飽食のなれの果て
晴れで最高気温が昨日よりも7度位高い13.3度と、暖かな一日となった。
朝、通勤の時にNHKラジオを聴いていたら、農政ジャーナリストの加倉井弘さんが、「牛乳は危険がいっぱい?」という本について話していた。牛乳を飲むのは危険という論調の本が100万部も売れていて、農林水産省や厚生労働省が何故反論しないのかということだった。間違ったことでも言いふらすことは、言論の自由でいいけれど、反論することができるから言論の自由あるので、間違ったことはきちんと反論すべきだということだ。
それにしてもフウドファディズムを煽る本が売れるのは、飽食のなれの果てだろう。食物の成分を一つずつ取りだして安全か安全でないというようなことをいってもしょうがないはずだ。人はこれまで生きるために色々なものを食べてきているし、これからも食べ続けなければいけない。
牛乳が危険ならば、人類は滅亡しているはずだ。きたきつねは、母親が母乳がでなかったので、進駐軍の練乳で育ったし、小学生の時はララ物資の脱脂粉乳で、中学校からは牛乳をずっと飲んでいるけれど、何も起こっていない。
この本を訳したのは、何でも反対屋ではなく、翻訳家らしいけれど、どこから企画が持ち込まれたか裏が知りたいものだ。この本を使って商売している輩がいるはずだ。
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