トンマッコルへようこそ
夕方仕事を終えて自宅に戻ったら、「トンマッコルへようこそ 」のDVDがあった。日中、家人が借りてきたらしい。
映画の予告編で見て、見たいと思っていたけれど、タイミングを逃して見ることができなかった。きたきつねは、DVDを借りに行くことは滅多にないので、見逃した映画はなかなか見ることができない。
夕食後、早速見ることにした。
朝鮮戦争さなかの山奥の小さな村で、米空軍の大尉、北朝鮮軍と韓国軍の兵士が遭遇する。その村は、外の社会と隔絶した静かな生活をしていて、戦争が起こっていることも、鉄砲などの兵器も知らない。
初めは、戦う気持ちで両軍の兵士が向かい合うが、村の生活に心が融け始め、冬を迎えるための収穫作業をする。
そのうち、連合軍は、村に共産軍がいると想定して、補給路を確保するために、村を爆撃することに。米空軍の将校を救出してから、爆撃するということで、空挺隊が投入され、その兵士達との戦いがあって、村が爆撃されることを知る。
村にいた両軍の兵士達が村を守るために、自分たちの命をかけて、爆撃する場所を別の所に誘導して、最後は死んでいく。両軍の兵士の表情が、どんどん優しくなっていくところは、とてもいい。
ゆったりと流れる村の生活と村人達と兵士の交流を通して、民族統一と反戦を訴えている映画になっている。
見て良かった。
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