越後・謙信SAKEまつり
午後遅く、旧高田市街の本町四丁目から六丁目を歩行者天国にして『越後・謙信SAKEまつり』に歩いて出かけた。
会場は、沢山の人が出てきていた。受付のテントで、五〇〇円払って、試飲用グラスと水のPETボトルを受け取って、試飲に参加した。
新潟県酒造組合高田支部の21の酒造会社が参加している。上越市には16軒の酒造メーカーとワイン醸造所1カ所、妙高市には3軒の酒造メーカーとワイン醸造所1カ所の合計21だ。
19の酒造メーカーの酒を一度に全て飲むことができるのは、そうそうできるものではない。各メーカーは、普通酒、純米酒、本醸造酒、吟醸、大吟醸、純米吟醸、原酒、濁り酒、粕取り焼酎など自慢の酒を並べて試飲に応じていた。
一つのメーカーは最低でも2種類を出していたので、一カ所で一種類20ml飲んでも、全部飲むと380mlになる。帰って試飲用のグラスの容量を調べてみると、満杯に入れると70ml、八分目で50ml位だった。きたきつねは少なめにして貰ったので、実際飲んだ量は一種類20mlから30ml位だったようだ。
実際は、ほぼ全種飲んで、さらに岩の原のワインも飲んだので、相当量飲んだみたいで、最後のメーカーにたどり着いたときには、非常に良い気持ちになっていた。
酒屋で見たことがない全く知らないメーカーもあって、各メーカー工夫して特徴のある酒を造っているのが、実際に飲み比べてみることではっきりと判って、非常に良い経験ができた。この『越後・謙信SAKEまつり』は初めてのイベントで、これからも続けることができればいいと思う。何回か続いて盛り上がれば、上越市以外からも人が集まってくるような気がする。
酔い覚ましに、大和デパートで開催中の『上越の酒文化特別展 坂口謹一郎と頸城杜氏』を見ることにした。
会場には、頸城の「坂口記念館」と三和の「酒と米の謎蔵」の展示品が移設されていた。「酒と米の謎蔵」の日本酒ソムリエの女性がいたので、ちょっと話をして戻ってきた。何度も行っているので、顔を覚えていてくれた。
外の出ると、謙信太鼓の公演があって、その後武者行列が現われて、謙信軍団が川中島に出発する時の行事の「武禘式」というのが始まった。
謙信公は49歳で亡くなったはずだけれど、謙信役の方はどうみても60代後半の感じで、武将もみなさん相当お年を召されている様子で、寒くなってきたので気の毒な感じがした。
きたきつねも酔いが覚め始めて寒くなってきたので、味を確認するために数メーカーで再度試飲してから帰ってきた。今日は口福な一日だった。
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