灰色の恋人?
茨城県立自然博物館の招待券が手に入ったので、坂東市まで行ってきた。1時間足らずでいけるけれど、企画展でもなければ、行くことはない。
今回は、「キア・オラ! ニュージーランドキーウィと人がくらす島」という企画展で、姉妹館になっているニュージーランドの「テパパ博物館」の協力でキーウィ、カカポ、タカヘなどの固有の動植物の展示していた。
ニュージランドは1000年前まで哺乳動物がいなかったので、飛ぶことのできない鳥が沢山いたけれど、人が入ってきて、モアなどの大きな鳥を食料に、一緒にきたネズミや犬などが小鳥を絶滅に追い込んでしまった。
一時は絶滅したと考えられていたタカヘの剥製や映像など、興味深いものが展示されていた。小規模の企画展だけれど、面白かった。
子供向けのコーナーもあって、塗り絵などを楽しんでいた。
気になるのは、制服のガードマンが会場内をうろうろしている点で、雰囲気としてはそぐわないような気がした。
県立自然博物館は、いつ行っても沢山の親子連れが来ているのは非常に良いと思う。
チョコレート菓子の「白い恋人」で有名な石屋製菓が、「白い恋人」賞味期限を1ヶ月改竄したということで、千歳空港などのお土産売り場から撤去が始まったというニュース。帰省ラッシュのこの時期に、人気商品がなくなるというのは前代未聞だ。
その他、アイスクリーム類24品種、バウムクーヘンの一部から黄色ブドウ球菌、アイスキャンディーから大腸菌群が検出され、自主回収を始めている。
賞味期限の改竄は現場の判断ということだけれど、日常的に企業として収益優先の行動があったので、改竄をする素地があったのだろう。改竄した商品の賞味期限は8月末までだから、お土産店の売れ行きをみていると問題なく売り切ることができる期間だと思うし、ちゃんと賞味期限が近いことを表示して割引販売してもよかったのに。
企業としてブランドをこのような形で毀損してしまうと、消費者からの回復に時間がかかる。悪いときには、悪いことが重なるもので、一事が万事という市場の判定をうける可能性もある。
きたきつねは、めんどうなのでお土産はほとんど買わないけれど、石屋製菓の「白い恋人」とロイズの「生チョコ」は、パッケージの大きさと、一番小さいものが630円という手頃な値段なので、北海道土産として人気があると思う。
| 固定リンク
コメント