地下鉄に乗って
旧暦十月一日新月。昨日も気温が高めだったけれど、今日も最高気温が16.4度と小春日和。英語でインディアンサマー。
暖かくなると虫が出てくる。でもこんな時期に芋虫だと、冬を越せないかも。
精神科医でエッセイストの斎藤茂太さんが亡くなった。享年90歳。軽妙なエッセイで、きたきつねの本棚にも何冊かあったはず。歌人の斎藤茂吉の長男で、小説家の北杜夫さんのお兄さん。ご冥福を、合掌。
毎日、野菜を山盛り食べているので、快腸。
市内のシネマコンプレックスがメンズデーで、入場料が1000円なので、夕方「地下鉄に乗って」を見に。
予告編を見て是非と思っていたが、24日で終わりというので、慌てて見ることにした。
自分の父親の若い頃にタイムスリップして、本当の父親の姿を見ることで、反発していた父親を受け入れるようになるというストーリー。地下鉄の出口をでると戦前、戦後の混乱期、昭和39年にタイムスリップしてしまう。
何故主人公と不倫相手がタイムスリップするか判らなかったけれど、異母兄妹だったからということだった。妹が、母親のお腹にいる自分殺しをして、消滅してしまう。
工場の職工だった父親が仲間から「メトロ」と呼ばれていたというのも、伏線になっているのだろう。
ずぶ濡れで、妹の母親の店に入ったのに、あっという間に髪の毛も洋服も乾いてしまうなどというのは、濡れたシャツが体に張り付くはずなのに気になってしまう。
帰りに銭湯に寄って垢を擦って帰ってきた。
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