お月様の本
入院中に若い友人がお見舞いに2冊の本を持ってきてくれた。きたきつねが、月が好きなのを知ってくれていたようだ。
江戸時代の暦は太陽太陰暦というもので、日付は月の満ち欠けを利用した太陰暦で、季節の変わり目は太陽暦を使うという面白い暦を使っていた。中国では、今でも、太陽太陰暦を使っていて、新聞には必ず太陰暦が印刷してある。
太陰暦のいいところは、月を見ていると日にちが簡単に判るのがいい。新月が1日、満月が15日で、3日は三日月という感じだ。
一冊目の「まいにちの月」は、書名の通り30日のまいにちの月の写真をまとめた、コンパクトな本だ。色々な風景の中の月と、月に関する知識があって、読んで良し、眺めて良し。入院中は、窓の向きが北向きだったので月は見えなかったので、この本を見ていた。
もう一冊は、「月のすべてがわかるDVD&Book 月への招待状(DVD付)」という本で、9月14日に種子島からH2A13号機で打ち上げられた日本初の月周回衛星「かぐや」に合わせて出版された本だ。
アポロ計画以降最大の月観測プロジェクトの「セレーネ・プロジェクト」の概要説明がメインになっている。
DVDには、アポロ計画や月の映像がふんだんに盛り込まれている。さすが宇宙航空研究開発機構(JAXA)が協力した本だ。
こちらの本とDVDは退院してからじっくりと楽しんだ。
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