地球の温暖化
「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の温暖化の緩和策と適応策についての現状を各分野から報告があった。興味あったのは、デング熱とマラリアが北上する可能性があることと、地球の温暖化は報道されているよりも厳しい状況にあるということだ。
京都議定書の緩和策や、安倍総理が自慢している「クールアース50」が達成できても、温暖化は直ぐに止まらず、きたきつねが想像していた以上に相当長い期間気温の上昇が続く可能性があるらしい。オーバーシュートというやつだ。
さらに、CO2ガスの濃度予測も、海水温の上昇によるCO2の吸収量の減少や人間活動による森林の減少なども想定されていないから、IPCCの予測はもう少し早くなるような気がした。
IPCCの温暖化予測は、棚氷や氷床の融解の影響について予測不能ということで、考慮されていないというのも知らなかった。もう少しちゃんと報告書を読まなければいけない。
海洋研究開発機構と宇宙航空研究開発機構は16日、衛星で観測した北極海の海氷面積が史上最小となったというニュースがあった。今回観測された海氷の減少は、今年発表されたIPCCの予測より30年以上も進行が早いということで、IPCCの予測の前提条件が少し甘いのかもしれない。。
シンポジウム終了後、知り合いが札幌から出てきているということで、飲むことになった。
暑さと寝不足で体調が悪いのか、いつもよりも少ししか飲んでいないのに、したたかに酔ってしまった。これほど酔った感じがしたのは、本当に久しぶりで、良く帰ってきたものだ。
札幌からのお土産は、きのとやのミルククッキー「札幌農学校」だった。北海道大学認定商品ということだ。面白いものを作ったものだ。
きのとやは、きたきつねが札幌にいたころはまだ、店舗は多くなく、ケーキがおいしい店ということで、買いに行ったものだ。知らないうちに、インターネット通販までするようになっていた。
那覇空港で中華航空のB737-800が着陸直後に炎上した事故は、間一髪で死者がでるところだった。それにしても飛行機の機体は、熱に弱くて、トロトロになってしまっている。
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