地方の衰退
今朝は氷点下5度まで下がって、この冬一番の冷え込みではないだろうか。日中は13度近くまで高くなった。
資料を整理して、原稿を書いて、特になにもない一日。
景気が上向きというけれど、景気が良いのは東京など大都市で、地方は景気が低迷している。夕張市の予備軍が沢山だ。特に郡部の衰退は極端で、戸数が5戸以下の集落が増えているだけでなく、老齢化と人口減少で共同体が維持できなくなって消滅が進んでいるという。
5戸以下の集落は、1980年に5000ヶ所、2000年で12000ヶ所となっていて、2025年には60000ヶ所になると予測されている。そして、1970年から2000年までの30年で8000の集落が消滅している。
地方が崩壊しているということは、東京に住んでいると判らない。高速道路と新幹線が、人口を都会に向けて吸い出している。仕事、医療、教育などの環境を求めて人は都会に向かって流れている。北海道の人口は500万人で変わらないけれど、札幌圏の人口は200万人を越えているのではないだろうか。
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