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2007/02/28

若年認知症の「ピック病」

070228_1 朝から気温が高く、風は強かったけれど、過ごしやすい一日だった。

厚生労働省が若年認知症の「ピック病」について実態調査をするいうニュースがあった。

ニュースにも事例がでているが、社会的に地位のある人が突然万引きなどの規範に外れた行動を取る事件があるけれど、これが初老期認知症の「ピック病」によるものではないかという。まさか、植草元教授がピック病ということはないだろう。

認知症はアルツハイマー病と思っていたが、違っているようだ。ピック病はアルツハイマー病と違って、性差が無く、40〜50歳代にピークがるらしい。

人格変化、情緒障害、自制力低下、異常行動などが症状としてあるらしく、校長先生が痴漢をしたり、警察署の課長が万引きをしたりという事件は、ピック病が原因かもしれない。

アルツハイマー病と違い、初期は計算力や記憶、現在の自分の置かれている状況は認識できるので、痴呆症と分からず、仕事をすることができるようだ。ある程度の年齢になると、管理職で作業をすることがないので、周りも症状に気がつかないことが多いらしい。でも病気の進行は早く、2〜8年くらいで完全に悪くなってしまうというから恐ろしい。

会話中に、会話の内容と関係のないことを繰り返すとか、相手の行った言葉をオウム返しするといった特徴があるらしい。調べていると、なんだか身近に一人二人いそうな気がしてきた。

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2007/02/27

杉花粉アレルギー

070227_1今朝も最低気温がー3度まで下がって、家々の屋根まで真っ白な霜が降りていた。葉の上にできた霜が異常に大きく成長していた。

でも最高気温は、14度まで上がって、ようやく春が戻ってきた。

乾燥しているので、杉花粉が飛び散っているようで、鼻がムズムズ、喉がいがらっぽく、目もイガイガしている。でも以前よりも症状が軽くなっているようだ。

昨日、和歌山県で杉花粉を使った健康食品(?)を飲んだ女性が意識不明になったという事件が起こっている。もともと杉花粉アレルギーがあるところに、杉花粉を大量に体内に取り込んだために、アナフラキシーショックを起こしたのだろう。

杉花粉アレルギーに効くという効能をうたって売られていたようで、薬事法違反になるのだろう。アレルギーのひどい人はワラにもすがる思いで、民間療法や健康食品に手をだすことが多いので、他にも問題が起こっているのではないだろうか。

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2007/02/26

圓楽師匠の引退

今朝の最低気温は-3.6度で、底冷えのする一日となった。土曜日から三日連続の寒さで、真冬に逆戻りした感じだ。

寒いけれど、朝の散歩コースの雑木林でコジュケイが大きな声で「チョットコイ チョットコイ」と鳴いていた。

午前中は休みを取って、滅多に行かないというか、これまで一度も行ったことのない県の税務署に申請書を出しにいってきた。ずいぶんと親切に対応して貰った。

落語ファンにはビックニュースが飛び込んできた。昨日、五代目三遊亭圓楽師匠が引退宣言をしたという。一昨年脳梗塞でリハビリをされていて、昨年笑点の司会を桂歌丸師匠に譲られた。

昨日、国立演芸場の国立名人会で「芝浜」を演じた後、引退宣言をされたようだ。ロレツが回らなくなって、満足した話ができなくなったということらしい。73歳という年齢もあるだろうけれど、非常に残念だ。

志ん生師匠は脳溢血のあと不自由な体で高座努めておられて、それがまた良い味を出されていた。満足できる話ができなくなったと引退された文楽師匠と好対照と思った。圓楽師匠は文楽師匠のような気持ちになられたのだろう。

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2007/02/25

肌に刺さるような冷たい空気

070225_1 強い寒気の影響で珍しく一日中気温が上がらずに、風もあって、最高気温が6度を少し越えるくらいの寒い日になった。

散歩していると、肌に刺さるような冷たい空気だっし、霜柱もしっかりと長く成長していた。暖気に誘われて咲き始めた梅も木瓜もビックリしているようだ。

NHKラジオの「ラジオ名人寄席」で二台目三笑亭夢楽師匠の「高田の馬場」を聴いた。蝦蟇の油売りの口上は、夢楽師匠らしくて良かった。敵討ちを商売にしている親子の話で、なかなか面白かった。

昨日からサライ四号の付録のCDで、三代目金馬師匠、五代目小さん師匠、六代目松鶴師匠の話を聞いていて、また落語を沢山聞きたくなった。

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2007/02/24

芋焼酎の『甕雫』

070224_1強い寒気が流れ込んで非常に風が強い一日になった。気温も8.5ど位までしか上がらず、寒い一日なった。

このところ殺人事件のニュースがない日が少ないくらい、殺人事件が多い。日本は、いつ頃から非常に簡単に人を殺すようになってしまったのだろう。

23日に神栖市平泉のスーパーマーケットの駐車場で起きた殺人事件は、昼時の人が比較的動いている時間なのに、目撃者も居ないという、不思議な事件のようだ。

友達が遊びに来るので、夕方から水餃子をつくった。お土産は、宮崎県日南市の「京屋酒造 有限会社」の芋焼酎の甕雫 1800だった。

アルコール度数が20度で、芋焼酎独特の匂いもなくロックで飲むと水のようにグイグイ飲めてしまう感じだった。みんなで、逆さにして、最後の一滴まで飲み干してしまった。

料理も全部平らげ、おみあげのデザートのつくばのコート・ド・アジュールのケーキも腹に収めて満腹。

独身寮の時からの気の置けない仲間と家族ぐるみで飲むのは最高だ。

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2007/02/23

ウォンカチョコレート

070223_1暖かな一日となった。

朝から会議で、終了後、懇親会。車だったのでウーロン茶にしていたが、結局捕まって飲むことになり、タクシーで帰ってきた。

家に戻ると、随分時期外れのバレンタインチョコが届いていた。でも、チャーリーとチョコレート工場の「WONKA」ブランドのチョコレートだった。ネスレ日本がオーストラリアから輸入して販売したものらしい。

こんなものがあるというのは知らなかった。調べてみると随分昔からネスレが販売しているようだ。このチョコレートは、ネスレ日本のサイトにはでていなかったので、期間限定販売だったのかもしれない。

実に楽しいものが手に入った。ちょっと飾っておいて、ひな祭りに食べることにしよう。

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2007/02/22

「はま寿司」に行ってみた

070222_1最低気温は-0.7度だたけれど、快晴で霜がしっかりと降りていた。でも二月も末の太陽は力強く、日が当たったところは急激に温度が上がるようだ。

日中は南風が吹いて、気温は16度近くまで上昇した。

それにしても、毎日、色々なことが起こるものだ。今日は、風が吹けば、桶屋が儲かるような話で、ちょっとバタバタしてしまった。

070222_2 夜は久しぶりに回転寿司に行くことにした。行ったことのないところということで、のつくばの「はま寿司」に行ってみた。「はま寿司」はココスと同じゼンショーの子会社らしい。

七時過ぎだったので、ちょっと混んでいた。店の中は、換気が悪いためか、調理場からの空気が客席側に流れ込んでいるらしく魚臭かった。

店内はチーフとアルバイト二人で回しているようで、アップアップしていた。それにしてもチーフのユニホームは汚れていて、生鮮食品を扱う店としては、非常に見た目が悪い。

テーブル席に座ったけれど、ディズプレーのタッチパネルで注文する方式で、注文したものが「注文皿」という容器に載って近づくと、「ピーピー」という音とディスプレーに表示が出るようになっていた。皿の下に、ICタグが付いていて、注文した場所と品物とが照合できるようになっている。

この「ピーピー」という音は耳障りで、もっと違う音がないものだろうか。それと「注文皿」をよく見ると随分汚れが目についた。コストを下げるために色々と切り詰めているだろう。まあ、全品105円だから仕方がないといえば仕方がないのかもしれない。

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2007/02/21

飽食のなれの果て

晴れで最高気温が昨日よりも7度位高い13.3度と、暖かな一日となった。

朝、通勤の時にNHKラジオを聴いていたら、農政ジャーナリストの加倉井弘さんが、「牛乳は危険がいっぱい?」という本について話していた。牛乳を飲むのは危険という論調の本が100万部も売れていて、農林水産省や厚生労働省が何故反論しないのかということだった。間違ったことでも言いふらすことは、言論の自由でいいけれど、反論することができるから言論の自由あるので、間違ったことはきちんと反論すべきだということだ。

それにしてもフウドファディズムを煽る本が売れるのは、飽食のなれの果てだろう。食物の成分を一つずつ取りだして安全か安全でないというようなことをいってもしょうがないはずだ。人はこれまで生きるために色々なものを食べてきているし、これからも食べ続けなければいけない。

牛乳が危険ならば、人類は滅亡しているはずだ。きたきつねは、母親が母乳がでなかったので、進駐軍の練乳で育ったし、小学生の時はララ物資の脱脂粉乳で、中学校からは牛乳をずっと飲んでいるけれど、何も起こっていない。

この本を訳したのは、何でも反対屋ではなく、翻訳家らしいけれど、どこから企画が持ち込まれたか裏が知りたいものだ。この本を使って商売している輩がいるはずだ。

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2007/02/20

今日はアレルギーの日

今日は最低気温が4度、最高気温が約7度で、寒い一日となった。旧暦の正月三日。

このところ花粉症がでていてのどがいがらっぽく、鼻が詰まる。去年は全くでなかったので、体の活性が落ちてきているのだろう。そういえば、今日はアレルギーの日らしい。

茨城では、そろそろイチゴの収穫がピークを過ぎてきた。B品が一パック200円位で食べることができるようになっている。形が悪くても、小粒でも、味が悪いわけではない。

元北海道大教授で考古学者の吉崎昌一先生が75歳で亡くなった。合掌。

大昔、明治大学大学院卒の新進気鋭の考古学者だった吉崎昌一先生の講義を聴いたことがある。たぶん40歳になったかならないかの頃だと思う。なんの講義だったか覚えていないけれど、インパクトのある講義だった印象がある。



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2007/02/19

今日は雨水

070219_1今日は二十四節気の「雨水」。空から降るものが雪から雨に替わる頃というころで、春が近くなってきたということになる。

今朝、寒くて目が覚めた。朝の最低気温は-1.4度くらいでそれほど低くないから、放射冷却で窓の温度が低くなったのだろう。

外は、霜が降りて、家々の屋根も白くなっていた。久しぶりに長い霜柱ができていた。水たまりにも氷が張っていた。

でも、太陽がでるとどんどんと融けてきた。冬の太陽に比べて日差しに強さが戻ってきた。

夕方、細い細い三日月が金星とすれ違って、ソビエトの旗のようになっていた。今日の月の出は午前7時過ぎで、月の入りは午後7時20分頃になる。

この冬、故郷の札幌で観測史上初めて最低気温が-10度以下の日が無いという、記録的な暖冬になったらしい。昔は、札幌でも年に1、2度は-20度近くなる日があったけれど、だんだんと寒い日が無くなってきているらしい。エルニーニョの影響もあるだろうし、ヒートアイランドの影響もあるのではないだろうか。

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2007/02/18

MacBookを買いに

070218_1迎春。旧暦の正月朔日となった。中国は春節で賑わっていることだろう。

朝から雨。陽水ではないけれど、傘がない。仕方がないので、傘の折れた骨を直した。それも2ヶ所も。

3万人参加の東京マラソンは、大きな混乱もなく終わったようだ。

子供につきあって、MacBookを買いにでかけた。結局、ポイントが11%還元ということで、ヤマダ電器で2.0GHz Intel Core 2 DuoのホワイトにワイヤレスマウスとiPod30Gを加えて購入してきた。マウスじゃないと絶対いやという。

家の中のワイヤレスLANにつなぐだけは設定して、あとは全部自分でやらせてみた。なんとかアップデートをして、マウスをインストールできたようだ。

でも全くパソコンについて知識が無いと、インストールの選択肢が判断できないものもあるので、無理なこともあるようだ。

一番パソコンと縁がなかった子供がMacBookとどうつきあうか、これから観察していきたいと思う。

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2007/02/17

風力発電ブーム

070217_8波崎の海岸には風車が15基も並んでいる。反対側の千葉の山の上にも風車が並んでいるようだ。

太平洋のフェリーで北海道に向かうと、岩手から青森の海岸の丘の上に風車が沢山並んでいるので驚いたことがある。そういえば、飛島に行くときにも、山形の海岸に風車が並んでいた。

日本はいま風力発電ブームのようだ。

波崎では、風があるのだけれど、15基の風車の内、4基は動いていなかった。いつも不思議に思うのだけれど、色々なところで風車を見ると大体全部の風車が回っているところを見たことがない。何割かの風車は止まって反対の方向を向いていたりしている。

070217_9

低風速では回らないし、風速がありすぎても止まってしまう。風車のと発電機をつなぐギアの注油も必要で、一年間で運転できる時間は、せいぜい30%から35%位ではないだろうか。

風まかせの風力発電は、風の変動の大きな日本では稼働率が悪く、発電する電力も変動が大きいから、風力発電の風車があまり多くなると、電力システムに悪い影響がでるような気がする。

バードストライクの問題もあるし、むやみやたらに風車を建てるべきではないと思うけれど、どうなんだろう。

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イワシの水揚げ

070217_4波崎漁港はイワシの水揚げで、トラックが走り回っていた。港は新鮮なイワシの臭いで充満していた。

作業の邪魔にならないように遠くから、作業を見せて貰った。随分、豊漁のようで、コンテナに山盛りのイワシを載せたトラックが行き来している。

トラックが曲がるときに落とすイワシをカモメたちだけでなく、野良猫が狙っていた。近所の人もイワシを拾っていたけれど、トラックが通って危ないので、「イワシ拾い禁止」の立て看板がでていた。

070217_5 次の出航準備のためか、氷を積み込んでいる漁船もあった。

070217_6 巻き網をクレーンでつり上げて、放水して洗っている所にであった。

070217_7 大漁で網がイワシの鱗で詰まってしまうのだろうか。

船の横を見ると、イワシの鱗がいっぱいこびりついていた。

道の上にも、トラックから流れ出したイワシの鱗が白い帯のようになっていた。

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カモメを見に波崎と銚子へ

070217_00今日は旧暦12月30日の大晦日。明日は正月。

今朝は久しぶりの冷え込みで最低気温が-4度近くまで下がって、外は霜で白くなっていた。朝の散歩は、空気がキリっとしていた。

近くの雑木林のフキノトウは、連日の暖かさで開き始めたのに、霜で白くなっていた。見るからに寒そうだけれど、大丈夫なのだろう。

070217_0_1 2年ぶりにカモメを見に波崎と銚子に出かけることにした。途中、江戸崎の稲波干拓に寄ってオオヒシクイを見てきた。

水田の農道に11羽しか居なかった。観察舎に寄って聞いたところ「今朝出発した」ということで、北帰行が始まったようだ。

早い昼食だったけれど、国道124号線の「いしげ屋」でカレーつけソバを食べた。そば屋のカレーでなかなか旨かった。しっかり温まった。

070217_1 070217_2 波崎と銚子方面では、こんなのやこんなのを見ることができた。

ミヤコドリは4羽で、海水浴場でエサを探していた。

070217_3_1

漁港は、イワシの水揚げでにぎわっていて、カモメもおこぼれにあずかろうと、港に集結していた。

久しぶりに、ワシカモメの成鳥をみることができた。シロカモメ、カナダカモメも良かった。

例年になく、シロカモメが多いのではないだろうか。その代り、ミツユビカモメは見ることができなかった。

【場 所】 江戸崎-波崎-銚子
【環 境】 水田・河川・漁港・海岸
【年月日】 2007年 2月 17日 (土)
【時 刻】 11:30-16:30
【天 候】 くもり
【観察者】 きたきつねとその一味
【観察種】

1.アビ                2.オオハム               3.ハジロカイツブリ
4.ミミカイツブリ      5.アカエリカイツブリ     6.カンムリカイツブリ
7.カワウ               8.ウミウ                  9.ヒメウ
10.ダイサギ            11.コサギ                 12.アオサギ
13.シジュウカラガン    14.ヒシクイ               15.マガモ
16.カルガモ            17.オカヨシガモ           18.ヒドリガモ
19.ハシビロガモ        20.ホシハジロ             21.キンクロハジロ
22.スズガモ            23.クロガモ               24.ビロードキンクロ
25.トビ                26.オオタカ               27.ノスリ
28.チュウヒ            29.オオバン               30.ミヤコドリ
31.ハマシギ            32.ミユビシギ             33.ユリカモメ
34.セグロカモメ        35.カナダカモメ           36.オオセグロカモメ
37.ワシカモメ          38.シロカモメ             39.カモメ
40.ウミネコ            41.キジバト               42.ハクセキレイ
43.ヒヨドリ            44.モズ                   45.ツグミ
46.ホオジ              47.カシラダカ             48.アオジ
49.カワラヒワ          51.スズメ                 52.ムクドリ
53.ハシボソガラス

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2007/02/16

ちあきなおみ

朝は氷が張っていた。最高気温は11度台だったけれど、今日も強い西よりの風で、寒い。

今晩のテレビ東京の「たけしの誰でもピカソ」はちあきなおみ特集で、久しぶりにちあきなおみの歌を聴いた。もう15年くらいテレビや舞台に出ていないけれど、『四つのお願い』など非常に懐かしかった。

ちあきなおみはきたきつねと同じベビーブーマーなので、時代を共有した気分がある。

多分、表舞台には出てこないと思うけれど、伝説は残っていくのだろう。

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2007/02/15

「コダクローム」が販売中止

最高気温は13度以上あったけれど、北西の季節風が強く吹いて、体感気温はずいぶんと低かった。

午後は会議で、終了後は懇親会。ウーロン茶で逃げ切りを図ったけれど、逃げ切れず。車を置いて帰ってきた。

コダックのカラーフイルム「コダクローム」が販売中止になるのを初めて知った。デジタルカメラの普及で、コニカがフィルムの発売を中止してしまったけれど、プロのファンが多いコダクロームにも影響がでたのかと驚いている。発売中止で、一部のファンが買いだめに走っているらしく、予定の3月末を待たずに在庫が無くなるのではという噂だ。

日本での発売中止で、国内での現像処理もできなくなるけれど、アメリカでは買うことができるようだ。

本当にフィルムは使わなくなった。きたきつねも冷蔵庫に期限切れのフジクロームが2本とネガフィルムが数本入っているけれど、多分使うことはないだろう。撮影した画像がその場で確認できて、自分で画像処理できるデジタルカメラは一度使うともう離れられない。

でも大事な記録はやはりフィルムで保存というのが本当だと思うので、フィルムは無くならないで欲しい。

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2007/02/14

筑波研究学園都市の鳥

070214_2つくば市の地域循環バス「つくバス」は、路線バスが走らない旧道を循環しているけれど、あまり人が乗っている雰囲気は無い。

きたきつねとしては、バスにつくば市の鳥「フクロウ」がデザインされているのがうれしい。

つくば市が市制10周年を記念して、市の花鳥木を決めたときの選考委員として鳥を「フクロウ」に選んだから、フクロウには思い入れがある。「フクロウ」は、ギリシャ、ローマでは知と技術の象徴になっているから、筑波研究学園都市の鳥としてぴったりだと思う。

フクロウが市の鳥というのは非常にユニークだと思う。つくば市に数年遅れて、取手市が市の鳥に「フクロウ類」を選んだ。フクロウ類としたのは、フクロウだけでなく、利根川の河川敷にコミミズクがいたり、鎮守の森にはアオバズクがいたりするからだろう。

市の鳥が「フクロウ」決まってから、市内でのフクロウの目撃情報が増えた。関心がなければ、身近にいても気がつかなかったということだ。

ちなみに、花は「ホシザキユキノシタ」、木は「ケヤキ」だ。

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貨物フェリーが当て逃げ

070214_1今日は朝から雨。気温は高めだった。

9日に漁船が沈没した当て逃げ事件は、那覇・鹿児島間の貨物フェリーだったことが分かった。

フェリーの乗組員の証言では波と雨で分からなかったというが、そんなことはありえないと思う。というのは、最近のレーダーは、デジタル化が進んでいて、相当小さなものまで見えるはずで、10mもある漁船が分からないはずが無い。

以前、仙台・苫小牧のフェリーに乗ったときに、特別に操舵室に入れてもらった。その時レーダーを見せてもらったけれど、カラーの画面で魚網のボンデンが映っていた。フェリーの航路上を船が横切ろうとしていたけれど、方向と速度を計算して危険な場合はアラームがでるということだった。

新聞では3~4人で監視していたというけれど、多分、見張りがさぼっていたのだろう。漁船の3人が助かって、目撃情報があったから当て逃げが分かったのだけれど、死んでいたら分からなかったかもしれない。

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2007/02/13

集中力が切れて

久しぶりに外は霜で白くなっていたけれど、日中は11度くらいとなった。

娘を監禁して衰弱死させた両親とか、浴槽で老夫婦が死亡など良くわからない事件が起こっている。いずれも何が起こったのだろうか。たぶん原因は、異様なものだろう。

午後は会議で、集中力が切れて困った。今週は、連日会議なので、こんなことでは困ったものだ。

このところ非常に不快なトラックバックが多いので、チェックして公開する設定にしている。多くは物販で、時々卑猥なサイトが混じる。どうも検索をかけて関連したキーワードがあるブログに自動的にトラックバックを送っているようだ。

スパムメールも多いけれど、こちらはThunderbirdのスパムチェックでほぼ完璧にゴミ箱行きにしてくれている。これも、海外からはソフト、薬の販売、国内は出会い系と闇金融が多い。いくらメールを送っても無駄だし、インターネットのを混雑させるだけだと思う。何か規制できる方法はないものだろうか。

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2007/02/12

墨攻

070212_7 ポイントが溜まったので、つくばのシネプレックス8に「墨攻」を見に行った。

15年ほど前に「ビックコミック」に連載されていた劇画の「墨攻」を実写版の映画にしたものだ。きたきつねは、ビックコミックを創刊から見ているので、この「墨攻」の連載中は楽しみにしていた。なかなか面白いストーリーだったから、映画も楽しみにしていた。

主役の墨子の革離をアンディ・ラウが演じていて、かっこよすぎて漫画とちょっとイメージが違った。全体のエピソードは上手く取り入れられていて、十分楽しむことができた。

趙の軍団の迫力は、人民解放軍をエキストラに使える中国でしかできないと思う。CGも使っているけれど、リアルな人がある程度いなければ迫力はでないようだ。

シアターは128名の小さなところで、ほぼ6割の入りで、平均年齢は高めの感じで、やはりビックコミックの読者のようだ。

日本映画も元気が良いけれど、コミックが原作になっている映画も多くなってきた。コミックは、映画の絵コンテのようなものだから、原作になりやすいのだろうか。

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筑波山の梅園でオオマシコ

070212_3快晴。最高気温は12度で、風がないので少し歩くと汗ばむほどだった。

午前中、筑波山の梅園に、オオマシコがいるというので、行ってみた。

梅園の駐車場が満車だったので、上の第二駐車場へいったけれど、いつの間にか有料(一日500円)になっていた。

鳥のいる場所が分からず、少し歩き回って梅の花の写真を撮ってみた。老若男女のカメラマンが梅の花の写真を撮っていた。

070212_4 ようやくバーダーのいる場所が分かって行ってみると、オオマシコがちょっと遠くの梅の木の枝に止まっていた。

その内、近くの木に来てくれたので、じっくりと見ることができた。冬羽なので、赤みが薄いけれど、十分満足した。

カメラマンが餌付けしているようだけれど、あまり好ましくはない。

ウソがいないかと探して見たが、見つけられなかった。久しぶりのバードウォッチングだった。太陽の光を浴びていると、体の活性が上がるようだ。

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ポリ袋の持ち手

070212_1牛乳やジュースを買ってサミットバック(ポリの手提げ袋)に入れて持っていると、持ち手の部分が指に食い込んで痛くなってしまう。

サミットバックの持ち手のところに付ける、プラスチック製の簡単な持ち手があって、これが非常に便利だ。名前は知らないけれど、いつも鞄にいれている。

つい先日、仲御徒町の多慶屋のレジの横に置いてあって、「ご自由にお使いください」という紙が貼ってあったので、ひとつ貰ってきた。

070212_2右が何時ももって歩いているもので、左の青が多慶屋でもらったものだ。実用新案が出ていると思うのでたぶん同じメーカーのものだろう。

白いものはどこかの展示会でもらったもので、どこに売っているのか、見たことがない。

青い方が、中にリブがついていて強度を増しているようだ。

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2007/02/11

風の強い一日

070211_1昨日の夜は9時過ぎから雷鳴が聞こえ、雨が降り出した。4時間ほどで止んだようだ。朝は8時過ぎまで寝てしまったので、目が覚めると快晴だった。

気温はそれほど低くなかったのだけれど、風が非常に強かったので、体感は低く感じた。

三連休の中日だけれど、どこに行くでもなく、部屋の片付けとちょっと買いもの。

本棚の整理は大分進んだ。一度本棚に納めたものを分類し直すので、時間がかかる。それにしても収納のスペースが絶対的に足りない。後はどう捨てるか、頭が痛い。

070211_2 夕ご飯にでたマカロニ・サラダのマカロニが、おもしろい形をしているなと思ったら、デディーベアだった。

おもしろいものを作るものだ。

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2007/02/10

Start Macモニターの座談会

Apple本社であったStart Macモニターの座談会に参加してきた。今回のモニターの中で、どうもきたきつねが最年長のようだ。

これまでブログや知り合いの間での反響などをはなした後、iLifeの作品の発表があった。きたきつねは時間がとれなくて、提出していなかったので、鑑賞するだけだった。iPhotoでアルバムでも作れば良かったのかもしれない。

続いて、先月発売になったWindows VistaとMacOSXのデモがあった。ユーザーインターフェース(アエロ)、ファイル検索、ウェブブラウザ(IE7)、デスクトップアクセサリ(ガジェット)についてVistaのデモを見た。実際に見た印象は、雑誌で得た情報を越えるものではなかった。前にも書いたけれど、随分以前からMacOSXでは普通のことばかりだろうと感じた。

その後MacOSXのデモでも、同じ内容についてデモを見たけれど、人の行動をよく考えた内容だということを再確認することができた。ただ、その特徴が広く宣伝されていないし、買ったときについてくるパンフレットでは判らない。

きたきつねはいくつかの機能は、雑誌を読んでいたので使っていたけれど、他の機能も良くわかって非常に良かった。同じ繰り返し作業を簡単な操作で実現できる「Automator」は是非使ってみたい。マクロプログラムを組まなければできないことを、こんなに簡単にできるということをもっと早く知りたかった。今回のようなことをモニターのオリエンテーションのときにデモをすればよかったのにと思った。

Macのディスクトップ上のゴミ箱は、右下が普通だけれど、Windowsでは左下になる。慣れの問題かもしれないが、右利きの人にとっては右下が使いやすいはずだ。これは、横書きの文字は左から右に書くように、人の顔を描くときは左向きが楽なように、自然なことが沢山あって、Macは自然なことが多い。Windowsでは、機械的には問題ないけれど、不自然なところが多いのではないだろうか。

時期のMacOSのLepardがでるのが楽しみになった。バックアップ機能の「Timemachine」は是非使ってみたい。

Start Macモニターのやりかただけれど、今回のような座談会でどれだけ効果があるか疑問に感じた。参加者のレベルに合わせた、課題をいくつか用意して、それについて報告を求めるとか、Apple主催のブログを立ち上げて、参加者のブログとリンクするといった試みもいいと思う。

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江戸と現代 0と10万キロカロリーの世界

石川英輔さんの江戸と現代 0と10万キロカロリーの世界をようやく読み終えた。おもしろかったのだけれど、時間が細切れにしかとれなくて、思ったよりも時間がかかってしまった。

石川英輔さんが、大江戸えねるぎー事情から始まったエネルギーに関する総まとめとなる感じになるのではないかと思う。

江戸時代はエネルギーをバイオマスなどに依存していたので、化石エネルギーの消費量は一人あたり0キロカロリーとして、昭和30年に1万キロカロリー、昭和40年で5万キロカロリー、そして現在は10万キロカロリーということをベースに、無駄を省いて昭和30年代の生活水準に戻ってもいいのではないかという内容だ。

現代の生活は無駄が非常に多いことは、今回の引っ越しで痛感した。大量の荷物を運んでみたけれど、本などは20年位前に読んでそれ以後全く目を通していないものが大量にあった。品物も思い出の品は別として、使いもしないものが大量にあって、引っ越し前に相当捨てたけれど、まだある。

単身生活の時は、ゴミが分別収集だったので、包装材を分けていたけれど、生ゴミよりも包装材の容量が多かったことを思い出した。

きたきつねも、かねがね昭和35年位の生活にすれば、持続可能な社会の実現は可能だと思っていたので、石川英輔さんの考え方には同感だ。

自給率が40%以下しかないのに、世界中から食料を輸入して、35%も食べ残しする社会は、世界的に見ても異常だとおもうけれど、多くの人は無感覚になっている。エネルギーについても同じで、こちらは90%近く輸入に頼っているのに危機感がない。

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マオリの神々

070210_1気温が7度で朝の散歩は快適だった。ヒバリ、ホオジロなどの春を迎える楽しそうな声が聞こえる。

早い時間の常磐線で東京にでかけた。上野で降りて、東京国立博物館で開催中の企画展「マオリ 楽園の神々」を見にいった。開場時間のちょっと前についたので、人が少なくゆっくり見ることができた。

今回は、ニュージーランド国立博物館のテ・パパ・トンガワレの名品120点が展示されていた。

070210_2 マオリの人々の祖先はパプアニュギニアから、カヌーに乗って渡ってきて、新しい風土に合わせた独自の文化を創り出していて、展示物はどれも興味深いものだった。

ヨーロッパ人が来るまでは石器文化で、木彫は精密な細工で、アクセントのアワビの貝殻が怪しく光ってマオリの精霊が宿っているようだ。

平成館の二階の一室だけだったけれど、見応えがあった。

070210_4 072010_5上野公園を歩いていると、緋寒桜のつぼみが膨らんでいた。今年の花見は早くなるだろうと思って、噴水の方を見ると、満開の桜が目に入った。

近づいてみると寒桜だった。ホームレスの上に花びらを散らしていた。

上野公園は、ホームレスのブルーシートのテントが無くなっていた。植え込みの中にロープが張り巡らされて、「立ち入り禁止」の看板がでていた。確かに洗濯物がかかっていたりして、遊歩道を歩くのがはばかられたので、排除の動きになったのだろう。

070210_5 御徒町にでて、秋葉原に向かって歩いていると、消防車が何台もサイレンを鳴らして通り過ぎた。

本当に近くで火事があったようだ。ビルの中で、消防車数の多さと釣り合わない小火(ボヤ)があったようで、消防隊員と警察が所在なさげに立っていた。火事への対応は最善を尽くすので消防隊の過剰出動は問題ではなく、小さく押さえられて良かった。

070210_7 気温が高いので、歩いていると、汗ばむほどだった。昼は、「すき屋」で有名なゼンショーの子会社のラーメンチェーン「天下一」でラーメンを食べた。有名チェーンの「天下一品」とは全く違う。

セットメニューが充実していて、満腹になりたい人にはいいかもしれない。近くの工事の人たちが沢山きていた。

最近は、週に四回はラーメンを食べているような気がする。

070210_8 午後は、Start Macの座談会があるので、東京オペラシティーのApple本社にいった。

オペラシティーの一階の広場で、小春さんという東京都のヘブナーティストの若い女性が「パリの空の下」をアコーディオンを演奏していて、おばあさんが、一生懸命耳を傾けていた。

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2007/02/09

尾道ラーメン醤々軒

070209_1今日も13度近くまで気温が上がり、快適。

昼は久しぶりに尾道ラーメン醤々軒に行ってみた。随分長いこといっていない。相変わらず、怪しいプレハブの一角で、「営業中」と書いた板がでていなければ帰ってしまうところだった。

魚系のスープで、さば節の香りがきつい。ぼけ狐のきたきつねのことだから、味の記憶はないので、新鮮な気分で麺をすすり込んだ。ずっと減塩でくらしてきたので、味は濃く感じた。

チャーシューは口の中でホロホロと溶けるようだ。スープに入れた背脂はよけいな感じがした。

スタイルシートを使って、職場のWebサイトを作り始めたけれど、どうも色が良く表現できない。あきらめて、コンテンツの整理をした。

早めのバレンタインチョコが届いた。「熟成古酒 琉球泡盛 古酒5年 泡盛生チョコ 『久米島の久米仙』」で、生チョコの中に泡盛が混ざった透明で柔らかななゼリー状のものが入っていた。

3個の入っていたので、2個食べてみた。確かに泡盛で、これを食べて運転すると酒気帯び運転間違いない。

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2007/02/08

「メガマック」に挑戦

070207_1_1朝は-3度で霜が降りていたけれど、真っ白というほどではなかった。日中は最高気温が13度近くまで上がって非常に快適。

今日は「事始め」。今年の農作業の開始となる。

中国が、人工衛星の破壊実験した結果、人工衛星の破片が大量のデブリになって地球の周りに散らばってしまったようだ。

日本の陸域観測技術衛星「だいち」に近づいている破片があるようだ。あのでかい太陽電池にぶつかったら機能しなくなるので、大損害だ。

今日パロマの湯沸かし事故の公判が始まったけれど、法的責任は無いという主張している。どうもよく分からない。不買運動が始まるかもしれない。

070207_2 昼休みに買いものに出たついでがあったので、噂の「メガマック」に挑戦してみた。

大口を開けなければならないけれど、それほど食べづらくはなかった。

確かにボリュウムがあって、満腹になって、三時過ぎまで胃にもたれていた。

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2007/02/07

ヒバリのさえずり

070207_1晴天で最高気温は14度。

朝の散歩道でヒバリのさえずりが聞こえた。春がもう直ぐそこまできている。

昨夜は、職場の上司に誘われて飲みに行ってしまった。人物評がまったくといっていいほど同じで盛り上がってしまい、気がついたら5時間近く経っていた。

イラストレーターの渡辺和博さんが肝臓癌で昨日亡くなった。同世代なので、非常に身近な感じがして、冥福を祈りたい。

「金魂巻」という本で、「マル金」、「マルビ」という流行語を作り出して、一躍有名になった。サブカルチャーの代表で、一時はテレビにもでていた。そういえばつい先日も「金魂巻」を、ブックオフなどで100円コーナーで見かけて、「へー まだ持っている人がいたんだ」と思っていた。

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2007/02/06

トルティージャの値上がり

070206_1今日も晴天で風がないので暖かだった。に中の最高気温が16度近くまで上がって、春の陽気。

昼休みの散歩道の紅梅が咲いていた。前を通ると花の香りが心地よい。

今朝の新聞に、アメリカで原油の高騰を受けてトウモロコシを原料にして、バイオエタノールの生産が急速に増加していて、その影響がメキシコの食生活に出始めているという記事があった。

日経ビジネスの1月22日号に「穀物争奪の隠れた主役 エタノールメージャー」という特集記事があって、その記事を読んで心配していたところだった。

世界最大のトウモロコシの輸出国のアメリカでは、現在生産されているトウモロコシの20%がエタノールに使われていて、将来はさらに増える見込みということだ。日本ではトウモロコシを家畜の餌や食用油の原料として大量にアメリカから輸入している。国際相場は急騰していて、家畜の飼料価格が値上げになっている。早晩、肉や卵の値段に跳ね返ってくることになるだろう。

日本と違って、主食にトウモロコシを食べているところでは、直接影響がでている。それが、メキシコで主食のトルティージャのニュースで、価格が数ヶ月で40%以上値上がりして、家計を直撃する事態になっているらしい。メキシコ市では、抗議デモが起こっているようだ。

メキシコは、北米自由貿易協定(NAFTA)で関税なしでアメリカから安いトウモロコシが入ってくるようになって、国産よりも輸入トウモロコシに頼るようになってしまったために、顕著に影響がでてきているのだろう。

日本も人ごとではなく、食糧自給率が4割以下で、食料だけでなくエネルギーから何から何まで輸入で暮らしている。アメリカが自国の自動車を動かすためにトウモロコシの輸出をやめたらと思うとぞっとする。

それよりも、発展途上国の人たちは、価格の安い輸入トウモロコシを食べているので、輸入量が減って、価格が急騰することでもなれば、飢餓の心配もでてくる。こちらのほうがもっと深刻だろう。

同じようなことが、砂糖でも起こっているようだ。ブラジルではサトウキビから絞った糖蜜を原料にエタノールを生産していて、価格によって砂糖とエタノールの生産割合を変えている。去年の原油の高騰を受けて、エタノール生産が増えたため、砂糖の生産量が少なくなって、砂糖の価格が上昇しているということだ。

ヨーロッパでは、ナタネ油を使ったバイオディーゼル燃料が増えているようで、食用油にも影響がでているようだ。



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2007/02/05

地方の衰退

070205_1 今朝は氷点下5度まで下がって、この冬一番の冷え込みではないだろうか。日中は13度近くまで高くなった。

資料を整理して、原稿を書いて、特になにもない一日。

景気が上向きというけれど、景気が良いのは東京など大都市で、地方は景気が低迷している。夕張市の予備軍が沢山だ。特に郡部の衰退は極端で、戸数が5戸以下の集落が増えているだけでなく、老齢化と人口減少で共同体が維持できなくなって消滅が進んでいるという。

5戸以下の集落は、1980年に5000ヶ所、2000年で12000ヶ所となっていて、2025年には60000ヶ所になると予測されている。そして、1970年から2000年までの30年で8000の集落が消滅している。

地方が崩壊しているということは、東京に住んでいると判らない。高速道路と新幹線が、人口を都会に向けて吸い出している。仕事、医療、教育などの環境を求めて人は都会に向かって流れている。北海道の人口は500万人で変わらないけれど、札幌圏の人口は200万人を越えているのではないだろうか。

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2007/02/04

立春

今日は二十四節気の立春で、今日から春。久しぶりに7時過ぎまで目が覚めなかった。

朝は気温が高く、日中も11度くらいになったけれど、風が非常に強い一日だった。土埃がひどく、自転車が倒れたりしていた。東北方面で新幹線や高速道路が止まったようだ。

野鳥の声の録音で有名な蒲谷鶴彦さんが1月15日に逝去されていたという連絡があった。1926年生まれで享年82歳ということになる(数え歳です)。一度、つくばにこられた時に、お話をうかがったことがある。まだ、録音機材が十分ではなかった時代に、野鳥の声を録音を始めたパイオニアだ。録音機材を担いで山に登る姿は想像できないくらい、細くて小さな方だった。今は、デジタルデンスケがあるので楽になりましたと話されていたのが印象的だった。

昭和28年5月から平成18年5月まで53年間もの間、文化放送で「朝の小鳥」を放送されていた。長寿番組を作っていた蒲谷さんもすごいけれど、これを放送している文化放送もすばらしい。ついでにTBSの秋山ちえ子の談話室もすばらしかった。

国会での補正予算も成立がみえてきて、柳沢厚生労働大臣の進退問題はうやむやに終わりそうだ。次の参議院選挙までには、みんなの記憶から消えてしまうだろうという読みのようだ。

引っ越し以来探していたテーププリンターのテプラのソフトがようやく見つかった。パソコンにインストールして、メーカーのサイトからソフトをダウンロードして、アップデートを完了。動かして見ると上手くいった。

まだ眠たいので早く寝ることにする。

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2007/02/03

節分

070203_1晴天で朝の最低気温は氷点下になった。霜はほとんど降りていない。日中は10度を越えたけれど、風があったので寒い。

今日は二十四節気の節分。寒の最後の日で、豆まきが恒例になっている。

午前中は、近くの調理・製菓専門学校の学校祭というので、行ってみた。屋外ではテントで、焼きそばパンや焼きおにぎりの販売をしていた。校舎の中でも喫茶とカレーの店があって、普通の学校祭。でも、上の階で、今年の卒業生の作品展とコンテストをしていた。製菓と調理に別れて、それぞれのお菓子と料理にタイトルと出展者の顔写真がついていた。

製菓は、小学生の粘土細工のようなレベルからハイ・アマチュアまで、バラエティーに富んでいて面白かった。ケーキのデコレーションはきたきつねが、チョコレートに関してはこぎつねの方が上手いような気がした。

料理は、できあがって直ぐではないので、色や形が変わって気の毒だった。どちらにしても数をこなしていないのが直ぐ判る。一つ一つみていくと、できは別として、ピカリと光るものもあった。料理も才能が必要だということが良くわかる。

午後は買い物と部屋の片付け。だんだんと空間が空いてきた。夕食は、久しぶりに水餃子を作った。特に好みではないけれど、付き合いで恵方巻を食べてから、餃子を食べる。満腹。それにしても恵方巻は、完全にセブンイレブンの仕掛けにはまってしまった感じがする。

いつもは殻付きの落花生を使うけれど、今日は小袋入りの豆で豆まきをした。どうもダイズは、好きになれない。北海道では、落花生を使うような気がするけれど、地方色があるのだろうか。

食後、猛烈に眠くなり、ちょっと横になったら爆睡してしまった。疲れが溜っているのだろうか。

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2007/02/02

都区内・りんかいフリーきっぷ

070202_1今日は講演会を聴きに東京ビックサイトにでかけた。

りんかい線の国際展示場駅が使えるので、今回も「都区内・りんかいフリーきっぷ」 にした。ただ、東京駅の山手線と京葉線の乗り場間の距離と、りんかい線の国際展示場駅と東京ビックサイトの間が異常に遠いことだ。

まあ「ゆりかもめ」は運賃が高いし、都営バスは運賃は安いけれど時間がかかるというので、どちらがにしても帯に短したすきに長しということか。

講演会と
ポスターセッションは、思ったほどの内容ではなく、新しい情報はそれほど無かった。

西館で省エネルギーセンター主催の「地球環境とエネルギーの調和展」が開催されていたので寄ってみた。省エネルギーや新エネルギーをビジネスしてしまう商魂には脱帽してしまう。ヤマダ電器、ヨドバシカメラ、ビックカメラが出展していて、省エネルギーだから新しい商品を沢山買いましょうという仕組みになっている。

東京も品川から先は滅多に行くことがないので、帰りは、りんかい線の大崎まで出てみた。久しぶりなので、風景が変わってしまっていた。上野からの常磐線の乗り継ぎが良く、夕方のラッシュなのに座ることもできた。なんとついていることか。

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2007/02/01

「オリザ舎」で昼食会

今朝の最低気温は氷点下だったけれど、霜はほとんど降りていなかった。日中は12度で暖かい。

昼は昔の職場の仲間と松代の「オリザ舎」で昼食会。随分前に金田で営業していたときにいったことがある。完全予約制ということで、店内は我々一組だけだった。

作りたての自家製豆腐から始まって、作りたての料理が順番にでてくる。ご飯は、無農薬の玄米。オリーブオイルで揚げた天ぷらなど、素材にこだわった料理だった。経営者が一人で、調理して、サーブするプライベートレストランというところだろう。

物忘れの話で盛り上がってしまった。90歳を越してもしっかりしている人もいれば、50歳前でも記憶が曖昧になってくる人もいて、これも遺伝子の働きだから仕方がないのだろう。

少年老いやすくではなく、老いてしまったのだから、昨日ではなく、明日に向かって進むしかない。

満腹で、午後は睡魔を追い払うのに苦労した。

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