。このサイトの値はあくまでも目安で、体質や飲み方でアルコールの消化は違うので、一口でも飲んだら運転はやめる、運転するなら一口も飲まないというのは常識にしたいものだ。



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2006/10/02

第「三・五」の波

部屋を整理していたら、随分前にブックオフから100円で買ってきた、山根一眞さんの『第「三・五」の波 スーパー書斎の秘めごと』(文藝春秋)がでてきた。

パラパラと見始めたら、内容が懐かしくて読んでしまった。1988年から1990年の間に「週刊文春」に連載したコラムを纏めたものだ。パソコンがまだ普及するまえの時期で、専用ワープロが全盛で、ADSLや光ファイバーがなくて電話回線だし、もちろんインターネットは無くパソコン通信全盛だったころの話だから、きたきつねも同時代に、同じような苦労をしながら仕事をしていたので、共感できる。今思えば随分不便な環境で仕事をしていたものだ。

タイトルはアルビン・トフラーの『第三の波』のパロディーだから、トフラーの先見性や洞察力はないけれど、情報化の夜明け前の苦労物語としては面白いと思う。

山根さんは、今でも日経新聞の土曜日の日経プラス1に『デジタルスパイス』というコラムを書いていて、未だに情報化に悪戦苦闘しているようだ。

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行旅死亡人

この前。官報を見て行旅死亡人の公告の欄を見て、身元も何も判らないで死んでいく人が想像以上にいて、それぞれ色々なドラマがあるのだろうと思っていた。自殺や自然死が多いのだろうけれど、事件性のあるものもあるのだろう。

やはり、きたきつねと同じような興味を持つ人がいて、官報の行旅死亡人の欄をデータベースにしている人がいるのに驚いた。この行旅死亡人データを見ていると、身体的特徴や所持品・着衣などの記載が、精粗まちまちで、これで本当に引き取り人が現われるのだろうかと思ってしまう。警察に失踪届がでているとして、判るのだろうか。

このデータベースのリンクの中に、遺品の処理や孤独死や自殺現場の処理を専門にしている会社の社長のブログ『★現実ブログ!!「現実にある出来事の紹介」』があって、ちょっと読んでみたけれど、人生の縮図がここにもあって、驚くことばかりだった。

孤独死で長期間経ってから見つかった場合の処置は、突然知らされた家族はどうして良いのか判らないだろう。核家族化が進んでいるので、子供がいないとか、親戚づきあいもない人にとっての遺品の処理は将来大問題となるだろう。このような仕事をしてくれる人がいることは、遺族にとっては非常にありがたいことだろうと思った。

そうそう、行旅死亡人については、『行旅病人及行旅死亡人取扱法』という法律があるけれど、これが明治32年施行の古い法律で、漢字カタカナ混じり条文といのも面白い。

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2006/10/01

発泡清酒二酒

061001_9昼寝をして、夕方まで、宮里藍ちゃんのゴルフを見ていた。外は雨が降り出した。

酒を飲んだので出かけるのはやめにして、懸案だった冷蔵庫に取ってあった清酒の発泡酒を味わうことにした。

一本目は宮城県一の蔵 発泡清酒 すず音、もう一本は新潟柏崎の原酒造『発泡純米酒 あわっしゅ だ。

『すず音』がアルコール4%で、『あわっしゅ』は7%なので、『すず音』から飲むことにした。

ワイングラスに『すず音』を注ぐと、少し白濁した酒から細かな泡が出てくる。清酒でいう甘口というよりも、ワインの甘口という感じで、口の中に残る酒粕の味が無ければ、炭酸の強いスパークリングの果実酒だった。アルコールが少ないので、軽くて、スイーと飲めてしまった。

次は、『あわっしゅ』で、こちらはわずかに黄色みのある透明な酒で、泡はそれほど強くない。こちらはスッキリとした軽快な甘口だった。きたきつねは純米酒が好きなのでこちらの方が旨いと思う。

061001_10 少し酔ってしまったので、夕ご飯を作る気力がでない。こんな時は簡単ぶっかけ飯に限る。今日は、昔福井の小料理屋で食べたことのある、豆腐ごはん(?名前は知らない)にしてみた。調べてみたけれど判らなかった。福井には「豆腐のぼっかっけ」というのがあるらしいが、ネットで調べても詳細は不明だった。

実に簡単なご飯で、お湯で豆腐を茹でて、ご飯に豆腐をのせ、ゆで汁をかけて、それに大根おろしに醤油を加えたものをのせて食べるものだ。その店の女将に、鰹節を入れたら旨いのにといったら、入れないものだといわれた。でもなにか旨味がほしいと思ったので、今回は、刻み昆布を入れてみた。

サラサラと一気に食べてしまった。やはり、昆布が入ると味があって旨かった。

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岩の原葡萄園の収穫祭

061001_2昨日と今日の二日間は岩の原葡萄園の収穫祭ということで、いってみることにした。岩の原葡萄園には何度も行っているけれど、いつも運転手ばかりでワインの試飲をしたことがなかったので、友達に頼んで連れて行って貰うことに。

10時前に会場に着いたけれど、人の出足は良いようで、人が集まっていた。まず創設者川上善兵衛の資料館を見せて貰う。今年の四月にリニューアルして、きれいな展示館になっていた。

061001_0 葡萄園に戻って、最初に『レッド・ミルレンニューム2005』と『ブラッククイーン2004』を飲ませて貰った。この2種類の瓶のラベルは、6421と4131の番号が大きく印刷されていた。

『レッド・ミルレンニューム2005』は、川崎善兵衛の育成品種の交雑番号6421を100%使って、氷結仕込みの白ワインということだ。飲んでみると、ライチの薫りがして、甘口の非常にフルーティーなワインだった。JAPAN WINE COMPETITION 2006 国内改良品種白部門「最優秀カテゴリー賞」を受賞ということだ。

『ブラッククイーン2004』は、川崎善兵衛の育成品種の交雑番号4131の「ブラッククイーン」を100%使った赤ワインだ。フレンチオークの樽で熟成したということで、独特の薫りがあって、辛口でボディーのしっかりしたワインだった。旨い。これも、JAPAN WINE COMPETITION 2006 国内改良品種赤部門「奨励賞」を受賞したということだ。

次に、去年から飲みたいと思っていた『ペルレ』を飲ませて貰った。発酵して数日のロゼワインの赤ちゃんで、甘くてアルコールは1、2%だけれどジュースのようだった。炭酸が入っているので、飲み口がいいので、いくらでも飲める感じがする。これはワイナリーならではの楽しみといえるだろう。

その他は、マスカット・ベリーAを使った、雪室熟成の『ブラッシュ・ロゼ2005』を飲ませて貰った。これは、少し甘口で、非常に飲みやすかった。これも限定で、ここでしか買えないので買ってきた。他は、何度も飲んだことのあるものだったのでパスした。

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蕎麦蜂蜜

061001_1朝食に昨日買ってきた蕎麦の花の蜂蜜を食べることにした。ガスレンジのロースターでこんがりと焼いたトーストに、蜂蜜を塗ってみた。

見た感じは、本当に黒蜜。蕎麦の花の香りは嗅いだことはないので、判らないけれど、一度どこかで嗅いだような記憶のある匂いだ。何の匂いだろう。

味は、非常に癖があって、わずかにアクがあるような感じがする。もちろん蜂蜜の味もある。知らないで食べると黒蜜に蜂蜜を混ぜたと思うだろう。

当分この蜂蜜とつきあうことになるだろう。大きな瓶のものを買わなくて正解だったかもしれない。

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日本神話とアンパンマン

面白そうなタイトルだったので、読んでみた。まじめな日本神話の本で、アンパンマンを使って古事記を解説しているかと思ったら、全くの逆で、古事記を使ってアンパンマンを分析しているのではないかと錯覚してしまった。

著者の山田永氏は、古事記の研究者であって、アンパンマンのファンの49歳。だからこのような本が書けたのだろう。

きたきつねは、子供と何度かアンパンマンをみたことがあるので、ジャムおじさん、バタコさん、ばいきんまん、どきんちゃんくらいは知っているが、2300人以上の登場人物がいるなどということは知らない。

その登場人物が、古事記に登場する神々とリンクしているという発想は面白い。

アンパンマンの作者のやなせたかしさんは、1919年生まれだから、子供の時から日本神話に接していたのだから、アンパンマンの中に日本神話が自然に入り込んだのではないだろうかと想像している。やなせさんはクリスチャンらしいけれど、子供の頃にすり込まれた記憶は抜けないのだろう。

古事記の世界の入門書として、神話のシステムが理解できた。きたきつねは、古事記をまじめに読んだことがなかったのだけれど、ちょっと興味が出てきた。

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