業務用油脂の値上げ

今日は「パイナップルの日」。あまり意味はないけれど・・・。

北から、東向きの風になって、昨日までの猛暑が少し和らいで、３３度。夕方から強い風が吹いてきて、気温も下がってきた。

散歩道の畑でケナフの花が咲いていた。ツクツクボウシが鳴き始めていて、もう秋が近くなっているようだ。

業務用油脂メーカーの不二製油が、原材料価格上昇を理由に製品価格を8月中旬に１０％から３０％程度値上げするらしい。 

実際に、2006年6月を100として、現在の購入価格指数は、パーム油202、ヤシ油193、菜種147、大豆148、海外脱脂粉乳235、海外全粉乳239、欧州バター212、乳糖332、ココア136と全面的に価格が上昇している。

バイオ燃料仕向けの油糧植物などの農作物の価格が急上昇していることや為替レートが円安傾向にあるので、原料高になっているといいうことだ。

これまでも書いてきているけれど、小売りの場合、原料価格上昇を内容量を減らすことで、店頭価格を変えずに来ているけれど、業務用製品は、簡単に流通単位を変えることはできないので、製品価格の値上げとなったらしい。

製パンや製菓などのメーカーは、油脂の在庫を持っているので、直ぐに製品の値上げとはならないだろうけれど、数ヶ月後に影響が出てくるだろう。