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2007/10/14

今夜のNHKスペシャル

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夕方の散歩の時にようやく愛想の良いイナゴに合うことができた。夕日が眩しくて、きたきつねのことが見えなかったのかもしれない。

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稲刈りが早かったのと、残暑が長引いたためか、曾孫生えがしっかりと育って米が実っていた。収穫すれば相当な量が取れるだろう。

今夜のNHKスペシャルは「世界がコシヒカリを作り始めた」という特集だった。世界中から安いコシヒカリが入ってくる可能性があるということで、自給率39%が将来12%まで落ちる可能性があるということだ。

先進国で最低の食料自給率39%というのは、畜産も含めてのことで、餌に使う穀物はほとんど輸入しているから、実際には穀物自給率28%というのが本当の姿だ。食料の輸入が止まれば、数字だけでいえば、国民の72%は餓死する計算になる。実際には、配分の問題がでるので、それよりももっと酷いことになるだろう。

農業を棄て、食料の自給を軽視する国に将来があるのだろうか。食の安心・安全は、農薬や賞味期限の問題ではなく、将来自分自身が飢えないことのほうが大切だと思うけれど、違うだろうか。

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