橋の倒壊事故
豆の葉の上で、マメコガネも交尾していた。季節的にこのような場面に出会う確率が高いということだろう。
昨日のアメリカのミネソタ州で起こった橋の倒壊事故は、行方不明がでているけれど、危険ということで、捜査が打ち切られた。
生存している可能性がなければ、捜査隊の安全を優先するのは、日本とは違っている。
この事故に関連して、「日経コンストラクション」2007年7月13日号の特集「米国に学ぶ荒廃の防ぎ方」で関連記事が出ていた。
「1970年代に石油ショックやインフレによる財源不足が顕在化した米国では,道路への投資を80年ごろまでに約4割減らした。その結果,30年代ごろに建設したインフラが劣化。橋の崩落事故などが相次ぎ,「荒廃するアメリカ」と呼ばれる危機を招いた」とされていて、ガソリン税や通行料の値上げで対応してきている。
ところが、ガソリン税や通行料の値上げも限界があり、財源不足で「都市の渋滞対策に巨額の投資が求められていることや,50~60年代に建設した橋が劣化し始めたことも影響している。」というから、今回の事故もこのような背景があるのだろう。
日本も、日本国中をアスファルトで埋め尽くすように道路を作っているけれど、近い将来アメリカと同じことになるのではないだろうか。
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コメント
画像のカメムシはナガメですね!
なかなかいいデザインのカメムシだと思います。
投稿: 西村 | 2007/08/04 20:45
西村さん
ありがとうございます。ナガメですね。直しました。
投稿: きたきつね | 2007/08/05 00:42