夏も近づく八十八夜
毎日布団の中でラジオを聴いていると、国家公務員の変な事件のニュースが多いような気がする。
昨日、名古屋市の三菱東京UFJ銀行支店に包丁を持った男が押し入り、女性行員を人質にして現金を要求した事件で逮捕された犯人は、大阪国税局の税務署上席国税調査官(42)の反抗理由が、「仕事や夫婦関係がうまくいかず、どうなってもいいと思った」「悪いことをすれば、仕事など、いろんなことから解放されると思った」という。こんなことで、辞表を出して、風俗店に勤めて、銀行強盗までするのだろうか?木の芽時は頭もおかしくなるのではないだろうか。
今日、国交省東京港湾事務所課長(48)が新潟のスーパーでコシヒカリ10キロ盗んだ疑い逮捕されたけれど、四千円程度の米を盗んで、それを盗んだスーパーから宅配便で発送するというのは、何を考えているのかと思う。住所、氏名を明らかにして万引きをしていることになるのだろう。
海上自衛隊厚木基地所属海士長(20)が、中古タイヤ店から3000円相当のタイヤを盗んで逮捕された事件も、不思議でならない。自衛官は手当もあるし、それほど給料が安い訳でもないのに、窃盗までする理由がわからない。
そういえば、昔、同じ職場の別の部署に給料が低いのに、400万くらいの車をローンで買って、ガソリン代が無くて車に乗れないだけでなく、食事代もなくて栄養失調で入院した若いのがいたけれど、似たようなことで、タイヤを盗むことになったのだろうか。
先日の東京都区議会選挙で、世田谷区でトップ当選した民主党の森学区議(38)の経歴詐称が問題になっている。森学区議が元外務省職員で、在ルクセンブルク大使館一等書記官と選管に届けていたけれど、実際は三等書記官だったというお粗末。
一等書記官と三等書記官では、天と地とまでは行かないけれど、課長と係長くらいの開きがあって、本人は「記憶違いだった」などとほざいているらしいけれど、だれも信用するわけがない。選挙で浮かれて、ちょっと格好をつけたのだろうけれど、ただでは済まないだろう。前例が沢山あるのに、民主党も懲りない。
東京入管などで、強制送還する外国人から実費より高い成田空港の空港使用料を徴収したり、同空港への護送時に立て替えた外国人の弁当代を国に上限額で請求したりする手口で、差額を裏金としてプールしていた事件も、今時裏金を作ってどうするつもりだったのだろう。
これまで色々なところで、裏金が発覚して、懲戒処分を受けた者がいるという前例が沢山あるのに、これも懲りないことだ。これに絡んで、この裏金を盗んでいたという職員が捕まっている。訳のわからない金があるので、表沙汰にならないだろうと高をくくっていたのだろう。
もうひとつ、茨城の常磐道で死亡事故があったけれど、読売新聞の見出しに「NHK記者が大けが」とあったけれど、取材中の事故でもないのにわざわざ「NHK記者」と断る必要がどこにあるのだろう。
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コメント
ギックリ腰のお加減いかがですか?
ゴールデンウィークは久しぶりにゆっくり過せたようで、腰の具合もよくなってきたようで、安心しました。
クロちゃんかわい~☆
投稿: second こぎつね | 2007/05/03 17:12
心配かけました。随分復活しました。
うちのシャ・ノアールは、随分なまいきになっています。
投稿: きたきつね | 2007/05/03 21:28