ノーベル平和賞
ゴア元アメリカ前大統領とIPCCがノーベル平和賞の受賞が決定した。
『不都合な真実』については、強硬な反対派がいるけれど、悲観論者のきたきつねは大筋で間違っていないと思う。このままでは、地球文明はカタストロフィーを迎えることになる可能性は高い。
チェコのクラウス大統領がゴア前米副大統領のノーベル平和賞受賞決定を、「ゴア氏の活動と世界平和の関係はあいまいだ。ゴア氏が現代文明を築いた基盤に疑問を広げている実態は、決して平和への貢献ではない」と批判する声明を出している。
現代文明を築いた基盤が、現代文明の息の根を止めようとしていることを世界に知らせようとしているアル・ゴアの活動は正しい。
石油で大もうけしている連中は、自分の存在を否定する地球の温暖化を認めたくないのだ。
地球温暖化に加えて、石油生産自体は、ピークオイルを迎えることで、現在の社会システムを維持することも難しくなる。この辺りについては、オイルピークを見据えたエネルギー関連研究戦略検討委員会の成果報告書に詳しい。
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