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2007/05/23

レスター・ブラウン博士の講演

070523_1南風が吹いて、気温が上昇し夏日になった。東京は27度、つくばは29度近くまで気温が上昇した。

早朝、ホトトギスの鳴き声で目が覚めた。今年の初認。

今日は東京でアースポリシー研究所のレスター・ブラウン博士の講演があったので、出かけた。

ちょっと早く着きすぎたので、久しぶりに日比谷公園で、一休み。昼休みだったので、沢山の人がでていた。

070523_2 今回の講演会は、アメリカがトウモロコシでバイオエタノールを大増産することで、穀物の争奪戦が始まるという内容。

それにしても、博士は、日本や中国の農業について、想像以上に詳しいようで、非常に的確な指摘が、随所にあった。

トウモロコシだけでなく、大豆、ナタネ、小麦などの国際価格が上昇している。

日本のように、穀物を大量に輸入している国にとって、傍観していられない状況になりつつある。先進国は、トウモロコシを直接食べるのではなく、家畜の飼料としているので、直接の影響は見えない。

しかし、発展途上国、特にサブサハラなどの最貧国では、トウモロコシを主食にしているために、穀物価格の上昇が直接食卓に現われることになる。

レスターブラウン博士の講演では、解決策としてあまりはっきりしたことは話されなかった。でもトヨタのプリウスを非常に高く評価していた。

070523_3 講演終了後、サイン会があって、『レスター・ブラウン・プランB2.0―エコ・エコノミーをめざして』を購入して、博士のサインを貰い、握手してきた。

『プランB―エコ・エコノミーをめざして』もサインを貰ったので、『プランB』シリーズは2冊ともサイン入りとなった。

帰りの電車が松戸で特急待ちした後、なかなか出発しないので、どうしたのだろうと思っていたら、「乗客同士のトラブルで、発車が遅れています」という車内放送があった。酔っぱらいの喧嘩かもしれないけれど、迷惑なことだ。

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